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『数字で語る――社会統計学入門』

Zeisel, Hans 1985 Say It with Figures, 6th edition,Harper & Row
=20050311 佐藤 郁哉 訳,新曜社,286p.

last update:20120209

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■Zeisel, Hans 1985 Say It with Figures, 6th edition,Harper & Row =20050311 佐藤 郁哉 訳 『数字で語る――社会統計学入門』,新曜社,286p. ISBN-10:4788509326 ISBN-13:978-4788509320 \2625 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

内容(「MARC」データベースより)
ベストセラーになった、統計的社会調査に関する最良の入門書、第6版の翻訳。パーセント数値の機能、3次元以上のクロス集計表、指数、実験による証明など、統計的社会調査の「基本の基本」について平易に解説した教科書。

抜粋
社会科学における調査がそれ一つだけで疑問の余地の全くない明快な結論を出せるということは、きわめて稀である。実際、社会科学の研究法は不完全なものであることが多く、その結果の解釈に際しては慎重さが要求されるのである。そのような状況で、トライアンギュレーション、つまり、それぞれ信頼のおける技法を用いて別個におこなわれた複数の調査によって同じ結果が支持される場合には、調査結果の説得力は増すだろう。問題によっては、トライアンギュレーションによって調査知見の精度が高くなることもあるだろう。別の場合には、トライアンギュレーションは、因果関係の存在の有無に関して為される推論を、最終的に確証するものになるだろう。(「第14章 トライアンギュレーション(方法論的複眼)」より)

■目次

訳者あとがき

第5版への緒言
初版への緒言から

第T部 数字による表現の仕方
 第1章 パーセント数値の機能
  比較を容易にする
  実数にとらわれないようにする
  因果関係についての示唆
  パーセントとパーセント・ポイント
  議論の出発点における誤り
  天井効果
  まとめ
 第2章 パーセントの表示法を巡るいくつかの問題
  実数とパーセント
  合計が100を超えるパーセント
  小計
  小数点以下の桁数
  パーセント、パーミル、10万分率
  特殊な比率
  表に解説文(キャプション)が必要になる時
  パーセントの連鎖
  「100人のうちで」
  グラフ
  棒グラフで示した表
  一目で分かる計算結果
  「ゲシュタルト」
  1つの図は数字千個分にも匹敵する
  まとめ
 第3章 パーセントを縦にとるか、横にとるか
  原因と結果の関係についての原則
  「原因」の曖昧さ
  情報を掘り起こす
  サンプルの代表性に関する注意事項
  合計欄
  まとめ
 第4章 DK(わからない)とNA(無回答)の取り扱い
  正当なDK
  調査上の失敗としてのDK
  調査上の失敗としてのDKについて、してはいけないこと
  調査上の失敗としてのDKについて、なすべきこと
  DKの数を減らすための工夫
  数に関する質問
  不定数詞(大まかな数表現)
  特別の意味を持つDK
  解答者の記憶を喚起するテクニック
  正当なDKの数を減らすテクニック
  統計的なウソ発見器
  国勢調査で20万7000人分のDKが解消された例
  まとめ
 第5章 3次元以上のクロス集計表
  次元の縮減の問題
  縮減の原理の図解表現
  2分割する
  平均値で特定の列を代表させる
  順位の分布
  3分法を縮減する
  4次元の表
  まとめ
 第6章 指数
  習慣的評価にもとづく指数
  複雑な平均値
  指数の対象と指数の計算式
  曖昧な名称にまつわる問題
  「加齢」の影響
  野球に関する指数
  オリンピックの十種競技におけるスコアの算出法
  相互に関連性のあるパーセンテージ
  ソシオメトリック指数
  スピアマンの順位相関係数
  カスタムメイドの指数
  まとめ

第U部 因果分析の方法
 第7章 クロス集計は分析を精密化する
  クロス集計の目的
  クロス集計のタイプ
  第3の要因の導入は分析を精密化する
  ゼロに近い相関関係
  追加要因は限定条件を明らかにする
  追加要因が独自の影響を及ぼす
  まとめ
 第8章 実験による証明
  問題
  無作為化対照実験
  無作為選択という奇蹟
  差別的処遇
  実験結果の一般化
  実験群と対照群の設定
  統計的誤差
  自然実験
  折半法による実験
  まとめ
 第9章 実験以外のデータ分析
  問題の違い
  完全な説明
  部分的な説明
  見かけの相関
  部分的に見かけの相関
  相関が逆転される場合
  見かけの無相関
  真の相関と見かけの相関
  「事前」と「事後」の比較
  横断的比較分析
  まとめ
 第10章 回帰分析
  散布図
  相関係数
  平均値への回帰
  回帰の誤謬
  変化の大きさはどれくらいか?
  どの程度の説明力があるか?
  重回帰分析
  回帰分析の目的
  観察データにもとづく因果分析
  回帰分析の落とし穴
  まとめ
 第11章 理由分析T――説明図式
  「なぜ」を問う技術
  問題の明確化
  探索的聞き取り
  説明図式を構築する
  プッシュ・プルモデル
  理由のアセスメント
  多次元的なモデル
  「なぜ、そうしないのか」を尋ねる技術
  時間という次元
  引き金となる出来事
  決定におけるいくつかの局面
  選択の幅を狭めていくプロセス
  まとめ
 第12章 理由分析U――データの収集と解釈
  説明図式と質問票
  探りを入れる
  答えの裏付けをとる
  どこまでさかのぼって明らかにすべきか
  一次的な理由と二次的な理由
  まとめ
 第13章 パネル調査
  パネル調査の概要
  時間軸を含む概念
  移行と変化
  移行率と純変化率
  多元的な移行
  いくつかの時点にわたる移行パターン
  作戦分析
  顧客忠実度の測定
  誰がなぜ切り替えたのか
  バンドワゴン効果
  広告の効果
  原因と結果の逆転
  前回の聞き取りによるバイアス
  パネルからの脱落率
  まとめ
 第14章 トライアンギュレーション(方法論的複眼)
  トライアンギュレーションという概念の起源
  観察の繰り返し
  サンプルの不完全さについて推定する
  模擬実験の結果のトライアンギュレーション
  違う場所での経験
  反対尋問
  証拠を総合的に判断しないことによる誤り
  集計における誤りの訂正
  有罪評決を出しがちな陪審員たち
  まとめ


解説

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20120209 REV:
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