『飢餓からの解放――南部アフリカの自立と協同組合運動』
佐藤 誠 19841010 芽ばえ社,214p.
last update: 20200212
■佐藤 誠 19841010 『飢餓からの解放――南部アフリカの自立と協同組合運動』,芽ばえ社,214p. ISBN-10: 4895790134 ISBN-13: 978-4895790130 欠品
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■内容
本書「あとがき」(213ページより)
一九八三年六月から一一月にかけて、私は他地域への旅行をはさんでジンバブエに三か月、モザンビークに一か月、いずれもジャーナリストの資格で滞在した。本書で書かれた内容は、この時の調査と見聞に基づいている。
南部アフリカの情勢は目まぐるしく変わる。モザンビークを離れてわずか半年後、それまで先鋭に対立していたモザンビークと南アフリカが和解の席につき、不可侵条約に調印した。いっこうに止まぬ旱魃は、ついに"南部アフリカの穀倉"ジンバブエをも食料輸入国に追いやろうとしている……。
■目次
序にかえて
T 独立四年目のジンバブエ
1 白と黒の間
2 農業における差別と再入植
3 再入植地を訪ねて
4 再入植の行方
5 独立後の協同組合政策
6 土地と農民・そのたたかいの歴史
7 薪、トラクター、お金
8 多国籍企業と「再入植」
9 国営農場
10 女性と家族――独立後の変動
11 協同組合、党、そして政府
12 ジンバブエ社会主義とは
U 飢餓とたたかうモザンビーク
13 飢えるモザンビーク
14 新農業政策の行方――共同村で
15 農業の社会主義改造――国営農場で
あとがき
■著者紹介
佐藤 誠(さとう・まこと)
1948年、東京生まれ。新聞記者を経て現在、英国リーズ大学政治学科博士課程在学中。
著書「協同組合の拓く町」(編著, 1984)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩ア 弘泰