『岡村昭彦集 6 ホスピスへの遠い道』
岡村 昭彦 19870320 筑摩書房,409p.
last update:20101027
■岡村 昭彦 19870320 『岡村昭彦集 6 ホスピスへの遠い道』,筑摩書房,409p. ISBN-10:448076206X ISBN-13:978-4480762061 \2730 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
・「BOOK」データベースより
世界史の現場から21世紀の問題を見据えた国際ジャーナリスト20年の軌跡。'70年代から世界各国に急速に広がり始めたホスピス運動。その創始者の生涯をたどり、世界各地のホスピスのルーツを追った著者渾身のルポルタージュ。
■目次
序 人権運動としてのホスピス
T アイルランドから見える世界の広がり
1660〜1760年のイギリスいおける異常心理
アイルランドから見える世界の広がり
ダブリン市内での資料探訪の7日間
メアリー・エイケンヘッドの生まれた土地
再びダブリンへ――2つの精神病院を訪れる
U われわれはいま、どんな時代に生きているのか
1 日本における2か月間――名古屋ゼミ・詩・長い前文
2 アトキンソン女史の証言 1――17世紀イギリスの植民地下のアイルランド
3 アトキンソン女史の証言 2――近代ホスピスの引き金・クロムウェル軍の強奪と略奪
4 われわれはいま、どんな時代に生きているのか
V 人間の健康な部分と病院という虚構について
1 人間の健康な部分と病院という虚構について
2 サミュエル・ベケットの描く世界――セント・ジョゼフ・ホスピスとその周辺
3 ソンダーズ女医の感謝の手記――ダブリンのメアリー・エイケンヘッド看護学校の『年報』(1962〜63)から
W 市民ホスピス
《ドン・キホーテ》の死と《ギール》の街の人々
リヨンの市民ホスピスの案内を読む
リヨン―パリ、そしてオテル=デューと市民ホスピス
X マザー・エイケンヘッドの娘たち
1884年につくられたオーストラリアのホスピス
マザー・エイケンヘッドの娘たち――シドニーからの報告
絶筆 患者不在の“人権宣言”
補遺 「ホスピスへの遠い道」からの出発(木村 利人)
解説(岡部 伊都子)
解題(岡部 伊都子)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩田 京子