『「ことなり」の現象学――役割行為のオントプラクソロギー』
小林 敏明 198711 弘文堂,233p.
last update: 20130619
■小林 敏明 198711 『「ことなり」の現象学――役割行為のオントプラクソロギー』,弘文堂,233p. ISBN-10: 4335160135 ISBN-13: 978-4335160134 欠品 [amazon]/[kinokuniya] ※:[広田氏蔵書]
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
斬新な視点からハイデッガー、デリダ、木村敏、広松渉、丸山圭三郎らのテクストを読み解きつつ独自の〈ことなり〉論の展開をめざす。抑制の利いた筆致の中に「反形而上学」への強い意志がにじみ出る好著。
■目次
1章 問題としての〈こと〉と〈もの〉
自己と〈こと〉
精神病理の時間
役割と〈もの〉
2章 存在論的差異をめぐって
〈あるもの〉の存在論的意味
Seinを〈こと〉として改釈すること
3章 物象化・差異・ことなり
物象化論の間隙
差異のアントロポロギー
〈ことなり〉の思想
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:能勢 桂介