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『人間の限界』

霜山 徳爾 19750120 岩波書店,224p.


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■霜山 徳爾(しもやま・とくじ) 19750120 『人間の限界』,岩波書店,224p. ASIN: B000J9AHLE \777 [amazon] ※ b

■出版社/著者からの内容紹介
人生の途上で行き会うのは喜びよりもむしろ辛く苦しい事どもであるに違いない.そんなとき誰もが意識するのは,さまざまな形で現われる人間の限界という問題であろう.生をがんじがらめにするこの人間の限界に,われわれはいかなる意味を見出すべきか.この重い問いに著者は実存分析(人間学的精神病理学)の立場から迫ろうとする.

■目次

はじめに

第一章 生きる楽しみはあるのか
 味わう
 遊ぶ
 賭ける

第二章 まなざしを向ける
 他者のまなざし
 まなざしへの期待

第三章 手のいとなみ
 表現と労役に招かれたもの
 失われた「手」の再生

第四章 足の歩み
 足もまた人間を語る
 大地と足
 どこからどこへ

第五章 自由のめまい
 自由の獲得
 立位の対称性と非対称性
 めくるめく瞬間

第六章 漂泊の道程
 道と道しるべ
 海の象徴
 行きどまり
 途上で出会うもの
 道に呼ばれるとき

第七章 地平のかなた
 越え得ぬ境
 「かなた」への誘惑
 祈り

第八章 蒼穹に対して
 空があればこそ
 天と地
 内なる蒼穹

第九章 人生との告別
 生への執着
 コスミックな生の流れ
 妣の国へ帰る

あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:山本 晋輔 
UP: 20090711 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
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