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『社会学講義――習俗と法の物理学』
Durkheim, Emile 1950
Leçons de sociologie
,Universitaires de France
=19740830 宮島 喬・川喜多 喬 訳,みすず書房,284p.
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last update: 20191019
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Durkheim, Emile
1950
Leçons de sociologie
,Universitaires de France =19740830 宮島 喬・川喜多 喬 訳 『社会学講義――習俗と法の物理学』,みすず書房,284p. ISBN-10:4622016974 ISBN-13:978-4622016977 3000+
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■内容
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内容紹介
ウェーバー、ジンメル、パレートらとともに世紀の転換期を生きた社会学者、デュルケムにとって、近代社会の法的・道徳的秩序の構造はいかなる特質をもつものであったか。近代社会が産業社会として自らを表すことは不可逆の現実であるが、そのなかにあって経済的機制が自らを規制する力を欠いているのは異常な事態であり、デュルケムは近代社会にとっての危機の徴候をここにみた。では、いかにして「秩序」が導入されるのか。これが、本書の考察の根源的モチーフである。
「習俗と法の物理学の目標は、道徳的法的事実の研究にある。これらの事実は、制裁(サンクシオン)をともなう行為準則からなっている」(第1講)とデュルケムが述べているように、法的権利、法的規範は、個人の心意に還元できぬ、すぐれて社会的な所産である。この視点から近代産業社会の構造の解明と、その再組織化のための課題を提示し、本論において職業道徳から市民道徳、所有権、契約法、契約道徳に至るまで、その生成、構造、機能にわたり緻密に論ずる。
本書の諸章は、デュルケム死後ながらく日の目をみなかったボルドー大学およびソルボンヌにおける講義である。著者の他の著作からは、十分にうかがい知ることのできない、道徳、国家、法の社会学が、本書によってはじめて知られるであろう。
「BOOK」データベースより
本書の諸章は、デュルケム死後ながらく日の目をみなかったボルドー大学およびソルボンヌにおける講義である。著者の他の著作からは、十分にうかがい知ることのできない、道徳、国家、法の社会学が、本書によってはじめて知られるであろう。
■目次
職業道徳
市民道徳―国家の定義
市民道徳(続)国家と個人の関係
市民道徳(続)国家と個人‐祖国
市民道徳(続)国家の諸形態‐民主政
すべての社会集団から独立した一般的義務―殺人
所有の侵犯を禁ずる諸準則
所有権(続)
契約法―契約について
契約道徳(続)
契約道徳(続)
契約法(完)
契約道徳(完)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
今井 浩登
UP: 20191019 REV:
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社会学
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哲学/政治哲学(political philosophy)/倫理学
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