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『町かどの福祉』

秋山 ちえ子 19760710 柏樹社,219p.

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last update:20180919

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秋山 ちえ子 19760710 『町かどの福祉』,柏樹社,219p. ASIN:B000J9OGMK 850+ [amazon] ※ ds/ds

■内容


■目次

まえがき

T
デコ屋敷の守治さん
はだしの医者
全盲の電話交換手
ある少年の自殺
草刈り十字軍
身障者の合同結婚式
ハイカラおばあさん

U
兵役拒否青年と奉仕
手話と口話
三つ子の魂
世界一の福祉国、クエート
華麗なる老後
インドの人口抑制策
もうこれ以上は延ばせない

V
おいらく山岳会
オランダの身障者の町「ヘット・ドルプ」
人間みな家族
消された奉仕の心
気になる福祉切り捨て論
医療砂漠
時には意地悪娘に

W
障害児も一緒の幼稚園
老人養護受託制度
身障者とスポーツ
老人モデル住宅
気になる医者のつくられ方
イギリスのテレビ
かにた婦人の村

■引用

本書:pp.2-3より

 さて、「ウェルフェア」の「ウェル」は「良い」ということ、「フェア」は「行く」とか「電車賃」ということで、意味がありませんから「ウェルフェア」は「良い旅行」とか、ちょっと気どって「平穏無事な人生行路」ともいえます。これは直訳で、私たちが何となく理解している「福祉」とは「幸せ」ということではないでしょうか。
 一人一人の人間が「生きていてよかった」と思える生活ができるように。これは個人が各々できる努力をしたり、助けあったり、公の機関も加わったり、国が予算をとったりと、みんなのそれを求める心と行動があってはじめてできることだと思います。
 私は福祉の専門家ではありません。しかし福祉のことが気になって仕方がない人間の一人であることはたしかです。皆がもっといい気持ちで楽しく、「これでいいのだ」と思えるような生活がしたいと、強く願っているからでしょう。
 土、日を除いて毎日、十九年間も担当しているTBSラジオ放送「秋山ちえ子の談話室」の話題をまとめてみると、心身障害者、年寄り、公害、みどり等々、福祉に関係したことをたくさん話しています。
 その量は、ここ数年、ふえている感じです。住みにくさが強くなりつつあることもある △2 でしょう。「福祉」を叫ばなければならない必要度が高まっていることでしょう。特に、これまで置き去りにされていた障害を持った人々を、私たちの仲間に迎え入れて、一緒に喜びも悲しみも分かちあって暮らしたいと思う心が、放送の中に、そうした話題をふやしているのだと思います。
 放送は電波なので消えてしまいます。そこで、文字にして、心ある方に好きな場所で好きな時間に読んでいただくことを思い立ちました。

■書評・紹介


■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20180919 REV:
障害学 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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