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『抑うつ症候群』

広瀬 徹也 19860515 金剛出版,189p.

last update: 20140225

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■広瀬 徹也 19860515 『抑うつ症候群』,金剛出版,189p. ISBN-10:4772402330 ISBN-13: 978-4772402330 欠品 [amazon][kinokuniya] ※:[広田氏蔵書] d05.

■内容

(「BOOK」データベースより)
うつ病ないしうつ状態は、いわゆる内因性うつ病のほかに、数多くの病態を含む。著者は東大入局以来、「抑うつ症候群」の名称でそれらをまとめて考察する立場を採ってきた。たとえば、似た症状を示す不安神経症とうつ病を従断的に観察する方法により、ほぼ同じ疾患であることを突きとめ、近年、アメリカでも同じことが言われていると指摘する。また、内因性うつ病と神経症性うつ病の二分法は臨床に合致しない点が多いが、著者は笠原嘉の類型論が有効であるとしながらも、それに該当しない「逃避型抑うつ」を提唱する。さらに老年期うつ病の扱いに独自の観点を打ち出し、自殺防止についての長年の経験を披瀝し、合わせて困難とさせているうつ病者の精神療法の要諦を詳述する。

■目次

第1章 抑うつ症候群の概念
第2章 不安と抑うつ―“不安発作―抑制型”うつ病をめぐって
第3章 逃避型抑うつ
第4章 老年期うつ病
第5章 うつ病と自殺
第6章 うつ病の精神療法
第7章 躁うつ病の経過類型
第8章 躁うつ病の慢性化と遷延化
第9章 躁うつ病の残遺状態と人格変化

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:志知 雄一郎
UP: 20140208 REV: 20140225
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