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『障害者殺しの現在』

八木下 浩一 19811025 JCA出版,231p.

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last update: 20191223

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八木下 浩一 19811025 『障害者殺しの現在』,JCA出版,231p. ISBN-10: 9831305434 欠品 [amazon][kinokuniya] w/yk03, d00k 神奈川A27-212

■内容


■目次

障害者殺しの歴史 5
 障害者殺しの歴史的推移 7
 私の生いたち 12
 障害者観の変化 14
 障害者とはなにか 16
 スウェーデンの身障者 18
 五〇年代の福祉政策 19
 障害者殺しの理由 20
 障害者殺しの実例 23
 小沢市議の投書をめぐって 24
障害者殺しの現在 29
 コロニー建設の風潮――六〇年代 31
 障害者自身の運動 32
 コロニー建設への疑問 33
 収容施設の問題点 34
 障害者にとっての障害とは 39
 地域社会との共存 42
 間違っている厚生省 49
 障害者の声 50
 スウェーデンの障害者の闘い 51
 アメリカの差別撤廃令 52
 障害者年への闘い 54
 障害者の親たち 56
 闘いの障害 59
 養護学校義務化とは 60
 障害者殺しの阻止 65
 日本の障害者の使命 68
 障害児に自由を 70
 全障研系運動批判 73
新聞記事にみる障害児・者殺し 83
スウェーデンの障害児教育 115
刑法改悪にみる障害者殺しの思想 129
エセ知識人の障害者殺しの思想 141
養護学校義務化と金井康治君 169
全障連の方向性と全障研の問題 177
国際障害者年資料 195
あとがき 229

■引用

「障害者というのは、親が生んだのだから親が面倒をみなくてはいけない。同時に親が始末しなくちゃいけない、始末できないから収容施設に入れてしまうのが当然だ。このあたりが、日本の国民感情の大部分を代表するものだと思っています。これが一番おっかないことです。つまり、国民がこぞって障害者殺しをやりなさいよといっているのです。[…]しかしながら、障害者自身がそれに気づいて、自分達で生きるんだということを主張するようになってきました。その結果、少ないけれども、地域社会で生活を始めていきました。」(pp.41-42)

■書評・紹介

■言及



*更新:増田 洋介
UP: REV:20191223
八木下 浩一  ◇障害者殺し  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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