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安楽死問題韓日国際セミナー

2009年11月2日


■プログラム

・日程:2009年11月2日(月曜日)13:30−17:00

・場所:国会議員会館(定員150名)

・主催:
 国会議員ジョン・ハギュン議員室 http://www.goodwheel.or.kr/
 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点

・共催:韓国障碍人人権フォ−ラム、ソウルDPI、障碍女性ネットワ−ク

・後援:韓国障碍人団体総連合会

・言語:韓国語(日本語は韓国語に同時通訳)

・発表:
 ・李 相原(総神大学神学大学院教授、ソンサン生命倫理研究所副所長)
 ・立岩真也(日本立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)  資料  [Korean Page]

・司会: ジョ・ハンジン(デグ大学社会福祉学部教授)

・討論者 : 医療界1人、障碍界1人、経実連1人

・同時通訳:鄭 喜慶(立命館大学大学院生)、

・通訳:ウォン・へジン(韓国DPI)

■立命館大学総長・川口 清史 「御挨拶」 [Korean Page]

 秋も深まり、京都では木々が色づき始めました。「安楽死問題韓日国際セミナー」の開催に際し、立命館大学を代表してひとこと御挨拶申し上げます。
 人の生き死という主題、また生き死を巡る社会的決定という主題は、よほど慎重に、そして深く考えられるべき主題であると思います。本日、この場で、学問や政策に関わる多くの人々の参加を得たこの催が開催されることの意義はたいへん大きいと考えます。  日本には文部科学省が選定し、資金を提供するグローバルCOE(卓越した研究拠点)が自然科学、人文社会科学の全領域を合わせ、計140あります。立命館大学で3つの拠点を有しており、そのうちの一つが「生存学」創成拠点です。本セミナーへは本学の「生存学」創成拠点において、日本の先端的研究を推進してきた研究者が参加することになりました。この拠点は、障害・病・老い、そしてこれらを含む身体の差異と変容について、広範かつ深遠な研究活動を展開しています。その取り組みの一つとして、生死に関わる決定を巡る倫理的・社会的諸問題についての研究がありあります。複数の教員や大学院生が日本や欧米における歴史的経緯や哲学的倫理的問題について研究を行なっており、その成果を発表しております。ただこの主題は、もちろん、アジアにおいて、また世界の全域において考察され、また互いに意見が交わされるべき主題です。そうした中から、各地域の個別性を尊重しつつ、同時に普遍的な倫理的態度・社会的対応が現われ出るその可能性もあるのではないかと期待しております。
 本日を機会に、韓国と日本の研究上の協働がさらに進み、両国の学術・研究交流がますます盛んになることを願っております。立命館大学もそのための努力を今後さらに続けてまいります。本日のセミナーが実り多いものになることを祈念申しあげ、私の挨拶といたします。


UP:20091023 REV:20091027, 1115
安楽死・尊厳死  ◇安楽死・尊厳死 韓国  ◇生存学創成拠点・催・2009

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