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『生体実験――小児科看護婦の手記』
清水 昭美 19640309 三一新書,217p.
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清水 昭美
19640309 『生体実験――小児科看護婦の手記』,三一新書,217p. ASIN: B000JAGHJY
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■紹介
◆196405? 「人間のための看護を――「生体実験」を書いた清水昭美さん」(インタビュー 聞き手:いぬい なりお)
『看護学雑誌』1964-05?:066-067 ※ より
「ひとりの小児科看護婦の手記が、いま大きな反響を呼びおこし、おおげさにいえば、”医療のあり方”の議論を国民の間にまきおこそうとしている。その手記は『生体実験』(三一書房・230円)。その事件が、かつて神戸医科大学において行われた臨床実験成績であり、乳幼児栄養の重要な発表として、昭和33年の日本小児学会の輝かしい研究であっただけに、世間に投げかけた衝撃と波紋も、それだけ激しく大きかったといえよう。
……
この本が出た時、「やや感傷的で誇張されている」という批判と、「コトバのひとつひとつまであのとおりだ」という共鳴があい半ばしながらもマスコミが派手にとりあげたことも手伝って、アッというまにベスト・セラーになった。ちょうどテレビの「ベン・ケーシー」や「看護婦物語」が評判をとった直後で、一方ではまた大学病院の内部の葛藤を描いた週刊誌の小説(サンデー毎日「白い巨搭」)が人気を集めていた時で過去の長い間、象牙の搭にかくされていた医学が、白日のもとに引き出されていた事情が重なったため、いっそう世間の耳目をあつめたことでもあった。……」
■言及
◆立岩 真也 2013
『私的所有論 第2版』
,生活書院・文庫版
◆立岩 真也・有馬 斉 2012/10/**
『生死の語り行い・1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』
,生活書院
UP: 20120825 REV:20120929, 20130223
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人体実験
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