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『ノイローゼ 新訂版』

宮城 音弥 19731120 講談社,222p.


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■宮城 音弥 19731120 『ノイローゼ 新訂版』,講談社,222p.  ISBN-10: 4061157361 693円 [amazon]



■出版社/著者からの内容紹介
 ノイローゼは、脳の生理的な病ではなく、健康な精神が社会への適応につまづいたときに起る精神の病である。ストレス、欲求不満、強迫観念など、集団生活が強いる精神的緊張が、自我の日常的なリズムを狂わせるところにノイローゼが生じる。本書は、競争社会であるがゆえに増加するノイローゼの精神病理を解明し、このおとし穴におちいらぬための自己コントロールの方法をさぐる。

隣組ノイローゼ――住居の近代化によって、日本人も、団地やアパートに住むようになってきました。ところが、このような生活には、個人主義の発達が必要なのです。他人の生活に干渉しないことや、他人の迷惑にならないようにすることは、欠くことのできないことなのです。それができない人たちが、共同生活をするとき、どうしても緊張が生じてきます。私はかつて、これを隣組ノイローゼとよんだことがありましたが、今日では、団地ノイローゼとかアパートノイローゼというべきものが多くなっているといえましょう。――本書より

講談社HP
 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1157361


■目次

 ●適応(心とは何か)
 ●ヒステリー(ヒステリーと動物的本能)
 ●ノイローゼと精神病(ノイローゼと精神分裂病)
 ●素質と反応(器官神経症と心身症)
 ●文化とノイローゼ(ノイローゼと近代社会)


■紹介・引用


■書評・言及




*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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