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『ひき裂かれた自己――分裂病と分裂病質の実存的研究』

Laing, Ronald David 1960,1969 The Divided Self: An Existential Study in Sanity and Madness,Tavistock
=19710930 阪本健二・志貴春彦・笠原嘉,みすず書房,304p.

last update:20110930

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Laing, Ronald David 1960,1969 The Divided Self: An Existential Study in Sanity and Madness,Tavistock =19710930 阪本健二・志貴春彦・笠原嘉 『ひき裂かれた自己――分裂病と分裂病質の実存的研究』,みすず書房,304p. ISBN-10:4622023423 ISBN-13:978-4622023425 \2940 [amazon][kinokuniya] ※+[広田氏蔵書] m

■内容

■目次

初版の序
ペリカン版への序

第一部
 1 人間の科学のための実存的――現象学的基盤
 2 精神病理解のための実存的――現象学的基盤
 3 存在論的な不安定

第二部
 4 身体化された自己と身体化されない自己
 5 分裂病質状態における内的自己
 6 にせ――自己の体系
 7 自意識
 8 症例ピーター

第三部
 9 精神病への発展
 10 一分裂病者の自己とにせ自己
 11 廃園にたつ影――ある慢性分裂病者の研究

訳注
R・D・レインとの出会い
訳者あとがき
文献

■引用

 「分裂病という状態など存在しはしないのです。分裂病というレッテルを貼られることは一つの社会的事実であり、この社会的事実とは一つの政治的出来事です。社会における市民的秩序の中でおこっているこの出来事は、レッテルを貼られた人間の上に一定の定義と結論を押しつけます。分裂病というレッテルを貼られた人間は、他者の監督下に、それも法律的に是認され、医学的に権能を与えられ、道義的に義務付けられた他者の監督下におかれます。こうした一連の社会的行為を正当化しているのは社会の指令なのです。レッテルを貼られた人間は家族、家庭医、ソーシャルワーカー、そうしてしばしば仲間の患者たちも加わっての一致した連携的共謀行為によって、患者として人生の道程を歩みはじめさせられるのです。」(Laing([1960,1969=1971:★])

■書評・紹介

◆中井久夫 ★ 「ロナルド・D・レイン『ひき裂かれた自己』」,中井[★→20051124]

*中井 久夫 20051124 『関与と観察』,みすず書房,333p. ISBN-10:4622071754 ISBN-13: 978-4622071754  2730 [amazon][kinokuniya] ※ m.

■言及



*更新:樋口 也寸志
UP:20071221 REV:20110511, 0930
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