『現代医学の犯した過ち』
Lambert, Edward C. 1978 Modern Medical Mistakes ＝高橋 晄正 訳 19820420 『現代医学の犯した過ち』，白揚社，294p.
last update:20110715
■Lambert, Edward C. 1978 Modern Medical Mistakes ＝高橋 晄正 訳 19820420 『現代医学の犯した過ち』，白揚社，294p. ISBN-10: 4826900155 ISBN-13: 978-4826900157 ［amazon］／［kinokuniya］ ※ ms f02
■内容
■目次
訳者まえがき
まえがき
はじめに
序章
第1章 誤った医学概念
自家中毒／ワクチン療法／病巣感染／小児の胸線のX線治療／心筋への新しい血液の供給／脳への新しい血液の供給／骨折の接着治療／精神分裂症のインシュリン昏睡療法／胃の凍結
第2章 研究所内での事故と過ち
リューベックの惨事――BCG／ジエチレン・グリコール――スルファニルアミドのエリキシル剤／汚染されていた黄熱ワクチン／カッター事件――ポリオ・ワクチン／コーティングされた塩化ナトリウム錠／ヘキサクロロフェン
第3章 副作用
歯みがき粉と下剤――ピンク病／銀の防腐剤――青い皮膚／脱毛剤――中毒と死／頭痛薬と疼痛緩和剤――白血球の病気／結核治療における金――白血球の病気／痩せる薬――白内障／合成性ホルモン――女性の男性化／おできの治療――脳炎／コレステロール抑制剤――白内障・脱毛・性的不能／サリドマイド――奇形児と多発性神経炎／もうひとつのやせる薬――肺の高血圧／もうひとつの合成性ホルモン――女児に生じた膣ガン
第4章 過剰投与
酸素――未熟児に起こる失明の流行／ビタミンD――過カルシウム血症／もうひとつの頭痛薬――腎臓病の流行／下痢どめ――麻痺／ぜん息用吸入剤――突然死
第5章 未確定ながら可能性のある過ち
高血圧治療のための交感神経切除術／関節炎の痛みどめ／冠動脈性心疾患における抗凝固剤／発作性頭痛の予防薬
第6章 悲劇から学んだこと
試験の必要性――動物実験の価値／検証の必要性――患者での対照臨床試験の価値／発見とモニタリング――疫学の役割／態度の変化／行政における変化／科学的知識の進歩／過去の経験の価値
第7章 結論
追補＝日本医学の犯した過ち――――高橋晄正
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：能勢 桂介