『学校をしっかりつかむ』
埼玉教育塾 編 19830615 現代書館,254p.
last update: 20110316
■埼玉教育塾 編 19830615 『学校をしっかりつかむ』,現代書館,254p. ISBN-10: 4768433162 ISBN-13: 978-4768433164 ASIN: B000J795GE \1680 [amazon]/[kinokuniya] ※ c10
■内容
・[外部リンク]現代書館HPより
教師は,常に生徒はやればできると考えている.やってもできない子がいると,生育歴だの身体性だの諸種の事情にかこつけて特異なケース扱いする.そして大多数の「できない」子らを「やらないからだ」と断じてはばからない.果してそうか.
■目次
はじめに 1
第一章 非行・校内暴力の構図――なぜ荒れるのか 9
一 学校・非行の文化 11
二 教師と非行の論理 25
三 校内暴力の構造 38
第二章 可能性の神話――やればできるのか 53
一 可能性への疑問 55
二 「能力」をどうとらえるか 67
三 「能力」と教育差別 82
第三章 管理の構造――指導とは何か 99
一 あらゆる校長はブッチャーである 101
二 すぐれた指導は管理をふくむ 119
第四章 学校再生の論理――生徒と共に生きるとは 143
一 教師は支配者である 145
二 教師は学校をつくる 170
第五章 教師にとって過激とは何か――共立・共生の倫理 191
一 村田栄一批判 193
二 「管理」と「指導」の弁証法 219
あとがき 253
■引用
■書評・紹介
■言及