last update: 20200706
■オンラインセミナー「新型コロナウイルス感染症と生存学」
日時 2020年5月8日(金)午後2時−3時半
開催方法 Zoom Meeting
無料
情報アクセシビリティ(字幕、手話)
■趣旨
深刻な新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の世界的な流行は、「病い、老い、障害とともに生きることと、異なりをもつ身体を福祉や医療の対象である前に、人々が生きていく過程であり、生きる知恵や技法が創出される現場としてとらえ、人々の経験を集積して考察し、社会との関わりを解析し、これからの生き方を構想し、あるべき世界を実現する手立てを示す」生存学にとって大きな課題である。
本セミナーは新型コロナウイルス感染症が引き起こしている危機が、特にハイリスクとされている高齢者や既往症のある障害者のみならず私たちの社会全体に対して持つ意味、どのように既存の格差を拡大し新たな格差を生み出しているのか、また、どのような可能性を創出しているのか、それぞれを生存学の多様な観点から明らかにしようとする試みである。
なお、新型コロナウイルス感染症の流行下において、生存学研究所として新たな可能性を探る取り組みの一環としてオンラインで初めて本セミナーを開催することを付言する。
■プログラム
- 14:00 開会挨拶(事務連絡[PDF])
- 14:10 「感染症と生権力」*本発表を一部含む『感染症社会――アフターコロナの生政治』が刊行されました。
- 美馬 達哉(生存学研究所運営委員・立命館大学大学院先端総合学術研究科科長)
- 14:25 「「清潔な習慣」と国民性」
- 14:40 「オンライン授業とアクセシビリティ」
- 安田 真之(生存学研究所客員研究員・NPO法人ゆに職員)
- 14:55 質疑応答
- 15:25 閉会挨拶
- 「「忘れられた感染症、ポリオ」のサバイバーとして聴く」[PDF]
- 15:30 終了
- *総合司会:長瀬 修(生存学研究所特別招聘教授)
■主催
共催 科研費基盤(C)東アジアにおける障害者権利条約の実施と市民社会
■登録その他
■ご参加の皆様へのお願いと関連情報
- ご発言の際には、お名前をおっしゃってから発言をお願いします。
- いかなる録音、録画もお控えください。
- Zoomでは事前登録に使ったお名前でご参加ください。セキュリティのため待機室で事前登録のお名前と確認させていただくためです。名前が異なるとお待たせする場合があります。
- チャット機能のご利用はお控えください。
- ご発言の際以外はミュートでお願いします。
- 質疑応答で挙手される際は、参加者タブの「挙手機能」もしくは「ALT+Y」をご利用ください。
- 手話通訳者の画面を大きく確保するために、ビデオ機能はオフ設定をお願いします。ご発言の際には、司会者の指名後、ご自身でビデオをオン、そしてミュート解除をお願いします。
- 便利な「Zoomショートカットキー一覧」(Zoomアカデミー)は以下でご覧いただけます。
https://zoomy.info/manuals/shortcutkey/
- 「スクリーンリーダーでZoomを使うための詳細マニュアル」(視覚障害学生のオンライン授業を支援する会)は下記でご覧いただけます。
https://psylab.hc.keio.ac.jp/AOL4SVI/screen_reader_zoom_manual.html
- スクリーンリーダーを利用しスマホでご参加の場合、通知機能はオフが便利です。
◎当研究所として初めてのオンラインセミナーの試みであり、至らない点も多々あるかと思いますが、ご理解をいただければまことに幸いです。
■事前登録サイト
生存学研究所オンラインセミナー「新型コロナウイルス感染症と生存学」申し込み [Google フォーム]
たくさんのご参加、大変ありがとうございました。
■問い合わせ先
長瀬 修 Nagase@an.email.ne.jp
■各報告者の写真
開催当日の様子
*作成:小川 浩史