『人間に未来はあるのか――「生命操作」の時代への警告』
Taylor, Gordon Rattray 1968 The Biological Time-Bomb,Thames and Hudson
=19691220 渡辺 格・大川 節夫,みすず書房,272p.
last update:20110811
■Taylor, Gordon Rattray 1968 The Biological Time-Bomb,Thames and Hudson
=19691220 渡辺 格・大川 節夫 『人間に未来はあるのか――「生命操作」の時代への警告』,みすず書房,272p. ISBN-10:462204935X ISBN-13:978-4622049357 \2625 [amazon]/[kinokuniya] ※ s00 g01
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
遺伝子診断、遺伝子治療、クローン人間、頭脳と機械の共生…DNAの解読と操作、生殖技術の急進展が生んだ「生命操作」の時代への警鐘。現代人の必読書
内容(「MARC」データベースより)
遺伝子診断、遺伝子治療、クローン人間、頭脳と機械の共生…。DNAの解読と操作、生殖技術の急進展が生んだ「生命操作」の危険性を、科学・法・倫理などあらゆる角度から論じる。
■目次
序文
1 生物学者は、われわれをどこへ連れていくか?
生物学上の前線突破
生物学的コントロール
手遅れになる前に
2 性は必要か?
人工授卵
卵と精子の保存
試験管ベビー
赤ん坊製造工場
性の選択
ホルモンの意味
授精制御
結論
3 改造人間
移植の可能性
供給源
法にかなっているか
水晶球の中に予見されるものは
半人工人間
自分は誰だ
4 死は免れえないものか
永遠の若さ
定められた寿命
人間の冷凍保存
社会への影響
死に待ったをかける
命を救う真の友
切り離された頭
不死?
5 古い脳に新しい心を
ムード・コントロール(気分操作)
記憶の通路
万人に知能を?
痛みをコントロールさせる
心のコントロール
6 遺伝技師たち
DNA物語
遺伝の改変
遺伝外科
新しい優生学
家族計画
欠陥を除く
遺伝子戦争の亡霊
7 生命をつくりだせるか?
ウィルスをつくる
化学物質から生命へ
細胞をつくる
いつ頃までに?
その成り行き
8 未来――もしそれがあるとしたら
進歩の表
特殊ないろいろの結果
社会的結合
呪われた科学者
プロメテウスの立場
生物学革命によるスラム化
幸福の条件
訳者あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志