『自由人のための知―科学論の解体へ』
Feyerabend, Paul, 1978,Science in a Free Society
=19820625 村上陽一郎,村上公子訳 新曜社,333+9p.
■Feyerabend, Paul, 1978,Science in a Free Society
=19820625 村上陽一郎,村上公子訳『自由人のための知―科学論の解体へ』,新曜社,333+9p.
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■目次
T部 理性と実践
1章 理性の神話ならびにその最も輓近の問題点BR>
2章 伝統とその役割
3章 理性と実践
4章 相対主義の要因
5章 諸規範の宇宙論的批判
6章 「何でもかまわない」
7章 日曜読者、文盲、そして宣伝屋
第U部 自由人のための科学
1章 三つの問い
2章 科学の優越が民主主義をおびやかす
3章 相対主義という名の怪物
4章 民主的委員会の判断が「真実」ならびに専門家の見解に対抗する決定を下す
5章 専門家というのは偏見に凝り固まった、にわかに信用し難い連中であり、専門家の勧めに従う前に必ずよく調べてみる必要がある
6章 占星術にまつわる珍らかな物語
7章 素人は科学を監視し得るし、またせねばならない
8章 方法論的議論によって、科学の他の伝統に対する優越を証明することはできない
9章 科学はその成果の故に他の伝統に優越するということもない
10章 自由社会にける科学の役割
11章 本書の考え方の成立まで
第V部 知識論――古くさいペテン
付論
大言壮語に関するささやかな話し合い
訳者あとがき
*作成:横田陽子