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『私も学校へ行きたい――教育を奪われた障害者の叫び』

岩楯 恵美子 著・「岩楯恵美子学校へ入る会」 編 19780620 柘植書房,271p.


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岩楯 恵美子 著・「岩楯恵美子学校へ入る会」 編 19780620 『私も学校へ行きたい――教育を奪われた障害者の叫び』,柘植書房,271p. ASIN: B000J8OFS6 1800 [amazon] ※ e19. d01 t02

■目次

 第一部 私の訴え――私は普通学校に入りたい
  第一章 私の生いたちと、奪われた子供時代
  第二章 差別に対する目覚め
  第三章 就学闘争の開始
  第四章 鍵をかけられた校門と差別を助長する教育
  第五章 閉ざされた校門を越えて――ある中学生たちとの交流
 第二部 岩楯闘争と「障害者」解放運動
  部落解放同盟は岩楯闘争に連帯する 部落解放同盟 西岡 智
  「新たな学校」へ向けて岩楯闘争が教育労働運動に問いかけるもの
    東京都教職員組合西多摩支部副委員長 武田 秀夫
  「養護学校義務化」政策は教育総体に何をもたらすか
    都立八王子養護学校教諭 小福田 史男
  「障害者」解放運動と「障害者」教育
    全国障害者解放運動連絡会議全国事務局長 楠 敏雄 165-184
  差別社会をつくりだす能力主義教育を打(ママ)
    全国障害者解放運動連絡会議全国副幹事長 荒木 義昭
  岩楯さんの手記を読む 月刊『医療の社会化』編集長 渡辺 鋭気
 第三部 岩楯さん就学運動の経過報告

■引用

◆第一部 私の訴え――私は普通学校に入りたい

・「私が十四歳のとき、祖母が病気のため亡くなり、その後二年間、祖母との生活が続きました。
 私が十六歳のときのことです。
 祖母も、私の世話ができなくなり、私は、東京の日本橋というところにあった老人ホームに入れられました。そこは寝たっきりのおじいさんやおばあさんが、三十名<0026<以上いました。そこで日常的に看護してくれる人は、三人しかいないために、[…]
 そして、十七歳も終わりのころ、都立府中療育センターに入所しました(七六年十月二十四日)」(岩楯[1978:26-27])

◆「障害者」解放運動と「障害者」教育 全国障害者解放運動連絡会議全国事務局長 楠 敏雄 165-184

 「さきごろ、日本共産党の理論機関紙『前衛』の十二月号に、私および私の属している関西「障害者」解放委員会、さらには全障連に対する「批判」が掲載された。たしかに資料や情報は、ことこまかに収集されているようであるが、しかし、その内容たるや[…]」 (楠[1978:165])
 「なおこの文章は、一九七五年十月に、雑誌『解放教育』に掲載したもの。および一九七七年六月に雑誌『解放教育』に掲載したものとを総合し、それらに加筆訂正を加えたものであります。」(楠[1978:184])


UP:20071117 REV:20141220  QLOOKアクセス解析
岩楯 恵美子  ◇障害者と教育
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