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『ナチズムと大学――国家権力と学問の自由』

山本 尤(やまもと・ゆう) 198508 中央公論社,中公新書,192p.

last update:20120221

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■山本 尤 198508 『ナチズムと大学――国家権力と学問の自由』,中央公論社,中公新書,192p. ISBN-10:4121007751 ISBN-13:978-4121007759 \520 [amazon][kinokuniya] ※ eg-naz

■内容

■目次

まえがき

T 非ドイツ的精神の追放
 1 二十世紀の梵書
  ベルリン・オペラ広場
  各地の梵書
  大学教授のアジ演説
  梵書の歴史
  新聞の報道
 2 ナチ学生同盟
  ナチ学生同盟の抬頭
  ナチ革命のテーゼ
  スパイ活動とさらし柱
  一転して押え込み
  ナチ式新入生歓迎式
 3 不適格教授の解職
  大統領命令と全権委任法
  公務員制度再建法
  追放された教授たち
  反ユダヤ主義

U ドイツの大学の歴史
 1 大学の自治の歴史
  教師と学生の共同体
  ドイツの大学創設
  大学改革の試み
 2 ワイマールの大学
  大学の保守的性質
  共和制擁護の学者たち
  価値判断から自由な学問
  正教授中心の大学

V ナチの大学管理体制
 1 急速に進む統制
  学生定員の大幅な削減
  急激なナチ化の波
 2 ナチの大学行政への介入
  指導者原理の導入
  帝国文部省の設置
  褐色の大学
  画一化の内実=権限の錯綜
  大学行政介入の失敗
  五つの学長任命方式

W 褐色の大学の内情
 1 ナチの学問
  大学へのナチの期待
  ヒトラーの学問観
  ドイツ的物理学、レーナルトの場合
  シュタルクの場合
  褐色のドイツ文芸学
  文芸学における友=敵の図式
  トーマス・マンの名誉博士号剥奪
  古くからの民族主義的伝統
 2 大学教授のタイプ
  ナチに対する学問の態度
  フライブルク大学の講義題目の推移
  ハイデルベルク大学の場合
  ベルリン大学の場合
  教授たちの姿勢
 3 大学人の抵抗
  ブラウンシュヴァイク工大の抵抗
  ヒトラー暗殺計画
  白ばら運動とフーバー教授
  抵抗の神話

X 三人の大学教授
 1 カール・シュミット
  ワイマール大統領政府の理論的支柱
  独自な友=敵理論
  『合法性と正統性』
  状況法学
  ナチ党への傾斜
  レーム粛清事件
  ナチ党からの攻撃開始
  象牙の塔へ
  現状分析的学問の限界
 2 エルンスト・クリーク
  政権掌握以前からのナチ党員
  クリークの経歴
  『職業としての学問』対『学問の革命』
  一九二〇年代のリベラル左派
  ワイマールへの失望
  「第三帝国」の提起
  ナチの御用教育学者
  クリークの構想する大学教官アカデミー
  一種の国内亡命へ
 3 マルティン・ハイデガー
  『存在と時間』の哲学者
  フライブルク大学の学長に
  学長就任講演
  ナチ党からの脱党
  ナチ思想との親近性

Y 実現しなかったナチの新しい大学
 1 在来の大学へのナチの不信
  後継者難
  大学教授資格授与規定
  共同体キャンプ
  思想教育のための大学教官アカデミー
 2 ナチ党による新しい大学設立構想
  党エリートの養成学校
  騎士団の城
  ランゲマルク学習
  ローゼンベルクの新しい大学構想

おわりに――戦後の反省
 敗戦
 占領軍の非ナチ化政策
 良心の点検
 冷戦下の大学
 一九六〇年代の学生紛争
 社会のなかの大学制度

あとがき
参考文献

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20120221 REV:
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