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『家族の現象論』
芹沢 俊介(せりざわ しゅんすけ) 19810715 筑摩書房,226p.
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last update:20160926
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芹沢 俊介(せりざわ しゅんすけ)
19810715 『家族の現象論』,筑摩書房,226p. ASIN:B000J7X50Q 1600+
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欠品 ※ f04
■内容
家族の縮小化の傾向はなにがもたらしたのかという要因の分析ではなく、
こうした縮小化の傾向のはらむ戦後性を意味としてとりだすことの方に関心
がある。縮小化の要因の分析ではなく、縮小化がひそませている意味をどう
解釈するかである。こうした問題の立て方においてなら、家族の生活意識と
いう視線が、もう一人の子供を持つことを断念するという禁欲ないし制限の
行為に参加しうる余地が残されているとおもわれるからである。
〔本書:p.11より引用〕
■目次
序 どのように家族の現在を問題にするか
T 戦後家族の意識
戦後家族の禁欲と放恣
中流意識論
「家族の解体化現象」とはなにか
家族の現在
U 戦後家族の現実
象徴としての高島平
都市と農村の内面構造
身体的時間の逆説――子どもの自殺をめぐって
<イエスの方舟>の現象学
家族という他者――離婚について
あとがき
初出一覧
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩ア 弘泰
UP:20160926 REV:
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