『子どもとサナトロジー――〔死〕ということをどう教えたらよいか』
■Rudolph, Marguerita 1978 Should the Children Know ?: Encounter with Death in the Lives of Children, Schocken 113p.
=19800825 久富 節子 訳,ナツメ社,146p.
■Rudolph, Marguerita 1978 Should the Children Know ?: Encounter with Death in the Lives of Children, Schocken 113p. ISBN-10: 0805206620 ISBN-13: 978-0805206623 [amazon]=19800825 久富 節子 訳,『子どもとサナトロジー――〔死〕ということをどう教えたらよいか』,ナツメ社,146p. ASIN: B000J867EG [amazon] ※ d01.
■引用
「死について教えたり、話し合ったりり、あるいは子どもの前でこの問題を持ち出したりすることは、専門家の間でも一般のレベルでも、何十年もの間タブーであり続けてきたが、この一〇年末、大きな変化が見られるようになった。死に関する研究報告が増え、専門誌や教育方面の刊行物の中に、死についての調査が載せられるようになると、各種の有名雑誌や、テレビというマス・メディアに、いくつもの論説が登場してきたのである。
ビジネス・ウィーク誌が死の教育について採り上げることなど、誰が予想し得ただろうか。ところが一九七六年四月五日の巻末特集記事に、「家族の死に対処する」という題のの記事を載せており、まさしく死の教育に関心を寄せて、心理学的、法律学的側面と、実際的な側面から、全国的に取り組んでいるのである。」(Marguerita[1978=1980])
ついでその記事の引用。その記事ではキューブラー・ロスと「サナトロジー(死の研究)と呼ばれる新しいコースをコロンビア大学医学部で教えているオースチン・H・クッチャー博士」が紹介されている。
■書評・紹介・言及
◆立岩 真也 2015 『死生の語り・2』(仮)
文献表