植民地主義研究会(若手研究者研究力強化型プロジェクト)
公開研究会「植民地統治と国籍問題」
於:立命館大学衣笠キャンパス学而館2階 第2研究室
Last update: 20130208
■公開研究会「植民地統治と国籍問題」
植民地主義研究会(若手研究者研究力強化型プロジェクト)
植民地主義研究会では、遠藤正敬さん(早稲田大学台湾研究所)をお呼びして、「植民地統治と国籍問題」をテーマに研究会を企画しております。
遠藤さんには、博士論文でもあるご著書(『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍―満洲・朝鮮・台湾―』2010年)を踏まえて、現在進めておられる研究についてお話いただきます。
また第二報告者の鄭さんには、日本統治期の台湾における妾制度を通じて植民地化の女性の国籍移動について、そして第三報告者の倉本さんには台湾人兵士にとっての復員と国籍・戸籍の問題について、台湾文学の作品を題材にお話いただきます。
日時:2013年2月11日(月・祝)15:00〜19:00
場所:立命館大学衣笠キャンパス学而館2階 第2研究室
[外部リンク:アクセスマップ]/[外部リンク:キャンパスマップ]
○第1部○
・遠藤正敬(早稲田大学台湾研究所研究員)
「「日本人」の鋳型としての戸籍−「民族」そして「国籍」を司る「家」の論理」
コメント:原佑介
質疑応答
※報告50分、コメント10分程度を予定
○第2部○
・鄭卉芸(大阪大学日本学研究科博士課程)
「重層の「外地」に棲む妾」
コメント:松田有紀子
質疑応答
・倉本知明(文藻外国語学院講師)
「饒舌と沈黙-1970年代台湾文学における復員者と女性表象」
コメント:原佑介
質疑応答
※報告30分、コメント10分程度を予定
・全体討論
*終了後、懇親会を企画しております。
◆主催
植民地主義研究会
(立命館大学生存学研究センター「若手研究者研究力強化型」)