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丸山 圭三郎 19810715 岩波書店,384p. ■丸山 圭三郎 19810715 『ソシュールの思想』,岩波書店,384p. ISBN:4000012207 ISBN-13: 978-4000012201 4200 〔amazon〕/[kinokuniya] ※ ■内容(本書のカバー折込部分より) 近代言語学の父、ソシュール。だが広く流布したその像をこえて、彼の仕事は何処に全体像を結ぶのか。言語機能と人間精神の関係への多様な思索は、人間諸科学の方法論と認識に実体概念から関係概念へというパラダイム変換を促し、構造主義以降現代まで、20世紀後半の思想の共通基盤を造った。本書は「一般言語学講義」原資料に拠って、原初の記号理論と思想の本質を明らかにする。精密な実証的裏付けと、神話やアナグラム研究の初の紹介とは、ソシュール研究の決定版として今後の眺望を拓くことになろう。 ■目次 まえがき T ソシュールの全体像 第1章 ソシュールの生涯とその謎 1 家族と幼年時代(1857―1869) 2 処女作「諸言語に関する試論」と《鳴鼻音》の発見 ――中等学校時代(1869―1875) 3 『覚え書』と学位論文――大学時代(1875―1880) 4 パリ時代(1880―1891) 5 ジュネーヴ時代(1891―1913) 第2章 『一般言語学講義』と原資料 1 ソシュール批判 2 『講義』の成立事情と、原資料 第3章 ソシュール理論とその基本概念 1 言語能力と社会制度と個人 ランガージュとラング ラングとパロール 2 体系の概念 価値体系としてのラング 連辞関係と連合関係 共時態と通時態 3 記号理論 言語名称目録観の否定 シニフィアンとシニフィエ 形相と実質 言語記号の恣意性 記号学と神話・アナグラム研究 註 U ソシュールと現代思想 第1章 ソシュールとメルロ=ポンティ ――語る主体への帰還―― 1 ムーナンのメルロ=ポンティ批判 2 コトバの非記号性 3 経験主義批判 4 主知主義 5 真の命名作用 第2章 ソシュールとテル・ケル派 ――貨幣と言語記号のアナロジー―― 1 ソシュールの用いた比喩 2 テル・ケル派の解釈と批判 3 ラングの価値とパロールの価値創造 第3章 ソシュールとバルト ――記号学と言語学の問題をめぐって―― 1 バルト批判 2 ソシュールの記号学 3 《原理論》としての記号学と、《構成された構造》の記号学 第4章 ソシュールとサルトル ――言語の非記号性と意味創造―― 1 非記号の記号化と、記号の非記号化 2 言語の内在する意味 3 外示(デノテーション)と共示(コノテーション) 註 V ソシュール学説の諸問題 第1章 ラングとパロールと実践 1 ラング概念の多様性 2 パロール概念の多様性 3 《構成された構造》と《構成する構造=主体》 4 《構成原理》の次元 5 個人的実践とパロール 第2章 シーニュの恣意性 1 パンヴェニストのソシュール批判 2 外的必然性と記号学的恣意性 3 分節言語の自立性と恣意性 第3章 言語における《意味》と《価値》の概念 1 二重のソシュール現象 2 『講義』自体に見出される疑問点 3 ピュルジェの仮説 4 二つの実現 5 価値と意義(シニフイカシオン)と意味(サンス) 註 参考文献 ソシュール手稿目録 ソシュール著作目録 事項索引 人名索引 ■引用 ■書評・紹介 ■言及 *作成:岡田 清鷹 UP:20080605 REV: 20081115 ◇身体×世界:関連書籍 1980' ◇BOOK |