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『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』

Kant, Immanuel 1784 Beantwortung der Frage: was ist Aufklärung?
=20060920 中山 元 訳,光文社,光文社古典新訳文庫,387p.

last update:20111212

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Kant, Immanuel 1784 Beantwortung der Frage: was ist Aufklärung? =20060920 中山 元 訳 『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』,光文社,光文社古典新訳文庫,387p. ISBN-10:4334751083 ISBN-13:978-4334751081 \680 [amazon][kinokuniya] ※ p

■内容

◇出版社/著者からの内容紹介
中山元は在野で活躍する哲学者にして翻訳家。難解な思想を平易かつ鮮やかな日本語に置き換える力には定評がある。その彼が世に問う斬新な訳業。カントの著作には特有の難解な哲学用語があり、これまで読者を遠ざけてきた。新訳では〈悟性〉〈格律〉などの専門用語をいっさい使わずに翻訳している。この大胆な試みは哲学の翻訳では特筆すべき快挙。いま初めて、カントは、日本で読まれ始める。

◇内容(「BOOK」データベースより)
自分の頭で考える。カントが「啓蒙とは何か」で繰り返し説くのは、その困難と重要性である。「永遠平和のために」では、常備軍の廃止、国家の連合を視野に入れた、平和論を展開している。他3編を含め、いずれもアクチュアルな問題意識に貫かれた、いまこそ読まれるべき論文集。

◇出版社からのコメント
□平和とは、自由とは、啓蒙とは
自分の頭で考える。カントが「啓蒙とは何か」で繰り返し説くのは、その困難と重要性である。「永遠平和のために」では常備軍の廃止、国家の連合を視野に入れた、平和論を展開している。他3編を含め、いずれもアクチュアルな問題意識に貫かれた、いまこそ読まれるべき論文集。

■著者略歴

◇著者について
イマヌエル・カント
[1724-1804] ドイツ(東プロイセン)の哲学者。近代に最も大きな影響を与えた人物の一人。『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』のいわゆる三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における「コペルニクス的転回」を促した。フィヒテ、シェリング、ヘーゲルとつながるドイツ観念論の土台を築いた。

[訳者]中山元
1949年生まれ。哲学者・翻訳家。主著に『思考のトポス』『フーコー入門』『はじめて読むフーコー』『思考の用語辞典』『〈ぼく〉と世界をつなぐ哲学』ほか。訳書に『自我論集』『エロス論集』(以上、フロイト)、『呪われた部分 有用性の限界』(バタイユ)、『パピエ・マシン(上・下)』(デリダ)ほか多数。

◇著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カント,イマヌエル
1724‐1804。ドイツ(東プロイセン)の哲学者。近代に最も大きな影響を与えた人物の一人。『純粋理性批評』『実践理性批判』『判断力批判』のいわゆる三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における「コペルニクス的転回」を促した。フィヒテ、シェリング、ヘーゲルとつながるドイツ観念論の土台を築いた

中山 元
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
◇帯より
カントが普通の言葉で語り始めた。
平和とは、自由とは、啓蒙とは……

■目次

凡例
啓蒙とは何か――「啓蒙とは何か」という問いに答える
世界市民という視点からみた普遍史の理念
人類の歴史の憶測的な起源
万物の終焉
永遠平和のために――哲学的な草案

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111212 REV:
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