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『社会政策』

石畑 良太郎 19810225 法学書院,演習経済学双書 8,改訂版,309p.

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last update: 20191125

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■石畑 良太郎 19810225 『社会政策』,法学書院,演習経済学双書 8,改訂版,309p.ISBN-10: 4587330817 ISBN-13: 978-4587330811 1200+ [amazon][kinokuniya] ※ sp

■内容

本書:1ページより

 われわれが日常生活を営む場合、国家による政策展開を等閑視してこれを行うことは、近来ますます不可能になってきている。とりわけ、「社会政策」と呼ばれる国家の政策は、われわれの日常生活のなかで不断に機能し、資本制社会の存立に多大の役割を果たしているのである。
 社会政策の概念規定については、多様な議論がなされているが、きわめて一般的に述べるならば、資本制国家による社会的諸問題、なかんずく労働問題への国家としての対応策の1つであり、資本制社会の長期的かつ安定的な維持を目的とする資本制国家の労働力政策と言うことができる。
 これを歴史的に展望すれば、基礎的な労働保護政策としての工場法によって端緒的な形態を確率し、次第に団体行動権をめぐる諸問題に対応する労働組合立法や、独占段階における各種の労働問題に対処する社会保険立法・最低賃金法等へと進展し、さらに加えて社会保障法等をも体系的に整備するに至るのである。
 本書は、法学書院編集部により企画された《演習経済学双書》の一環として、広汎多岐にわたる社会政策の各分野を、一応6章に分類し、そのなかで取りあげられる重要な問題や基本的な問題を体系的に整理して、これらに簡にして要を得た解説を付したものである。


■目次

第1章 総論
第2章 賃金問題
第3章 労働条件
第4章 失業・労働市場
第5章 社会保険・社会保障
第6章 労働組合・労使関係


■引用



■書評・紹介



■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP: 20191125 REV:
社会政策  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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