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『乳児の発達診断入門』

田中 昌人 19851105 大月書店,241p.


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田中 昌人 19851105 『乳児の発達診断入門』,大月書店,241p. ASIN: B000J6RE0Y 1500 [amazon] ※
■引用

 「障害の多くは、乳児期に発見されます。予知ができ、はっきりそれがあらわれてくるまでに、予防医学的なとりくみ、早期リハビリテーションによって改善できるものもあります。障害がはっきりしてきても、二次的な不適応症状をなくしていくことはできはじめています。障害のために能力の発達や人格の形成を貧困にすることはふせげます。むしろ、障害を克服していくねばり強い努力が人格の形成に積極的な意義をもたらすように、また家族に障害や発達についての正しい理解がえられるように貢献することができはじめています。こうして障害のある赤ちゃんに協力する関係をひろげることができはじめています。こうして障害のある赤ちゃんに協力する関係をひろげることができはじめています。障害を予防し、障害を重くしないようにし、しかも残された障害の重さは、発達保障のとりくとみによって社会的価値の重さをしめすものとして、そこから多くの教訓を引き出して、人類進歩の共同の財産としてその重荷をわかちあうことができはじめているのです。」(田中[1985:225])


UP:20101112 REV:
田中 昌人  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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