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『夫と妻のための死生学』

水野 肇 19840410 中央公論社,223p.


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水野 肇 19840410 『夫と妻のための死生学』 中央公論社,221p. ISBN-10: 4120012905 ISBN-13: 978-4120012907 \927 [amazon][kinokuniya] →19860710(文庫版) 『夫と妻のための死生学』 223p. ISBN-10:4122013402 ISBN-13: 978-4122013407 \357 [amazon][kinokuniya] ※ et-t

■内容
(「BOOK」データベースより)
誰もが避けられない老いと死を考え老後への指針を示す。“ついの看取り”は誰がするのか、いかに死に対するか、死ぬ場所は自宅か病院か、医学は死に対し無力かなど、いま各家庭で話題にされている問題点を医学の役割と老人の精神面から捉える。

■目次
プロローグ――宗教のない人の死に方
 死の問題を考える
 死と宗教
 成人病と死因
 三人の有名人の死

糖尿病と私
 糖尿病とはどんな病気か
 治療の原則は食事療法
 死との出会い
 死は向こうからやってくる

ガンと医師
 ガン専門医はガンで死ぬか
 あるガン専門医の死
 ある心臓病専門医の死

健康観
 健康への意識革命
 健康に注意する三つの理由
 欧米人の健康観
 日本人の健康観

死生観
 文化・文明と死生観
 日本人と欧米人の死生観の相違
 死ぬ場所の問題
 死に対する恐れ

医学と死
 死の問題を考えるようになった背景
 「死」とはどんな状態なのか
 死の判定基準の変更のキッカケ
 脳死と臓器移植は別問題
 脳死と国民とのコンセンサス
 世界初の人工心臓埋め込み手術
 心臓の仕組みと働き
 人工心臓の歴史
 人工心臓実用化条件
 時期尚早だった人工心臓埋め込み手術

心臓移植の考え方
 医学上の問題点
 医学以外の問題点
 社会の倫理
 文明と人間の運命
 死生観への波紋

ホスピスとガンの宣告
 ターミナル・ケアーとしてのホスピス
 福祉・医療の全分野を包含したシステム
 ガンの末期患者の場合
 苦痛をやわらげる死生観
 ガンの宣告は是か非か

老化と長寿
 成人病との平和共存
 脳の老化と記憶力
 “すこやかに老いる”ために
 好ましい日常生活

必要な医学情報
 成人病
 健康
 検査

人間、いかに死ぬか
 キュープラー・ロスの五段階
 あきらめる
 寿命は定まっている
 遺伝とHLA抗原
 予防医学の新しい展開
 死の瞬間
 死にたいする態度

エピローグ

参考文献

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岡田 清鷹 
UP:20081027
死生学  ◇身体×世界:関連書籍 1980'  ◇BOOK 
 
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