『薬害スモン』
亀山 忠典 他編 19770615 大月書店,279p. 1300
■亀山 忠典 他編 19770615 『薬害スモン』,大月書店,279p. ISBN:B000J8WWRC 1300 [amazon] d07.
■目次
はじめに
T スモン問題とはなにか
◇ スモン問題の歴史 ――「奇病」発生から「可部所見」まで――
◇ 世界最大の薬害 スモンはなぜおこったか ――その発生の土壌――
U スモン問題の科学的解明
第一章 スモンとキノホルム
◇ スモン研究の到達点
◇ スモンとキノホルム
◇ キノホルム説への疑問にこたえて
第二章 被害者の実態
◇ スモンによる被害の構造
◇ スモンの症状と機能障害の分析
◇ 一キノホルム被害者の訴え
第三章 キノホルム薬害を生みだしたもの
◇ スモンは予見できなかったか
◇ キノホルムの安全性は確認されていたか
◇ 体内に吸収された「難溶性」キノホルム ――配合剤の影響――
◇ 製薬企業の販売政策とキノホルム薬害
◇ キノホルム薬害と薬事行政
◇ キノホルム薬害と医師
◇ スモン訴訟における責任論
第四章 キノホルム被害者の救済・復権
◇ 人間らしく生きる権利の回復 ――スモンのリハビリテーション――
◇ スモンの治療とリハビリテーション
◇ 被害者運動のめざすもの
◇ キノホルム薬害事件の特質と被害者の復権・救済
◇ 薬の立場から見た救済制度研究会報告の立場
◇ 薬害救済制度のあり方
V 薬害根絶のために
◇ 薬害根絶のために――技術からのアプローチ
◇ 薬害根絶のために――薬害行政からのアプローチ
◇ スモン問題が提起したもの