『ねたきり老人の介助——自立のための手だすけ』
松村 扶 19820830 医歯薬出版株式会社,118p.
■松村 扶 19820830 『ねたきり老人の介助——自立のための手だすけ』,医歯薬出版株式会社,118p. ASIN:B000J7LBQQ [amazon]/[kinokuniya] ※ a02
■内容
昭和48年以降、著者は寝たきり老人問題に取り組み、介護技術の改善とその技術指導に当たってきた。厚生省社会局、東京福祉局、都立老人総合研究所、全国社会福祉協議会をはじめ、その他の各種団体の依頼をうけて、長年にわたって看護婦、保健婦、寮母の人達に研修を行ってきた。その経験のなかから、老人の残存能力を生かして、自立をめざした介護技術をようやく体系化することができた。(本書P. 2より)
■目次
序
すいませんの言葉
はじめに
第1章 介助・介護のあり方
1.「動き」は生きることの基本
2.「動き」のメカニズム
3.「動き」と重力への適応
4.「寝たきり」のメカニズム
5.寝たきりの予防
第2章 自立のための介助法
1.ベッドの生活における介助法
ベッドでの側方移動:自立
ねがえり:全介助
ねがえり:半介助
ねがえり:自立
起き上がり:半介助
起き上がり:手すり使用
起き上がってベッドに腰をかける:自立
ベッドから車椅子へ:全介助
ベッドから車椅子へ:半介助
ベッドから車椅子へ:自立
車椅子からベッドへ:全介助
車椅子からベッドへ:半介助
車椅子からベッドへ:自立
2.畳での生活における介助法
患者の運び方
からだを側方へ移動する:半介助
ねがえり:全介助
ねがえり:半介助
ねがえり:自立
起き上がり:全介助
起き上がり半介助
起き上がり:自立
立ち上がり:全介助
立ち上がり:半介助
立ち上がり:自立
立位から座位まで:自立
第3章 日常生活の自立のために
1.ベッド
2.室内用便器(ポータブル便器)
3.椅子または車椅子
4.寝たきりを防ぐための3つの器具
5.ベッドから便器への移動
6.ベッドから車椅子への移動
第4章 誰にもできる機能訓練
ブリッジ運動(尻上げ)
股と膝の開閉運動
腰の回転運動
足の運動:足を開く
足の運動:背屈
アキレス腱の運動
四つばい位のバランス運動
座位でのバランス運動
膝立ち位でのバランス運動:肩
膝立ち位でのバランス運動:骨盤
肩膝立ち位でのバランス運動
立位でのバランス運動:肩
立位でのバランス運動:骨盤
手すりを使用しての横歩き
手すりを使用しての歩行訓練
機能訓練を始める時期
第5章 腰痛予防体操
1.体操の基本姿勢
2.腹式呼吸のしかた
3.腹筋運動(1)
4.腹筋運動(2)
5.腰の捻転運動
6.腰の屈曲運動
7.骨盤の運動
8.アキレス腱の延長運動
9.膝交差おじぎ運動
10.腰の上下運動
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:本岡 大和