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東日本大震災とマイノリティ――高齢者・障害者・外国人などに関して問わなければならないこと
於:日本学術会議大会議室(乃木坂)
Last update: 20121121
■東日本大震災とマイノリティ――高齢者・障害者・外国人などに関して問わなければならないこと
日時:2013年1月27日(日)13:30〜17:00
場所:日本学術会議大会議室(乃木坂)
東日本大震災とマイノリティ
――高齢者・障害者・外国人などに関して問わなければならないこと――
主催 社会学系コンソーシアム
日本学術会議社会学委員会・社会学系コンソーシアム分科会
日本学術会議社会学委員会・震災再建分科会
共催 日本学術会議社会学委員会
シンポジウム趣意書
Word版
3.11は日本社会のあり方に再検討を迫る未曾有の大震災であった。そしてこの大震災に関しては、これまでにも日本学術会議、日本社会学会などがさまざまな提言や調査研究をおこなってきた。しかし、この大震災が突きつけた問題は、単なる「復旧」「復興」ではなく、日本社会それ自体の再検討をふまえた新たな再建=創建にむけた歩みであると考えるべきだろう。
3.11東日本大震災では、少なからぬ在日外国人(外国にルーツを持つ日本居住者)も
犠牲となった。また避難を促す放送や避難行動に直ちに対応できない(ある意味で「情報弱者」の面ももつ)障害者や高齢者の方々も多数存在し、とりわけ高齢の犠牲者も目立つ結果となってしまった。それゆえ、そのような社会的弱者あるいは社会的マイノリティの人びとを含めた「再建=創建」の道筋がいま問われていることになる。このことは、外国人の問題を例にとれば、日本社会における今後のトランスナショナルな多文化共生社会に向けた社会構想が問われることになると思われる。
このような今後の社会構想にむけた「再建=創建」のあり方を論じるためには、この大震災から2年が経過しようとするこの時点で、これまで明らかになってきたこと、いまだ検討不十分な点・検討されていない点などを多角的に中間総括する段階が必要であろう。本シンポジウムの狙いはここにある。
日時:2013年1月27日(日)13:30-17:00 会場:日本学術会議大会議室(乃木坂)
報告:
1:震災が露わにした移住者たちの現在――「共に生きる」とは? 鈴木江理子(国士館大学)
2:
災厄に向う――本人たち・後方から
立岩真也
(立命館大学)
3:震災と高齢者――地域包括ケアと福祉コミュニティ形成 和気純子(首都大学東京)
4:大震災がもたらした「空白」――情報難民はなぜ生まれたか? 遠藤薫(学習院大学)
討論:
日本学術会議社会学委員会・震災再建分科会:舩橋晴俊(法政大学)
司会:
西原和久(成城大学)、野宮大志郎(上智大学)
◇日本社会学会HPにある告知・ポスター
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2013/01/09171541.php
↓
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2013JCSSsymposium_poster.pdf
◇関西社会学会HPにある告知
http://www.ksac.jp/2013/01/10/jcsssymposium_2013127/
UP: 20121129 REV: 20130121, 25
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