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『いこうぜ元気印! 学校地獄からの脱出』(80年代別冊2)

保坂 展人 ほか編 19810729 野草社,147p.

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last update: 20191216

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■保坂 展人 ほか編 19810729 『いこうぜ元気印! 学校地獄からの脱出』(80年代別冊2),野草社,147p. ISBN-10: 4787781839 ISBN-13: 978-4787781833  欠品 [amazon][kinokuniya]

■内容

17ページより

 学校はいま、地獄だ。何百という生徒たちの声が訴えている。アクションラインの電話口から、街角でのインタビューから、寄せられた声から「地獄」という言葉がいくつか重なった。
 ぼくらの頃(10年前)だって学校は少しも天国じゃなかった。けれども「地獄」の少し手前あたりだったのかもしれない。そう言えば「学校は砂漠だ」というビラを出したことがあったのを思いだした砂漠から地獄丶丶へと日本の学校はこの10年でどん底へころがり落ちたのだ。
 この本はまず証言だ。いま学校で何が起こっているのか。生徒たちは何を感じ、思い、言おうとしているのか、そのことの証言だ。多くの場合、教育や学校の問題の語り手は、「教師」であり「学者先生」、あるいは「ルポライター」だ。この本は違う。ぼくらは教育や学校の事実を語るのにもっともふさわしいのは生徒自身だと考える。この本をきっかけに生徒自身の声が、学校の高い柵を超えて、もっともっと響きわたることを熱望する。


■目次

写真構成・アクションライン
脅しと圧迫の学校から自由になるために
報告・アクションライン
「必殺宙ぶらりん」という体罰
閉ざされた校門に挑む――がんばれ金井康治くん
アクション・パイン・ジュース
発言 街へ 原宿・新宿インタビュー
小松川高校新聞
仲間のことが心配だ
ツッパリ少年少女諸君
バイク三ない
俺たちの言いぶん
いこうぜ元気印!


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20191216 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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