『総評京都地評運動史』
総評京都地評運動史編纂委員会編 19700210 労働旬報社,464p.
■総評京都地評運動史編纂委員会編 19700210 『総評京都地評運動史』,労働旬報社,464p. 非売品
■目次
発刊にあたって 松井巌(京都総評議長)
働くものの団結と勝利の糧 蜷川虎三(京都府知事)
底流を支える京都の革新的伝統 富井清(京都市長)
先覚的運動の歴史的遺産 堀井利勝(総評議長)
序章 地評前史(昭和二〇年〜二六年)
1 戦後労働運動の再建
2 労働組合の確立と二大組織への分岐
3 二・一ストへの高揚と中止の影響
4 「中道内閣」の出現と民同発生
5 反動攻勢の激化・政令二〇一号
6 経済九原則と合理化の進行
7 京都地労協の分裂と民統会議
第一章 地評創成の時期(昭和二六年〜三〇年)
1 この時期の内外情勢
2 民統会議の解体
3 総評結成大会とレッド・パージ
4 京都地評結成前後
5 講和問題と平和運動
6 批准反対闘争から破防法反対闘争へ
7 破防法反対闘争と流血メーデー
8 定着化していく地評の活動
9 二七年総選挙と独占の復活強化
10 MSA下の労働運動
11 地評活動の多面化
12 地評臨時大会をめぐる問題
第二章 地評確立の時期(昭和二八年〜三三年)
1 この時期の内外情勢
2 西園寺でたたかった市長選
3 吉田退陣とデフレ化のたたかい
4 生産性向上運動と地評
5 春闘方式の確立
6 地評組織の拡大と主体性の確立
7 年に二回の参院選
8 三二年春闘の前進
9 結成あいつぐ民主的諸組織
10 総評サービス店をめぐって
11 三三年春闘と選挙闘争
12 勤評反対闘争のたかまり
13 榎本・那須体制の結末と警職法闘争
第三章 地評躍進の時期(昭和三四年〜三六年)
1 この時期の内外情勢
2 岩戸春闘と最賃闘争
3 安保を前にした諸闘争
4 糸井・日下部ラインの確立
5 安保・三池の大闘争
6 安保をとりまく諸活動
7 安保の総決算
8 長期闘争あいつぐ三六年春闘
9 多彩となった地評活動
10 ソ連の核実験再開と地評大会
第四章 地評調整の時期(昭和三七年〜三九年)
1 この時期の内外情勢
2 三七年春闘とあいつぐ選挙戦
3 吹きつのる合理化攻撃とのたたかい
4 運動をめぐるミゾと地評一〇周年行事
5 定着した春闘方式
6 平和運動での対立
7 分裂の危機に直面した地評
8 深まる地評の苦悩
9 困難をこえての前進
第五章 地評再編の時期(昭和四〇年以後)
座談会=四〇年代の運動を語る
京都地評運動史年表
参考資料
*作成:橋口昌治