『日本の老人たち』
船越 恵 19730630 創樹社,205p.
■船越 恵 19730630 『日本の老人たち』,創樹社,205p. ISBN-10: B000J9O4B8 [amazon] ※
■内容
■目次
序 呼び覚まされるもの
I 東北の老人たち
ハダカの"老人天国"
湯治場の朝市
"めなしどり"の便り
来し方行く末
トタン屋根の下で
子と離れつつ
孤立の"自給自足"
出稼ぎ村で
"失対"でもなんでも
老人ホームの毎日
瞽女のおばあさん
II 都市の孤老たち
残された座蒲団
わたしゃほんとに"籠の鳥"
芸一筋の果て
猫といっしょ
悲しいおにぎり
リヤカー引きのあけくれ
老壮の友
好物も切り詰めて
小鳥だけが話し相手
老人クラブにて
猫ばあさん
老人ホームで
仏つくって魂入れず
二代にわたる闘病の記録
夫婦でいられれば幸せ
夢を追いつつ I
夢を追いつつ II
ひがみ見合い
陶彫に打ち込む
書道三昧"花の心"
廃村にて
トットと帰ってくれ
日だまり老人
同級生で遠出
梯子と縄
髭の孤独
悲しい"引け目"
嫁と姑
うどんも食べられない――
お参りと編物と
無用の用
孫と二人
新聞売りのおばあさん
病人でない病人
後家で髪結い
"心の中に風が吹く"
懺悔の日々
3DKに三世代同居
高齢者全国大会
"カギっ子老人"
写真撮らせてくれなかった人の心意気
III 広島の老人たち
ベッドが"お城"の原爆孤老
だれの罪
廊下が玄関の家で"ポックリ信仰"に頼って
迷路の奥で
自己にこもる
IV 筑豊の老人たち
ボタ山とともに…
古道具の山の中で
去る者は追わず
103歳のひとり暮らし
焼酎一合のたのしみ
友ありて
無欲の余生
身分も同じ、話題も同じ
タコ部屋から逃れて
一人ぼっち
仮住まいが永却のすみか
ひっそりと
迷いの果ての決心
気がね
金を使わぬくらし
何の因果
老人病と精神病の場合
ここも"姥捨山"か
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志