HOME > BOOK >

『体外受精 過去・現在・未来』

Fishel, S ; Symonds, E.M. eds. 1986 In Vitro Fertilization: Past, Present and Future,IRL Press, Oxford,England. 288p.
=19870715 廣井 正彦 監訳,中央洋書出版部,292p

Tweet
last update:20161124

このHP経由で購入すると寄付されます


■Fishel, S ; Symonds, E.M. eds. 1986 In Vitro Fertilization: Past, Present and Future,IRL Press, Oxford,England,288p. =19870715 廣井 正彦 監訳 『体外受精 過去・現在・未来』,中央洋書出版部,292p ISBN-10:4924679240 ISBN-13:978-4924679245 10000+ [amazon][kinokuniya]欠品 ※ d/r01

■内容

【本書:Fishel, S(Editor) & Symonds, E.M.(Editor)による序文より】

 ヒトの体外受精(IVF)は臨床的な部門である。それは産科婦人科の分野での専門領域である不妊症の、さらにやや特殊な領域でもある。ヒトのIVFはまた科学的な部門でもあり、研究上の部門でもある。臨床的にも科学的にも実際に行っている者たちは、IVFのあらゆる分野について一般の人々が広範な関心を持っていることに気づいているが、社会のさまざまな階層によって表現される印象や議論や圧迫から離れることは出来ない。事実、社会は専門家と素人との2者間の対話を期待している。
 体外受精は哲学者、神学者、道徳論者、倫理学者、政治家、州議員、法律学者、社会学者や宗教団体や法人などの興味を惹起した。彼らは体外受精の種々の分野に対する深い関心を表明した。しかし一種属として、人類の出来事に対する我々の興味は、我々自身の繁殖以外の問題で騒々しくわめきちらすことはまずない。前世代まではヒトの生殖を制御することについて疑問や決定をせまられることはなかった。本書の各ページにのべられる多くの事柄についての討論を検討し、それに参加することは魅惑的である。
 本書は体外受精に関係する多くの部門で活躍中の国際的な専門家たちの共同作業によって完成されたものである。

■目次

体外受精(IVF)の歴史的展望
不妊症の夫婦
卵胞の発育, 排卵と卵巣刺激剤の使用
不妊女性の内分泌的評価
超音波装置による排卵
腹腔鏡下採卵法
実験室でのヒト体外受精の準備
アンドロジーと体外受精のための精液の準備
ヒト受精卵の体外での発育
胚移植
今日の体外受精計画の多様性――入院患者と外来患者の治療
体外受精を受ける患者の管理――看護
体外受精の患者のための看護――カウンセリング
倫理論争
法的状況
ワーノック報告と諸外国の報告の現状
イギリスの体外受精政策
試験管ベビー ――子供,家族,社会
体外受精:将来
体外受精のためのコンピューター化

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20161124 REV:
産・生 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)