『自己と他者』
Laing, Ronald David 1961, 1969
Self and Others, Tavistock Publications, London, 160p.
=19750925 志貴 春彦・
笠原 嘉 訳 ,みすず書房,231p.
last update:20171128
■内容
出版社内容情報
いくつかの症例およびジュネ、ドストエフスキーの作品の中からぎりぎりの人間関係を照明する。
本書:p.3「初版の序」より
各々の人間が自分自身についての経験に影響を及ぼす仕方のいくつかを理解するために、また、人間と人間との相互作用が形づくられる仕方のいくつかを理解しようとするために、私はここで人間の社会体系ないしは、“ネクサス”の内における人間たちを記述しようとする。各々の人間は、他者の目的達成に、そしてまた破壊に寄与し合っているのである。
この書物はタヴィストック人間関係研究所ならびにタヴィストック病院で行われた人間間の相互作用過程についての研究成果の一部である。この研究ではとりわけて結婚生活と家族生活における相互作用が、特に(もっぱらというわけではないが)精神病との関連のもとでとりあげられている。
■目次
序
第一部 対人経験の諸形式
1 空想と経験
2 空想とコミュニケーション
3 見せかけと逃避
4 経験の対位法
5 死の冷たさ
第二部 対人行動の諸形式
6 補完的アイデンティティ
7 承認と不承認
8 共謀
9 にせの境地と安住しえない境地
10 属性付与と命令
付録 二社関係のための記号法
訳者あとがき
主要文献
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:山口 真紀 更新:岩ア 弘泰