市民大学セミナー「私にとっての婦人問題」
真剣に生きようとする多くの女たちをとらえている問題の一つは、女であることがそのまま人間であることに直結しないもどかしさです。これは一体、何でしょうか。何に起因しているのでしょうか。
結婚の現実、子どもを生むこと育てること、主婦としての日々、女の自己実現と母としての役割、女が働くことの意味等々、日常的な体験や実感の中に含まれている大事な問題を探りながら社会的なひろがり、歴史的な流れの中での自分自身をたしかめ、考え合いましょう。<005<
一般論やたんなる知識としてではなく、実生活の中の、あなた自身にとっての女の問題――そこからはじめたいと思います。もろさわようこさんの助言を得ながら、共同討議を中心にすすめます。」(pp.5-6)