『言語ゲームと社会理論――ヴィトゲンシュタイン・ハート・ルーマン』
橋爪 大三郎 19850830 勁草書房, 224p.
■橋爪 大三郎 19850830 『言語ゲームと社会理論――ヴィトゲンシュタイン・ハート・ルーマン』,勁草書房,224p. ISBN-10: 432615148X ISBN-13: 978-4326151486 \2415 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
本書は二つの対立する法理論(ハート,ルーマン)の検討を通して,言語ゲームのアイデアを新たな社会理論へと結晶させようとしている
■目次
序
第1章 <言語ゲーム>――ヴィトゲンシュタイン――
1・1 <言語ゲーム>への関心
1・2 ヴィトゲンシュタインの生涯と思想
1・3 前期理論のエッセンス
1・4 言語と思考
1・5 写像理論の綻び
1・6 主体の解体
1・7 数学の言語ゲーム
1・8 数学と論理学
1・9 <言語ゲーム>の超テクスト
1・10 <言語ゲーム>のエッセンス
1・11 最期のヴィトゲンシュタイン
注
第2章 ゲームとしての法―ハート―
2・1 法の実証論
2・2 ハートの法理学
2・3 ゲーム/ルール
2・4 一次ルールと二次ルール
2・5 ゲームとしての法
2・6 古典的法理論
2・7 審判のいるゲーム
2・8 法的世界
2・9 法の体系
2・10 ゲームの内と外
2・11 言語ゲームと権力論
注
第3章 予期 VS ゲーム―ルーマン―
3・1 法の予期理論
3・2 パーソンズとルーマン
3・3 法・規範の実証問題
3・4 「原初的」メカニズム
3・5 予期の配列
3・6 予期の反射と規範投射
3・7 予期の相互作用
3・8 「規範的予期」概念への疑問
3・9 予期とルール―空間論的な接近へ―
注
あとがき
文献
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治