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Touraine, Alain 1965 Sociologie de l'action, Edition du Seuil. =19740410 大久保敏彦・石崎晴己・菅原猛・長沢孝弘訳『行動の社会学』,合同出版,356p. ◇Touraine, Alain 1965 Sociologie de l'action, Edition du Seuil. =19740410 大久保敏彦・石崎晴己・菅原猛・長沢孝弘訳『行動の社会学』,合同出版,356p. ■目次 序論 読者へ 第一部 行動論的分析 第一章 主体の発見 T 具体性の錯覚 U ウェーバー的批判とその限界 V 労働社会学の誕生 W 社会学的自然主義 X 行動(L'action) 第二章 社会学的分析のテーマ、手続きおよびレベル T 労働から行動へ U 行動論的分析の諸テーマ V 社会学的分析の手続き W 社会学の現状 第二部 歴史主体 第三章 分析原理 T 主体分析 U 階級社会と産業文明 V 階級、階層、利害関係集団 W 歴史的運動 第四章 組織 T 合理化モデル U 組織の二重の弁証法 V 組織と歴史主体 W 組織の均衡と不均衡 X 投企と態度 訳者あとがき ■引用 「だが、〈歴史的行動の社会的意味は何か?〉という問に答える役目を歴史学者たちに負わせてしまって、社会的行動の解明をたんに社会体系やシンボル体系の 分析に限定してしまうことはできない。」(p.3) 「本書では、労働は非社会的世界に対する働きかけ、しかもマルクスの考えにならって、人間と同時に自然をも変革する原理と考えられている。だがこの行動 は、それが行動主体に対してもつ意味と切り離して定義されることはできないのである。つまり、作品創造の意欲のない労働というものは存在しないし、生産者 が自己の生産物の統制や、その使用の決定に対する意欲を持たないような労働も存在しない。これを独断的な主張と考えて頂いては困る。労働の定義はそれ自体 に創造と統制という二重の要求を内包するものなのだから。」(p.6) 「労働社会学は労働がもはや支配的要因としてあらわれなくなったとき、すなわち労働行為がもはや耐え忍ばれる状況の過酷な要請に操られる反応としてあらわ れなくなったときにはじめて誕生する。 労働社会学は産業革命と共に誕生したわけだが、労働がふたたび社会的になり、社会の概念がふたたび意味を持ち、産業社会すなわち技術=経済活動に関する 集団的統制を組織する社会が出現するまでは、この社会学は科学的なものになることができなかった。」(p.57) 「だから、労働者の行動は次の二重の要求の表明として分析されうると仮定するのでなければ、労働の存在を理解することはできない。その二重の要求とは、作 品創造とその作品の統制、言いかえれば、労働の疎外に対する闘争である。これは特定の社会哲学の表現ではなくて、労働についての社会学的定義なのである。 この分析原理が、とくに分析の途上で必然的に生じてくる非生産的労働、より正確には人間の自然への隷属という問題を考慮に入れた上で、どのように展開され うるかは次章において論じられる。 さて、このように定義されると、労働は行動の一形態として、つまり精神と精神の活動の対象となる事物とのあいだの関係としてあらわれることになる。した がって、とりわけ、多くの点でわれわれが行動論的手続きと呼ぶものに属していない労働の研究と、われわれの研究との混乱を避けるためには、今までとは違っ た行動の型(タイプ)を定義しようと努めなければならなくなる。」(p.77-78) ◇作成者:橋口昌治 UP:20080311 ◇アラン・トゥレーヌ ◇社会運動/社会運動史 ◇BOOK |