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英国の障害学の現在

生存学創成拠点・2008
2008/06/28土 於:立命館大学衣笠キャンパス創思館303/304


 ここ数年、日本においてもイギリスにおける障害学の議論が注目を集めており、邦訳書や研究書も出版されています。もとより、イギリスにはカルチュラル・スタディーズの蓄積もあるため、その議論に日本の障害学が学ぶべき点も多々あるものと思われます。

 今回、イギリスのリーズ大学に留学され、コリン・バーンズ先生のもとで修士論文を書かれた一ノ瀬さんと、同じくコリン先生を最近訪ねられた田島さんのおふた方に、イギリスの障害学をモチーフにしながら、コリン先生やそのまわりの関係、リーズ大学のこと、そしてもちろんイギリス障害学の中心的な1人であるコリン先生の考え方などを話していただく機会をもちました。この機にぜひ、イギリス障害学の雰囲気をつかみ取っていただきたく存じます。

※なお、本企画は、応用人間科学研究科「障害学研究H」の講義の一環でもあります。

出演:一ノ瀬トシ美、田島明子野崎泰伸(講義担当者)

〈プログラム〉
13:00開始
 「英国での議論の総説」(野崎、約30分程度)
 「(コリン先生のもとで修士論文を書いて)」(一ノ瀬、約30分〜)
 「(コリン先生を訪ねて)」(田島、約30分〜)
 休憩
 自由討論
16:10終了

□参考文献
◇Oliver, Michael 1990 The Politics of Disablement, Macmillan, 152p. ASIN: 0312046588 [amazon]=20060605 三島亜紀子 ・山岸倫子・山森亮横須賀俊司訳,『障害の政治――イギリス障害学の原点』,明石書店,276p. ASIN: 4750323381 2940 [amazon][boople] ※ ds
◇Barnes, Colin ; Mercer, Geoffrey ; Shakespeare, Tom 1999 Exploring Disability : A Sociological Introduction, Polity Press=20040331 杉野 昭博松波 めぐみ山下 幸子 訳,『ディスアビリティ・スタディーズ――イギリス障害学概論』,明石書店,349p. ISBN:4-7503-1882-5 3800+税 御注文→[amazon][boople][bk1] ※ ds.


UP:20080526 REV:
障害学  ◇生存学創成拠点・催・2008 
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