『現代社会主義を考える―ロシア革命から21世紀へ』
溪内 謙(たにうち・ゆずる) 19880120 岩波書店,246p.
■溪内 謙 19880120 『現代社会主義を考える―ロシア革命から21世紀へ』,岩波書店,246p. ISBN-10: 4004300045 530円 [amazon]
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
1枚岩の党、その1党による強権的な支配、社会主義国同士の武力衝突…。社会主義の現実は、人間解放、国家の死滅といった革命の理想から大きくかけ離れている。何がこの乖離を生んだのか。スターリン体制への転機となった1920―30年代のソ連政治を見直しつつ今日の「ペレストロイカ」の意義を考え、社会主義再生への道をさぐる。
■目次
第1章 ロシア革命70年(社会主義 思想・運動・体制)
第2章 ナショナリズム(いまなぜナショナリズム ロシア革命と民族問題 一国社会主義 ナショナリズムを超えて)
第3章 国家(問題の所在 なぜ「党」を問題にするか? 1党支配 1枚岩としての党 党の「国家化」 社会から国家へ)
第4章 現代社会主義(ロシア革命―「2重の性格」 スターリン主義 非スターリン化)
第5章 展望(E.H.カーのロシア革命観 歴史的展望のなかの社会主義)
■紹介・引用
■書評・言及
*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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