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2009年度リサーチマネジメントV

20091002-20100108
於:立命館大学衣笠キャンパス創思館411


■■2009年度リサーチマネジメントV (担当者:天田松原
http://online-kaikou.ritsumei.ac.jp/2009/syp/show.php?course_code=30895

■開講期間・曜日・時間・教室
後期 金曜日 3時限(13:00〜14:30)/3〜4時限(13:00〜16:10) 創思館411

■授業の概要
人を対象とした研究調査――たとえば社会的マイノリティ、障害者、患者を対象としたフィールドワーク、アンケート調査、インタビューなど――では、学問的妥当性と研究対象者への倫理的配慮を両立させなければならない。しかし、これは簡単なことではない。それぞれのフィールドで、研究対象者と研究者のコミュニケーションの様相は異なり、ガイドラインを紋切り型に遵守すれば済むという問題ではないからだ。最近では人社系分野でも、倫理委員会における研究計画書の審査を義務づけられつつある。この授業では、研究倫理に配慮したリサーチマネジメントの見識を深めるとともに、研究計画につなげる能力をつける。

■到達目標
研究遂行上、学問的かつ倫理的に適切な研究計画をたてることができる。また、研究方法に関する幅広い見識をもち、自らの研究に生かすことができる。

■授業スケジュール
第01・02回 10月02日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 研究倫理をめぐる歴史と現在(1)(2) ◆松原洋子天田城介 於:創思館411
第03・04回 10月23日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 心理学と研究倫理(1)(2) ◆望月昭氏(立命館大学文学部) 於:創思館411
第05・06回 10月30日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 倫理委員会体制のもとでの研究とその困難(1)(2) ◆一宮茂子氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科) 於:創思館411
第07・08回 11月13日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 社会調査の実践とその倫理(1)(2) ◆櫻井厚氏(立教大学社会学部) 於:創思館411
第09・10回 11月28日(土) 3〜4時限(13:00〜16:10) 社会の中における研究実践と方法論をめぐる倫理(1)(2) ◆蘭由岐子氏(神戸市看護大学) 於:創思館411
第11・12回 12月04日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 当事者による研究活動の組織化とその推進(1)(2) ◆花井十伍氏(特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権理事) 於:創思館411
第13・14回 12月18日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 社会的活動としての研究とその倫理に関する事例研究(1)(2) ◆松原洋子・天田城介 於:創思館411
第15・16回 01月08日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 事例検討と全体討議(1)(2) ◆松原洋子・天田城介 於:創思館411
※ゲスト講師の方々の講義日は変更する場合があります。その際には追って連絡をします。

■授業の方法など
第1・2回では、研究倫理問題を歴史と現在を概観し、なにが問題にされているかについて理解する。
第3回〜第14回は、各テーマに造詣の深い講師を招き研究会形式で実施する。なおテーマごとに2回分を1日で集中的に実施したり、授業日以外に設定する場合がある。これらの授業(研究会)への参加を通して見識を深め、第15回には具体的な事例について研究倫理上の問題点を検討する。



※参考

■■2008年度リサーチマネジメントV概要 (担当者:松原、授業運営:松原+天田)
http://online-kaikou.ritsumei.ac.jp/2008/syp/show?course_code=31857

■開講期間・曜日・時間・教室
後期 金曜日 3時限(13:00〜14:30)/3〜4時限(13:00〜16:10) 創思館411

■授業の概要
人を対象とした研究調査――たとえば社会的マイノリティ、障害者、患者を対象としたフィールドワーク、アンケート調査、インタビューなど――では、学問的妥当性と研究対象者への倫理的配慮を両立させなければならない。しかし、これは簡単なことではない。それぞれのフィールドで、研究対象者と研究者のコミュニケーションの様相は異なり、ガイドラインを紋切り型に遵守すれば済むという問題ではないからだ。最近では人社系分野でも、倫理委員会における研究計画書の審査を義務づけられつつある。この授業では、研究倫理に配慮したリサーチマネジメントの見識を深めるとともに、人を対象とする研究に関する研究計画書作成のトレーニングを行う。

■到達目標
研究遂行上、学問的かつ倫理的に適切な研究計画をたてることができる。また、研究方法に関する幅広い見識をもち、自らの研究に生かすことができる。

■授業スケジュール
第01・02回 09月26日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 研究倫理体制の歴史と現在/研究倫理に配慮した研究計画書の作成/研究計画書の相互検討と講評(1) ◆松原洋子・天田城介 於:創思館411
第03・04回 10月10日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 聞き取り調査をめぐる諸問題(1)(2) ◆山田富秋氏(松山大学) 於:創思館411
第05・06回 11月01日(土) 3〜4時限(13:00〜16:10) 病院における調査をめぐる諸問題(1)(2) ◆浮ケ谷幸代氏(立教大学) 於:創思館312
第07・08回 11月07日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 当事者運動と関わる当事者研究の諸問題(1)(2) ◆中根光敏氏(広島修道大学) 於:創思館411
第09・10回 11月15日(土) 3〜4時限(13:00〜16:10) 企業による社会貢献プロジェクトのマネジメント(1)(2) ◆加藤種男氏((財)アサヒビール芸術文化財団)※ 於:アサヒビール大山崎山荘美術館
第11・12回 11月21日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 民間企業・NPOにおけるリサーチマネジメント(1)(2) ◆伊藤数子氏((株)パステルラボ/NPO法人STAND) 於:創思館411
第13・14回 12月19日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 文化人類学と研究倫理(1)(2) ◆渡辺公三氏 於:創思館411
第15・16回 01月16日(金) 3〜4時限(13:00〜16:10) 研究計画書の相互検討と講評(2) ◆松原洋子・天田城介 於:創思館411
※第09・10回(11月15日(土))の講義はアサヒビール大山崎山荘美術館(http://www.asahibeer-oyamazaki.com/)にて行う予定です。

■授業の方法など
第1・2回では、研究倫理問題を概観したうえで、実際に研究計画書を作成してみて、それを相互に検討する。第3回〜第14回は、各テーマに造詣の深い講師を招き研究会形式で実施する。なおテーマごとに2回分を1日で集中的に実施したり、授業日以外に設定する場合がある。これらの授業(研究会)への参加を通して見識を深め、最初に作成したものと同じテーマで再度研究計画書を作成し、第15回までに提出する。第15回には、提出された研究計画書を検討する。


*作成:岡田 清鷹
UP: 20091002 REV:
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