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『囚人組合の出現――イギリス囚人運動序説』

Fitzgerald, Mike 1977 Prisoners in Revolt,Penguin Books.
= 19791220 長谷川 健三郎,法政大学出版局,りぶらりあ選書,343p.

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last update: 20200213

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■Fitzgerald, Mike 1977 Prisoners in Revolt,Penguin Books. = 19791220 長谷川 健三郎 『囚人組合の出現――イギリス囚人運動序説』,法政大学出版局,りぶらりあ選書,343p ASIN: B000J8BV9M 欠品 [amazon][kinokuniya] ※ c01

■内容

「まえがき」より(本書1ページ)

この本は、囚人たちの運動に関する本である。つまり、被収容者たちがみずからの物質的な状態についてばかりでなく、投獄されているという事実についても、抗議運動を組織しようとする努力をえがく。囚人たちは、ますます、かれらを刑罰施設に収容しておくひとたちの意図を問題にし、その意図を社会的な問題として検討することばを変革するこころみをしている。スウェーデンにおける最初の「組合」につづいて、アメリカのおおくの州、西ヨーロッパのいくつかのくにぐにでも、組合を結成するための調整のとれた努力がなされてきた。この本では、一九七二年五月に成立したPROP(プロップ、"Preservation of the Rights of Prisoners" [囚人たちの権利保存])というイギリスの囚人組合の出現を特に強調した。これに対する理解をふかめるために、アメリカ合州国の運動との比較分析をこころみた。この本の全体はトーマス・マティーセンの著作[Thomas Mathiesen, <<The Politics of Abolition>>, London, Martin Robertson, 1974]とスカンディナヴィアの経験によって方向づけられている。



■目次

第一章 投獄の諸機能
第二章 イギリスの刑罰政策――過去の発展ときたるべきもののかたち
第三章 監獄の中の人民
第四章 イギリスの囚人たちの抗議
第五章 PROP(「囚人たちの権利保存」)の起源と発展
第六章 アメリカ合州国における囚人組合の起源と発展
第七章 結論


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20200213 REV:
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