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『普通学級に入って自立を探る――障害児とかかわる親・教師・介護者の記録』

北村 小夜・小山 益男・斉藤 洋幸 編 198503 明治図書,197p.

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last update: 20190217

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北村 小夜・小山 益男・斉藤 洋幸 編 198503 『普通学級に入って自立を探る――障害児とかかわる親・教師・介護者の記録』,明治図書,197p.ISBN-10: 418001503X ISBN-13: 978-4180015030 欠品 [amazon][kinokuniya] ※ e19. e02. a02. ms

■内容

この本の基になった「春ちゃん日記」は、複数であるためお互いの連絡の必要からうまれた。単なる連絡にとどまらず、楽しい報告や、愉快な提案もあり、真剣な討論も行われている。(本書p2)

■目次

はじめに―介護とは

第1章 就学にむけて
   1.長男春一のこと
   2.地域の子どもと地域の学校へ
   3.春一君にとって完全参加とは

第2章 大田区六強小学校一年生―担任は小山益男
   1.私は春一君の担任を希望した
   2.春一君の学校生活
   3.介護の仕事はプロレスごっこか

第3章 二年生に進級―担任は中溝大人
   1.学級通信パンダ1000号に及ぶ
   2.陽光ゼミのメンバーにより介護はじまる
   3.介護とは・・・40分の1になること
   4.春一よ、立て!歩け!
   5.「春ちゃん、がんばれ」
   6.人が育つとき、人が変わるとき
   7.介護人というのははっきりしない立場だ
   8.みかんどろうぼう

第4章 教室をめぐる論争
   1.「三年生になるのだからひとりでやろうよ」
   2.未公認はいい―マイペースで行こう―
   3.エレベーター設置はよいことか、悪いことか

第5章 三年生に進級―クラス編成がえ―担任は渡辺芙美子
   1.「困っている人がいたらどうしますか」
   2.みんなで上手に車椅子を押そう
   3.「春ちゃん係」の提案否決
   4.教室にゴザがあったらみんなでゴロゴロ
   5.渡辺学級通信『広場の詩』の中の春ちゃん

第6章 四年生に進級―教室は二階
   1.介護は十人十色
   2.介護者はもっと意地悪く
   3.夢で春ちゃんが歩いた
   4.代わりにやってあげる楽しさより
   5.「宿題やっていないから学校行かない」
   6.春ちゃんは女の子じゃないとダメ
   7.春ちゃんとクラスの子どもたち

第7章 春一君の介護をした人々から
   1.共に学びあえる地域の学校をめざして
   2.春ちゃんごめんね
   3.ほどよい距離を
   4.春ちゃんに介護された私
   5.導火線になろう
   6.今、ハワイで勉強していきます
   7.「給食を食べにくるお兄さん」より
   8.春から夏―キラメキ輝く日々―
   9.私自身の成長のために

第8章 春一君にかかわるグループ紹介
   1.らんがく舎のこと
   2.陽光ゼミナールのこと
   3.太田特殊教室を考える会

あとがき

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:本岡 大和 更新:安田 智博
UP: 20090223 REV:20190217
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