『日本国改造試論―国家を考える』
平 恒次 19740000 講談社,232p.
■平 恒次 19740000 『日本国改造試論―国家を考える』,講談社,232p. ISBN-10: ********** 370円 [amazon]
■出版社/著者からの内容紹介
(表紙より)
個人にとって国家とは何か。日本国は、果たして単一民族・単一文化による「自然的国家」といえるのか――。
琉球出身の国際的職業人である著者は、こうした自らの疑問に自ら答えるため、アメリカの情念的・戦闘的ナショナリズムの実態、イギリスの複数ナシオン問題等の分析をすすめ、個人・ナシオン・国家の関係を洗い直していく。更に日本における支配・被支配の現実にも鋭いメスを入れ、ついには日本国憲法による日本国連邦化という斬新かつ大胆な試論を展開するにいたる問題の書である。
■目次
はしがき
はじめに―人、ナシオン、国家
1 無国籍者の思い出
2 日本の連邦化 沖縄復帰の意味するもの
3 情念的ナショナリズム ニクソンのアメリカ
4 「自然的」国家
5 複数ナシオン国家・日本
6 イギリスの国権下方運動
7 日本国改造試論
あとがき
参考文献
■紹介・引用
■書評・言及
*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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BOOK