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『続 日本人の脳――その特殊性と普遍性』

角田 忠信 19851201 大修館書店,289p.


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■角田 忠信 19851201 『続 日本人の脳――その特殊性と普遍性』,大修館書店,289p. ISBN-10:4469211281 ISBN-13:978-4469211283 \1680 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

■目次

はしがき
“日本人の脳”とその後の展開
日本人の原点――情動機能の特徴
子音と母音の脳内競合と日本語の特徴
外国語学習と音楽
幼児外国語教育への疑問
[対談]日本人と外国語(渡部昇一・角田忠信)
人の脳にみられる自律系の非対称性
40、60システムについて
時間と空間の数情報処理の統合システム
化学物質の分子量と40、60システム
人の脳に見出される年輪システム
宇宙の中の人間

■引用

はしがき
「 脳の高次機能については、これまで感覚を使って研究するという視点に欠ける憾みがあった。医学領域の人の脳の研究対象は精神病や、脳損傷例に限られることが多く、脳の病態から正常な脳の高次機能を理解するという立場が主流を占めていた。このような膨大な臨床例の蓄積から構築された大脳生理学は絶大な貢献をしてきたが、脳損傷例の知見がそのまま、正常な脳の働きにつながるかという疑念を晴らすことができていない。局部的な脳の機能異常であっても、それは脳全体の統合的働きに重大な支障をもたらすから、人間のもつ特徴といえる知的で文化を創造する高次機能は正常な脳の研究によらざるを得ない。」(p.4)

■書評・紹介

■言及



*作成:石田 智恵
UP:20081028 REV:20090710
身体  ◇身体×世界:関連書籍 1980'  ◇BOOK
 
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