HOME > BOOK >

『灰色のバスがやってきた――ナチ・ドイツの隠された障害者「安楽死」措置 』

Lutzius, Franz 1987 Der Euthanasie-Mord an behinderten Kinderen in Nazi-Deutschland, Popular Verlag, Essen
=19911205 山下公子訳,草思社,277p.

Tweet


このHP経由で購入すると寄付されます

■Lutzius, Franz 1987 Der Euthanasie-Mord an behinderten Kinderen in Nazi-Deutschland, Popular Verlag, Essen=19911205 山下公子訳,『灰色のバスがやってきた――ナチ・ドイツの隠された障害者「安楽死」措置』,草思社,277p. ISBN-10: 4794204450 ISBN-13: 978-4794204455 2200 [amazon][kinokuniya]  ※

□Lutzius, Franz 1987 Der Euthanasie-Mord an behinderten Kinderen in Nazi-Deutschland, Popular Verlag, Essen=1991 tr. by Yamashita, Kimiko (山下 公子), Soshisha (草思社), 277p. <441,443>

■広告

内容(「BOOK」データベースより)
大戦中、ナチが組織的に殺害していったのはユダヤ人ばかりではない。ドイツ本国と占領地のすべての障害者もまた、「安楽死」の名の下に整然と殺されていった。その数は25万人といわれている。にもかかわらず、近年になるまでこの「事実」はあまり知られてはいなかった。本書の著者は、西部ドイツのある障害児施設の沿革を取材するうちに、このナチによる障害者殺戮の恐るべき記録に出くわした。この施設からだけでも800名近くの収容者が、「灰色のバス」に乗せられて行く先もわからぬ地へと強制移送され、そのほぼ全員が、二度と帰っては来なかったという。本書は、それらの犠牲者たちのたどった運命を、すべて事実にもとづいて生々しく再現したノンフィクション・ノヴェルである。

内容(「MARC」データベースより)
大戦中、ナチが組織的に殺害していったのはユダヤ人ばかりではなかった。近年まで知られることのなかった、ドイツ本国と占領地内で「安楽死」の名のもとに死に追いやられた25万人の障害者たちの存在。衝撃の事実を再現したノンフィクション・ノベル。



Yamashita, Kimiko(山下 公子) 1991 "Tranlator's Afterwards"(「訳者あとがき」), Lutzius [1987=1991:265-277] <441>

■言及

◆立岩 真也 2013/05/20 『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版,973p. ISBN-10: 4865000062 ISBN-13: 978-4865000061 1800+ [amazon][kinokuniya] ※

◆立岩 真也 1997/09/05 『私的所有論』,勁草書房,445+66p. ISBN-10: 4326601175 ISBN-13: 978-4326601172 6300 [amazon][kinokuniya] ※


UP: REV:20160523
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK 
TOP HOME(http://www.arsvi.com)