『翻訳学問批判―日本語の構造、翻訳の責任』
柳父 章 19831215 日本翻訳家養成センター,214p.
■柳父 章 19831215 『翻訳学問批判―日本語の構造、翻訳の責任』,日本翻訳家養成センター,241p.ISBN-10: 4931049168 ISBN-13: 978-4931049161 \1785 [amazon]/[kinokuniya]
■内容
■目次
T翻訳学問への批判
日本言語学批判
一 言語学者の責任を問う
二 話しことばを切り捨てた言語学
三 言語哲学の貧困
四 方法の貧困
ソシュール言語学における誤訳、「価値」
翻訳哲学批判
一 ある、いる、ない―名詞化を拒むことば
二 存在表現、時間表現としての「いる」と「ある」の対立
三 確認と客体化の「た」、未確認、主体化の「ている」
U近代日本と翻訳
近代日本文への翻訳の影響―動詞現在形を中心に
ルソーはどう翻訳されてきたか
小林秀雄におけるルソーの誤訳
近代思想史における「天」と“nature”
日本人のものの考え方の筋道
V翻訳論の戦略
翻訳ができる、とは何か
翻訳に自覚的であれ―彼我の断層と翻訳語の責任
わが翻訳論の「告白」―日本の学問・思想の根拠をめぐって
W対談
日本言語学の方法と根拠を問う 田中克彦/柳父章
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岡田 清鷹