『皮膚―自我』

Anzieu，Didier（アンジュー，ディディエ）　1985　Le Moi- Peau，Bordos，
＝19931125 福田素子訳，言叢社，401+26p.

last update: 20190316

■Anzieu，Didier　1985　Le Moi- Peau，Bordos ＝19931125 福田素子訳，『皮膚―自我』，言叢社，401+26p.　ISBN-10:4905913470　欠品　[amazon]　[kinokuniya]※ m01b

■内容

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「BOOK」データベースより

乳胎児の母と子の交通の構造を用意する、接しあう皮膚面。そこから、自我の原初的構造としての〈皮膚‐自我〉が立ちあらわれる。エディプス段階以前の原幻想に視線をこらし、音や温度、嗅い、味覚、苦痛といった諸感覚の外被の生成が、いかに個体にとって重大な意味をもつか。その構造、機能、病像と超出の心的過程を解明する精神分析学の画期的論著。

「MARC」データベースより

エディプス段階以前の原幻想に視線をこらし、音や温度、嗅い、味覚、苦痛といった諸感覚の外被の生成が、いかに個体にとって重大な意味をもつか。その構造、機能、病像と超出の心的過程を解明する精神分析学の画期的論考。

■目次

第1部　発見
第1章　認識論的立場に基づく序
第2章　4連のデータ
第3章　「皮膚ー自我」の概念
第4章　ギリシアにおけるマルシュアースの神話
第5章　「皮膚ー自我」の形成
第2部　構造、機能、超越
第6章　「皮膚ー自我」の二人の先駆者：フロイトとフェダーン」
第7章　「皮膚ー自我」の機能
第8章　基本的な感覚運動区分の障害
第9章　自己愛的人格及び境界例における「皮膚ー自我」構造の欠陥
第10章　二種の接触禁忌、「皮膚ー自我」を乗り越える条件
第3部　主要な構成要素
第11章音響の外皮
第12章　温度の外皮
第13章　嗅覚の外皮
第14章　味覚の混乱
第15章　筋肉からなる第二の皮膚
第16章苦痛の外皮
第17章　夢のフィルム
第18章　補遺

解説　　渡辺公三
訳者・解説者略歴
ディディエ・アンジュー論文・著作目録
邦訳参考文献一覧
文献目録
症例一覧
固有名索引

■言及

◇港千尋　19930813　『考える皮膚』，青土社，294p.　ISBN-10:4791752627　2400　[amazon]　※

＊作成：近藤宏

UP：20080825　REV: 20090421, 20190316

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