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F氏へのインタビュー

2020/11/01 聞き手:戸田 真里 於:○市内の喫茶店

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last update: 20220113


◇2020/11/01 F氏へのインタビュー
インタビュー時間:132分
話し手:F氏
聞き手:戸田 真里(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築 → ◇インタビュー等の記録

※インタビューデータの一部を生存学研究所ホームページ(以下、HP)に掲載することに関し、聞き手である戸田から語り手の方へ、掲載の趣旨について口頭と文章で説明をし、同意を得ています。
なお、インタビューデータは語り手にご確認いただき、データ内の個人情報が特定できる固有名詞は全て記号に置き換えています。また、語り手のご意向でインタビューデータを部分的に削除している箇所があります。
インタビュー対象者のアルファベット表記については、イニシャルではないことを申し添えます。


【開始】(聞き取り不明な箇所は***で表示)


戸田:大丈夫ですか?

F氏:たぶん大丈夫だと思います。

戸田:すごい落ち着いてはりますよね。

F氏:ああ。そうですか。ありがとうございます。

戸田:今、おいくつ?

F氏:今ね、○○。今年○○です。

戸田:で、中学の社会の。

F氏:社会ですね。

戸田:そうですか。なんで社会にしたんです?

F氏:なんですかね。反発意欲的な感じで。高校の社会がすごく面白くなくて、自分で学んだほうが面白いかなと思って。で、大学行って学んで、それを生かせる職業はやっぱ学校の先生かな、みたいな感じで。ちょっとぐれてるんで。

戸田:ぐれてる?

F氏:考え方がずれてるんで、うちは。面白く、みたいな。

戸田:社会の?歴史ですかね?

F氏:そうそうそう。歴史専攻してて、大学では。でも、中学なんで、社会科ってなったら全般。

戸田:公民も。

F氏:そうです。地理も合わせて。

戸田:そうですか。じゃあ、高校で歴史の授業が楽しくって。

F氏:そんなに楽しくなかった。あんまり面白くないな、と思って。ただただ板書を写して、覚えてみたいな。それがなんかこう、いまいちやなと思って。自分で資料集とか自分で見たほうが面白いし。自分で学べたほうがいいかなぁみたいな感じで。

戸田:歴史っていっぱいあるじゃないですか。江戸時代とか。何時代とかあるんですか?

F氏:古代史を専攻してました。

戸田:えー。すごい。そうなんですか。ほんじゃほんとに頭のほう。

F氏:頭のほうでもう。もう一年生でそれ、先に終わったんで。私の専門分野終わってしまって。

戸田:あとのほうやったら全然。

F氏:あとのほうがちょっと大変なんですけど。

戸田:でも、そのあと地理とかもしないといけないから。覚えるのは。

F氏:今なんかこう、私のときは地理やって歴史やって公民みたいな進み方やったんですけど、今はもう地理やって歴史やって地理やって、ちょっとずつこう世界のことを学びながらちょっとしぶとくきゅきゅきゅっといっていくみたいな感じ、こう進み方が複雑で。

戸田:それじゃあ大学は何学科になるんですか?

F氏:国史ですね。国の歴史の国史で。

戸田:大学が○のほう。

F氏:そうそう。

戸田:で、4年間。

F氏:4年間です。

戸田:一回生のときから寮に入った?下宿…

F氏:アパートを借りて住んでました。寮やと不便かなと思って、生活が。

戸田:で、今は今年から地元の?

F氏:そうです。地元の。

戸田:中学の。

F氏:はい。

店員:失礼します。ホットのカフェラテのお客さま。

F氏:はい。ありがとうございます。

戸田:今、今年から非常勤みたいな感じで。

F氏:ああ、そんな感じですね。

戸田:ありがとうございます。

店員:コーヒーです。

戸田:ありがとう。

店員:注文以上でよろしかったですか?

戸田:ありがとう。

店員:失礼します。

戸田:今年はちょっと○○で。

F氏:一応、○○みたいな感じで。

戸田:もともと先生やりたいなと思ってはったから。

F氏:高校ぐらいからですか。

戸田:そうですか。なるほど。今、さっき言ってはったように、どんなことで悩んではるんですか?仕事で。子供があれですか?

F氏:やっぱ学力。

戸田:やんちゃな子とか?

F氏:いやでも、すごいおとなしい子ばっかで、真面目な子ばっかなんでいいんですけど。学年によって学力差というか。

戸田:まさしくその。

F氏:一学年の中でもやっぱこう勉強の苦手な子、特別支援の子たちもいるんで。

戸田:そうなんですね。特別支援の子も皆さん一緒というか。

F氏:そうですね。社会だけはみんな一緒で。国語と英語はけっこう重要なんで、ピックアップして特別支援の子のクラスがあるんですけど、社会はもうみんな一緒で受けてるんで。やっぱこう文字書くのが嫌いな子もいるんで。[00:05:06]

戸田:じっと座ってるのもちょっとしんどい。

F氏:ちょっとうるさい子もいるんですけど。

戸田:わーわーする子もね。

F氏:まあどうにかこうにか。

戸田:なだめすかして。

F氏:なだめすかして。「うるさい」とか言って。

戸田:厳しい先生ですか?

F氏:そんなに。たぶんそんなにだと思いますけど。

戸田:ちょうど半年ぐらい?ちょっと慣れてきた感じ?仕事に。

F氏:そうですね。

戸田:やってみて楽しいなって感じ?

F氏:そうですね。日に日によって、やっぱ毎日違うことやってるんで、授業としては。

戸田:そうかそうか。ずーっと流れていきますもんね。

F氏:一学年一クラスなんで、一回授業やったらそれっきりなので、修正する期間もなく。

戸田:だいぶ小規模な。

F氏:そうですね。学校的には小規模で。一学年○○人。最低○○人なんです。最高○○人で。

戸田:全校生徒○○人いないの?

F氏:いないですね。

戸田:なんかいいですね。ぎゅぎゅっとして。

F氏:そうですね。私の中学生のときはもっと少なくて。ほんとにすごい小さいところで育ったんで、同級生○人みたいな。

戸田:みんな幼馴染。

F氏:はい、みんな。なんで、多いほうなんです、今。今の職場は多いほうなんですけど。

戸田:F氏さんはもうずっと○の△?

F氏:△。はい。

戸田:ごきょうだいはいらっしゃるんですか?

F氏:○が〇人いますね。今、○に行ってるんですけど。

戸田:なるほど。じゃあ今、お家は。あ、飲んでくださいね。

F氏:ああ。いただきます。

戸田:いただきます。お家は、ご両親と。

F氏:そうです。両親と私。

戸田:ご両親と私と三人で。そうですか。面白いね。同級生少ない。

F氏:同級生少ない。全校生徒○○人ぐらいでした。しかもほとんどきょうだいで構成されてるみたいな感じで。

戸田:お幾つ違いなんですか?

F氏:○は○つ違いです。

戸田:喧嘩する?もうしない?

F氏:もうしないですね。○も高校から○じゃないところの高校行ったんで、そっから下宿生活始まってたんで。やっぱり距離離れてると別に喧嘩することもないんで、仲良く。

戸田:小っちゃい頃は喧嘩しました?

F氏:うざいなと思ってました。

戸田:性格は似てるんですか?

F氏:いや、性格はあんまり似てないんじゃないですかね。

戸田:F氏さんけっこうサバサバしてる感じ?

F氏:サバサバしてて。あっちもおかしい感じですね。テンション高いみたいな。

戸田:ご両親とは仲いいんですか?

F氏:そうですね。

戸田:でも、これでF氏さんお家出はったらご両親寂しいですね。

F氏:そうかもしれない。まあ4年間出たんで。一回戻ってきて、みんなに「良かったね」って言われてます。「戻ってきて良かったね」って。

戸田:行って、三回生までは下宿で四回生で帰ってきはったん?

F氏:もうずっといました。

戸田:もうずっと下宿?

F氏:ずっと下宿で。一応、大学生活中でけっこうお世話になってたバイト先の方とかのとこもあったんで、けっこう働かせてもらって。

戸田:じゃあ、もう今年に春になって帰ってきはったんですね。

F氏:そうですね。

戸田:4年ぶりに。一旦出てね、一旦帰ってきたら、ちょっと関係ってなんか変わったするんですか?

F氏:そんな。帰省は何回かしてたんで、そんな変わることはなく。

戸田:体調のことお伺いしても大丈夫ですか?

F氏:はい。大丈夫です。

戸田:今はそんなに調子は?

F氏:もう全然。特に、なんていうんですかね。私も病名が、何種類か型あるじゃないですか。栄養障害型と接合部型と単純型みたいなのあるじゃないですか。

戸田:ですね、大きく分けて。

F氏:どれもよくわからなかったらしくって。たぶん、栄養障害型と接合部型のコラボレーションみたいなこう。ハイブリットみたいな感じなんじゃないかっていう。[00:10:10]

戸田:それは生まれた頃。F氏さんが物心つく前から。

F氏:から。先天性で。

戸田:生まれた頃の様子とかって、お母さんとかお父さんから聞いたりとか。

F氏:あんまり。でも入院したって言ってましたね。

戸田:ああ、生まれて。赤ちゃんで生まれてきて。○○さんは全然症状はない。

F氏:全然ないですね。

戸田:ご両親とか身近な。

F氏:ないですね。

戸田:F氏さんだけで。

F氏:はい。

戸田:そうですか。小っちゃいときと今と症状って。小っちゃいときのほうがちょっとひどかったりとか。

F氏:それもあんまりないかもしれないですね。

戸田:今の主に出てるところっていうのは。

F氏:今、特に、うーん、太腿とかは少ないんですけど。やっぱよく関節的に動く場所みたいな、肩回りとか首回り。やっぱベルトは擦れるんかわからないですけど、腰回りもたまにありますね。

戸田:足の裏は大丈夫?

F氏:足の裏は大丈夫ですね。なんか変なの踏まんかぎり、別に歩くときとかでは全然。

戸田:なんか○○さんから、スポーツされてて。

F氏:そうそう。そうですね。中学校はソフトテニスで。病院の通ってたとこに「運動するな」って言われたんですけど、いややったんで無視してやってました。「汗かくな」とか言われて、そんなん無理やろと思ったらもう別に、かわらんなと思って。

戸田:小学校のときは何も。

F氏:小学校のときはそうですね、普通に体育とかはやってて、水泳もやってたんですけど。別に授業、特に休むこともなく。さすがにバレーは危ないかなと思ってバレーは避けてたんです。

戸田:こっちのバレー?

F氏:衝撃。物を使ってやるスポーツはけっこうできるんで。直接当たるわけじゃないんで。なのでソフトテニス部。

戸田:そっか。ラケットでって。持つあれは大丈夫なの?

F氏:一応手袋させてもらってました。

戸田;なるほど。手袋するとちょっと衝撃っていうかはましな感じで。

F氏:まだましです。

戸田:なるほど。じゃあ、サッカーとかも?

F氏:サッカーは靴があるんでまだ。

戸田:直?

F氏:直が危ないんで。

戸田:プールも。

F氏:プールもまあ。着替えとかがえらいぐらいで、特にそんな。

戸田:今は何か保護材使ってはるんですか?

F氏:メピレックスですね。主に使ってます。

戸田:でも、メピレックスも使えるようになったのって、最初の頃って、たぶんガーゼと。

F氏:最初はただのガーゼで。ただのガーゼに薬塗って。なるべくくっつきにくいみたいな、そういうガーゼ買ってやってました。

戸田:でも、ひっつくし、痛かった記憶って。

F氏:ああ。もうずっと風呂でふやかして取ってたりしましたね。ガーゼは。

戸田:軟膏塗ってガーゼ。テープも止める?包帯ですか?

F氏:テープはあまり使ってなかったですね。

戸田:ネットみたいな。

F氏:ネットとか、くっつく包帯みたいな。あれを使ってました。

戸田:この脇のあたり。

F氏:脇のあたりは、もう、あれですね。たぶん小学生ぐらいまでは包帯ぐわーって巻いてたんですけど、たぶん中学生ぐらいからはもう暑いしみたいな、テープ使う、みたいなになって、そこぐらいから、優肌絆の優しいテープみたいなので貼るようになったかなと。

戸田:なるほど。それやったらそんなに剥がすときに一緒に剥がれちゃったりっていうのはなく。今は首と腰回り?

F氏:そうですね。背中とかも全体的にあるんですけど。

戸田:でも、こうやって寝てると痛いとか、ちょっとこの姿勢で、

F氏:痛いとかは特にないですね。寝相が悪くて日に日に怪我が増えてるみたいなところがある。日常生活でたぶん怪我することってほんとにないんですよ。寝て起きたら怪我が増えてるみたいな。寝て起きたらなんで、だいたい私が怪我治らないのは寝てるからみたいな。寝相が悪いから。なのでこう、よく擦れるここ。寝返りでたぶん打つここらへんとがが、いつの間にか。[00:15:20]

戸田:首もシャツとかで擦れてってこと?

F氏:これはわかんない。なんかこう擦れちゃうんですかね。

戸田:腕もね、きれいですけどね。

F氏:そうですね。今は。こっちはなんか、あれで。もうテープとか使うのめんどくさかったんで、アームカバーでしたり。やっぱりネットだと目立つんで、こっちのほうが自然かな。

戸田:下に入ってるのはメピレックス。

F氏:そうですね。どっかに貼ってるんですけど。

戸田:ああ。いいですよ、いいですよ。それ剥がしちゃったらね、メピレックス外れたら。

F氏:ここらへんに関節部分が。テープやとこう。

戸田:動いちゃいますもんね。

F氏:動いちゃうんで、こんなん使ったり。

戸田:足の裏も全然大丈夫?

F氏:そうですね。足の裏も。

戸田:良かったね。スポーツするのに足の裏あれやったら***(00:16:15)よね。今そのケアをしてるのはもうF氏さんご自身で。

F氏:そうですね。

戸田:背中もメピレックス貼ったりとか。

F氏:もしてます。

戸田:一人で?

F氏:ああ、もう。こうやってこうやって。毎日やってるんでまあ硬くなることもなく。たぶん。

戸田:小っちゃい頃はずっとお母さんがガーゼしたり。

F氏:小学生ぐらいまでですかね。

戸田:ほんならもう中学生ぐらいから。

F氏:たぶん小三とかそれぐらいにはもうたぶん一人でやってたかなと。

戸田:それはもう、「お母さん、私、一人でするわ」とか。

F氏:いろいろ小言、「なんでここ傷増えたん?」みたいなの言われるのもいやになってきたんで、自分でやるみたいな。

戸田:もうやるわって。

F氏:やるわって。

戸田:お母さん心配やからついつい小言が出てしまう。病院、このおっきい病院で出産しはったんですか?お母さん。

F氏:たぶんここらへんやと思うんですけど。ちょっとおかしいからかな、、○大の付属の、たぶん病院に入院してみたいな。

戸田:○年前、○大学で交流会。そのときいらっしゃった?

F氏:たぶんいました。

戸田:ね。私もいてて。

F氏:そうなんですか。

戸田:○○さんがね、「そのとき来てたよ」って。ああ、そうか全然ご挨拶できひんかったなと思ってて。

F氏:私も全然わかんなかったですね。

戸田:じゃあ、ちょっとその症状があるからっていうので○大に行って。

F氏:たぶんそうそう。

戸田:で、そこで診断を***(00:17:56)。

F氏:たぶんそうですね。

戸田;で、ちょっとハイブリット型って。

F氏:はい。その症状自体は○○さんに紹介してもらったあとに、○○先生の、○大の先生のとこに行って診断してもらって出してもらった結果でしたね。

戸田:じゃあ、○大でははっきり診断はつかなくって。

F氏:たぶん、この症状は表皮水疱症みたいな、やったんですけど、型があるのも知らなかったので。確か。で、そっから。

戸田:でも型がわかったん。○○先生とこ行かはったんて。

F氏:たぶん中学生か高校生。

戸田:じゃあ10年ぐらい前?

F氏:そうそうそう。

戸田:それも○○さんから。

F氏:そうですね。そんな感じやったと思います。

戸田:友の会の存在はお母さんが調べはった?

F氏:そうですね。

戸田:そこで参加して、○○さんと繋がって、で、○○先生のところ。

F氏:紹介されて。

戸田:で、○○ぐらい?○○いうたら、

F氏:○○。

戸田:○○歳。もう○年ぐらい前に。で、○○先生とこ行かれて。で、遺伝子検査受けられて。で、ハイブリット型。

F氏:たぶんハイブリット型。接合部型やったらなんかこう生まれてすぐ死んじゃう傾向があるみたいな。

戸田:また、接合部型のなんかね、型によってですね。

F氏:はい。なのでけっこう軽度なほうのやつで、ハイブリットみたいなやつなんじゃないかなっていうの。

戸田:最終的には栄養障害型になってるんですかね?

F氏:どうなんですかね。いまいちわかってなくて。たぶんそっちのほうが強いんじゃないかなと。

戸田:あれはもらってはるんですか?難病の。

F氏:もらってます。

戸田:たぶんあそこにね、型が書いてある。それはもう生まれた頃から。[00:20:09]

F氏:これはもう。

戸田:○○先生のとこ行ってから?

F氏:たぶんそうです。

戸田:ほんじゃあ最初、もう○○年?中学校までもうずっと。病院もじゃあほとんど行かない。

F氏:○○さんと知り合ってからメピレックスボーダーとかも知ったんで。その医療費も、ガーゼ買って、ぬり薬買って、包帯買って、ぐらいやったんで。

戸田:全部自費でやってはったん?

F氏:そうだと思います。

戸田:定期的に病院に行くっていうこともなかった。

F氏:その薬もらうぐらいですね。

戸田:軟膏もらうぐらい。

F氏:軟膏もらうぐらいで。あ、病名しか書いてないですね。

戸田:ほんとですね。型は書いてないですね。

F氏:はい。病名だけですね。

戸田:ありがとうございます。大事に。

F氏:○年まで働いてなかったので○○円です。

戸田:○年から高くなっちゃう。

F氏:○年から高くなるんで。

戸田:そっか。ほんじゃまだ型はちょっとはっきりしない感じなんですね。

F氏:はっきりしないかなって。

戸田:そっか。ほんじゃ、もう○年間まで病院に定期的に行くっていうのはほんとに軟膏をもらいに行くっていうだけで。何か注意、「こんなこと注意しなさいよ」とか、そういったこともあんまり。

F氏:そんな。でもやっぱ化膿してるところは化膿止めの、なんかちょっとしみる感じの薬塗ってたりはしたかなと。

戸田:でもその、「ソフトテニスやめなさい」って言われたのはその。その先生から。

F氏:ああ。そうですね。

戸田:汗かくから?

F氏:汗かくし、日焼けもよくないみたいな。

戸田:ああ、確かに、そうか。悪くなりました?日焼けしたり汗かくと。

F氏:いやでも、そんなですね。そんな感じは。傷できたりしたらやっぱりそこだけ白くなっちゃうってことはあるんですけど。治ったときに。まだ元気やったんで。

戸田:今は元気じゃないんですか?

F氏:今でもめっちゃ日焼けしたら、めっちゃ顔痛くなったときあって。これは日焼けし過ぎやなっていうのがわかったんですけど。

戸田:高校は何部やったん?

F氏:高校は運動部は入らずに、生徒会でやってました。

戸田:生徒会、何してはったんですか?

F氏:全部やりましたって言ったらあれですけど、会計、書記、副会長、会長ってこうランクアップする感じで、制覇していきました。

戸田:でもなんか、生徒会長っていう。

F氏:私、友だちとも一緒にやってたんですけど、それ以外、私の学年はやる気がないみたいな。他に別に競争する人もいなくて。

戸田:そっか、人数が。

F氏:高校なんで。

戸田:高校はちょっと増えた?

F氏:高校はそれなりに、真Rクラスぐらいはあるんで。○○人ぐらいの。でも信任投票でほとんどが。別に競争することもなく平和に務めさせてもらいました。

戸田:別にソフトテニスしてたからっていって悪くなるっていうってこととかも。

F氏:それはなかったですかね。手ぐらいですかねやっぱこう。グリップ握るんで、ここが一番擦れて。ここですかね。

戸田:ですよね。ここね。ここ、親指とここのつけ根に。

F氏:なんで、指なしの手袋して、皮膚擦れる代役を手袋にやってもらってみたいな感じで。

戸田:手もあれですよね。傷できてる感じでは。

F氏:もうそうですね。治ったんで。手相が薄くなってしまった感じがあるんですけど。まあ爪は、ない。けっこう保育所ぐらいには落ちてましたね。

戸田:もう保育所のとき。じゃあもうF氏さんが物心つく頃からちょっともう爪は。

F氏:ああ、でももう、自分でこうやってペラペラしてたんで。保育所ぐらいに。

戸田:ペラペラして。

F氏:2〜3回取れたんで。何回か生え変わったんですけど、もうたぶん3回目か2回目ぐらいに身体が諦めたみたいな感じが。

戸田:足の爪はある?

F氏:足の爪もないです。

戸田:足の爪はペリペリ?

F氏:足の爪は記憶ないんですけど、なんかいつの間にかなかったですね。

戸田:なんかこう絞ったりとかでも大丈夫?

F氏:ああ。でもやっぱり苦手ですね。絞るの。

戸田:直ですよね。[00:25:00]

F氏:やりすぎたら自分の手もちょっと痛くなるんで。

戸田:今、仕事、板書ですよね。黒板に。

F氏:ああ、そうですね。チョークとかは全然。「かぶれやんの?」ってよく言われるんですけど、そんなのは特になくて。

戸田:ずっと、小学校のときからもうケアも、F氏さんご自身で。

F氏:そうです。そうです。

戸田:○年生っていうたら、まだガーゼの頃ですよね。

F氏:そうですね。

戸田:メピレックスに切り替わって、メピレックス使うときって何か抵抗ありました?

F氏:ううん。全然特に。便利やなぁと思って。薬塗らんでもいいし。

戸田:ぺちょっと貼るだけやしって。薬っていうのはワセリン?

F氏:ワセリンみたいなので、ゲンタシンっていうんですか。

戸田:ゲンタシン。化膿したときだけ。

F氏:そうですね。

戸田:それはあれですよね。ガーゼとの、ひっつかないための軟膏として。

F氏:そうです。そうです。

戸田:メピレックスは合ってます?

F氏:メピレックスは。え?

戸田:合うっていうか。中には「合えへん」っていう人がいはってね。

F氏:全然。そうなんですね。

戸田:別にかぶれたりとか。

F氏:ない。大丈夫です。

戸田:今も○○先生のとこに行ってはるんですか?

F氏:いや。そんな行ってないですね。年に一回も行けてないんじゃないかなっていうぐらい。

戸田:そっかそっか。○歳のときに初めて○○先生のところに。

F氏:たぶんそれぐらいですね。○のときにも一回行って。

戸田:そうか、ほんじゃ、今、メピレックスもらったりは○大学で?

F氏:違います。その市の、「運動するな」って言われた病院で、取り寄せてもらって。

戸田:それは必要量もらえる?

F氏:必要量です。でもけっこう、

戸田:絞りはります?

F氏:絞られます。

戸田:なんか理由。絞る理由ってなんか言わはります?

F氏:なんかもともと絆創膏バージョンみたいなのあるじゃないですか。シート、メピレックスボーダーライトと、あと絆創膏っぽい、あっちももらってたんですけど、なんかしらんけど今年から、絆創膏っぽいほうは、君の病気にはリッチすぎるからみたいな理由で、おりてこないみたいな、出せないみたいなこと言われて、ちょっと不満に思ってるところですね。

戸田:ほんとですね。えー、なんでだろう。そんなに使ってないのにね。(00:27:48)

F氏:ちょっとわかんないですけど。なのでその、シートのライトのほうだけちょっと今もらってて。

戸田:ライトだけ。

F氏:メピレックスライト。

戸田:メピレックスライトか。

F氏:□□やからそんなこと言われるんかなと思うんですけど、よくわかんないんですけど。○の○市立病院のときは、「どんだけでもいよ」「頼んでいいよ」って言って準備してくれてたのに、こっち帰ってきて、ちょっと□□なんで、□□の皮膚科行ったら、そんなこと言われるしって思って。

戸田:あ、そっかそっか。今は□□の。□□のほうが病院近い。

F氏:そうなんですよ。

戸田:今、行ってはる病院は□□の市民病院みたいな。

F氏:いや。個人病院ですね。

戸田:あ、そうか。大学行ってはるときは○市立病院ね。

F氏:そうです。○市立病院だったんです。

戸田:そのときは好きなの。

F氏:好きなだけ、必要な分どうぞ頼んでくださいねって。それ基準でそのままこう紹介状書いてもらうじゃないですか。で、「この量多すぎるからちょっと減らして」みたいなこと言われて。

戸田:なんかけちくさいですね。納得いかない。

F氏:はい。セカンドオピニオンや、と思ってるんですけど。

戸田:ほんまやねぇ。

F氏:でも次どこ行こかなみたいな。

戸田:ほんまやねぇ。そこ。あ、そっか、そこはもう小っちゃいときから行ってはるから。

F氏:そうですね。

戸田:仕事で戻ったときも、もうそこに行こう思って。

F氏:はい。行こうかなと思って。

戸田:そこが、小っちゃいときからお母さんが近いし、皮膚科だしっていうので。

F氏:紹介されてたんやと思うんですけど。

戸田:○大学からかな。

F氏:もともと〇病院の皮膚科に来てて、で、薬もらったりしてたんですけど。皮膚科でちょっと詳しいところっていうか、専門的なとこやったらそこかなみたいな。

戸田:ほしいね。必要。納得いかないね。

F氏:納得いかないんですよ。

戸田:今は?月に一回ぐらい?受診。

F氏:月に一回ですね。[00:30:01]

戸田:で、何枚ぐらいもらってる?

F氏:今はメピレックスライトだけなんですけど、15箱分はもらってます。

戸田:一箱に何枚入ってるんですか?

F氏:4袋入ってて、一日、

戸田:50、50ぐらい?

F氏:たぶんそれぐらいですね。2袋は使うんで。

戸田:1日2袋。

F氏:はい。で、単純計算で1ヵ月分やと15箱要ります。

戸田:じゃあもう1日2袋、切って貼り貼り?

F氏:そうですね。

戸田:じゃあ、それがそんなに、ちょっと悪くなったから1日3袋とかっていうのは。

F氏:たぶん、そう。なんかこう悪くなるとこはもう既に大きく貼ってて。悪化しないようにとか。傷はないけどもおっき目に貼ってるようにしてるんですよ。特に首回りっていうか、ここの皮が異常に薄くて。たぶん、感覚的に。

戸田:胸の上あたりやね。

F氏:そこは怪我なくてもおっきく貼って。寝相が悪いんで、それをちょっと防いでます。

戸田:いつも、夜にお風呂入って、ほんで。

F氏:換えて。

戸田:で、メピレックス貼り換えて、朝はそのまま学校っていう感じ。

F氏:そうですね。ひどすぎるのはそこだけ取り換えてって感じで。

戸田:何かこう服に染み出しちゃったりとかっての今まで。

F氏:たまにあります。

戸田:メピレックスになってからは、ちょっとそれは減りました?

F氏:なんですかね。自分でやってるんで、背中で、知らんうちに行き届いてない場所とかあったりしたら、ちょっと染み出たりするんですけど。

戸田:ガーゼのときのほうがけっこうそれってありました?今まで聞かしてもらってた方で、やっぱり、貼ってるけれども、朝は大丈夫やけど、だんだん動いていくと滲んできて、服にちょっとついちゃったりして、着る服の色をね、敢えてこう。

F氏:そうですね。暗めの。

戸田:暗めの服に。F氏さんもそんなんはありました?

F氏:ガーゼ置いて、そのあとにティッシュ重ねて貼ってたりしました。すごい水分量多いと。

戸田:ああ。浸出液が多くなると。軟膏塗って、

F氏:ガーゼで、テッシュ重ねて。

戸田:で、上から。なるほど。それで漏れてくるっていうことは。

F氏:たぶんだいたいは大丈夫やったんかなと思うんですけど、やっぱ背中って盲点で。でんぐり返しとかするじゃないですか。小学生やったら。

戸田:寝ながら?

F氏:いや。体育とかこう。で、体操服って白かったり、白率高いんで、調子悪かったときはちょっと滲んだりとかしますね。

戸田:それで同級生とか、なんか言われたりとかってありました?

F氏:でも、みんな理解してくれてるところが多かったんで。

戸田:ああ、そやね。少人数で。

F氏:「やばいで」みたいな。

戸田:「血出てんで」

F氏:「拭いたるわ」みたいな感じで拭いてくれたり。

戸田;でも周りの近所の人とかも、友だちとかも、F氏さんがちょっと皮膚が弱いんかなっていうのは。

F氏:ああ。たぶんそんなんはだいだいは。そうですね、中学校のみんなはたぶん知ってたから。

戸田:じゃあ、F氏さんから何か伝えたりとか、「急にドンとかやめてな」とか。

F氏:そんなんは特にないですね。

戸田:みんな暗黙の了解みたいな。

F氏:まあそんなことはあったんじゃないかなと思いますけどね。

戸田:お母さんが学校に説明に行ったりとか。してたんかな?

F氏:学校の先生にはたぶん言ったと思うんですけど、別に。保育所からみんなこう、中学校までみんな一緒のメンバーなんで、そこは別に苦労することもなく。高校だけは、体育の時間とかは、「ちょっとこういう事情でできないところもありますけどよろしくお願いします」みたいなのは言った感じは。

戸田:お母さんが言った。もうそれはF氏さん自身。

F氏:授業のときに私が。

戸田:高校は、じゃあちょっと、今までのエリアから外れるような高校。

F氏:そうですね。同級生○人しかいないんで、ほぼいないようなもんじゃないですか。行ったときに。みんな同じ高校行ったんですけど。

戸田:もうばらばらなったんやね。

F氏:ばらばらですし。

戸田:じゃあ高校行ったときに、何かその外見的なことで言われることってありました?[00:35:03]

F氏:特になかったと思いますね。自分で皮膚が弱いんやぐらいの感覚で。友だちも別にそんな気にすることもなく。

戸田:夏場とかやったら半袖になったりでちょっと見えへんようにとかっていう工夫とかは。

F氏:ああ。そうですね。もう普通にそこはネットしてて。ネットとか、ネットじゃなくて、別にサポートいらんけどサポーターで、黒いんでちょっとまあ、ましかなみたいな感じのやつをしてましたね。

戸田:じゃあ何か言われていやな気持ちになったとか。

F氏:は、特にない。

戸田:学校とかでも特にそういう。

F氏:そうですね。

戸田:すごいみんなあれやね。いい雰囲気やったんやね。

F氏:はい。周りに恵まれたかなと。

戸田:お勤めされてても。

F氏:そうですね、特に。この前、書画カメラ。カメラ映して、板書がめんどくさかったんで、プリント用意してみんなに配って、そこで私が直接説明しながら書き込むときに、やっぱり手が映るんで、生徒けっこう気になっちゃったみたいで。手がぜんぜん違うみたいな。そのときはざわざわしたんで。「どうしたん、手、気になるん?」って逆に聞いて、「そんなん、触れにくいとこふれんなよ」みたいな生徒も言ってて。「皮膚が弱いからな」って言って。「ちなみに爪もない」とか言って。そしたら生徒としては、「え?先生どうやって背中掻くんですか?」とか。

戸田:なるほど。こうカリカリできへんから。

F氏:「そりゃ、ソフトに掻くよ」とか言って。そんな感じで。最近ありましたね。

戸田:それは手元が映し出される。OHPみたいな。

F氏:書画カメラっていって、上からカメラで。ユーチューバーみたいな感じでこうやるんですけど。

戸田:手元がクローズアップされて。

F氏:そうです。そうです。ペンでうわーって書いていくんで。そのときに気になったみたいで。やっぱりカメラで見るときと、この色。でもけっこう、

戸田:目立っちゃうんかなぁ。

F氏:色も目立っちゃうんで、なるべく気にしやんように、カメラに手が映らんようにしてたんですけど、映ってた。

戸田:ちょっと気にしてるなっていう雰囲気は。

F氏:生徒も触れてこなかったときみたいな感じはあったんで。まあ、いい機会やし別にええかと思って。

戸田「皮膚がよわいんや」言うて。そうですか。就職のときとかに何か、面接のときとかに、こういう持病があるんです、みたいな。

F氏:特にそれは。なんかもうあんまりなかったですね。でも、やっぱり部活があるんで。

戸田:なに?テニス?

F氏:違います。何部、「なんかみてもらわなあかんよ」みたいな感じで言われたんですけど、「無理なのはある?」って聞かれたんで、無理なのちゃんと伝えたら、今は○部もたせてもらって、一番安全なところというか。

戸田:なんのクラブなんですか?

F氏:○部なんでもうそのまま、なんでもありみたいな。

戸田:あ、○部なんですか。

F氏:はい。○部なんですよ。○系のなんでもあり。

戸田:○部なんですね。就職のときに診断書とか、そういったこととかも別に。

F氏:診断書は出したんですけど、別に普通の内科でやったんで。一応申請だけして、自分で。表皮水疱症みたいな。その他の視力とかいろんなところは異常なしやったんで、そのまま診断書出してもらったって感じですかね。

戸田:で、その診断書書いてくれはる先生に、「表皮水疱症持ってます」っていうことをお伝えされて、ほんで、先生もどっかに書いてくださって。

F氏:そうです。

戸田:面接で聞かれることとかも。

F氏:あー。そんなない。なかったです。

戸田:「なんか配慮することある?」みたいなぐらい?

F氏:まあそんなんだったと思うんですけど。特に運動関係ぐらいなんで、配慮するとすれば。いうても自分でやれることはだいたいわかってるんで。道具使う系ならどうにかなります、みたいな。

戸田:できへんクラブっていうのは具体的に何を挙げてはったんですか?バレー部とか。[00:40:02]

F氏:私の通ってるとこやったらバレーとバスケがあったんで。野球もちょっと厳しいかなと思ったんで。テニスやったら別に片手だけが犠牲になるじゃないですか。野球やったら両手になっちゃうかもしれんからと思ったんで、野球、バスケ、バレーが無理ですねって。残りは卓球か○部かみたいな選択肢やったんですけど。

戸田:そうか、卓球やったらまだ軽いし、ピン球当たってもパコってなるけど。

F氏:全然、卓球のほうがいいなぁっていうぐらいで。

戸田:気分的にはちょっと運動系のほうが良かったんですね。

F氏:そうですね。気分的には。

戸田:じゃあ特に面接とかでもそういったことは。

F氏:そうですね。

戸田:大学の友だちとかと旅行に行ったりとか。

F氏:旅行は一回だけ行ったんですかね。それも京都に行かせてもらって。真夏に、真夏に巡らせてもらいました。ほんとは卒業旅行でいろいろ行きたかったんですけど、コロナもあって。

戸田:そうか、今年やもんね。ずれ込んで夏に。

F氏:東京ディズニーランド行こうね、みたいな話もしてたんですけど。

戸田:ああ。行けへんねぇ。

F氏:行けずに、代わりにリッチな洋食を食べに行きました。

戸田:へー、そうなんですね。お昼大丈夫ですか?

F氏:大丈夫です。

戸田:頼みますか?

F氏:そうですねぇ。

戸田:時間は全然大丈夫なんですけど。お腹減ったら言ってくださいね。

F氏:はい。

戸田:京都どこまわりはったんですか?

F氏:なんか友だちの勧めで寺巡りというか。

戸田:暑いのに。

F氏:はい。寺巡り。仁和寺とか。

戸田:近くです。

F氏:そうなんですね。仁和寺と、あと、らいでんっていうんですか?

戸田:嵐電。

F氏:電車。嵐電。

戸田:よく乗ってます。

F氏:乗ったり。なんかいろいろ行ったんですけど忘れてしまいましたね。

戸田:今も仲良しなんですか?

F氏:ああ、そうですね。連絡ぐらいなんですけど、なかなか行けずに。

戸田:お母さん心配したりとかされます?

F氏:そんな。

戸田:あんまり心配してない?

F氏:けっこう自由にやらしてもらってますけど。

戸田:ソフトテニスするときお母さんは止めなかった?

F氏:別に。「あんたやれるならええよ」ぐらいやったと思うんですけど。

戸田:たぶんそれ、F氏さん信頼されてるんでしょうね、お母さん。お父さんも何も言わず?

F氏:はい。「自分のやりたいことをやれよ」みたいな感じで。大学もテニスじゃないんですけど弓道、弓道部で。

戸田:あれですよね。

F氏:弓引くやつなんですけど。あんまり怪我せんかなって思ったら、案外こっち側が犠牲になって。左手が。

戸田:引っ張るほうが右手になるんですか?

F氏:引っ張るほうはグローブみたいのがあるんですよ。そんなにダメージではないんですけど、こっちは弓持つほうで、案外反動が大きくて。

戸田:支えるから。

F氏:支える。

戸田:こっちは素手?

F氏:一応なんかこう。ほんとは素手がいいんですけど、カバーもある、一応それ専用のやつも売ってたりしてたんで、それを買って。

戸田:それで固定して。

F氏:そうです。なんでちょっと、たぶんそれの後遺症かわかんないですけど、乾燥がすごいんですよ。

戸田:ほんとですね。

F氏:ここがよく怪我するポイントやって。

戸田:弓道のときに、ここが。

F氏:はい、そうです。それがちょっと名残りかなっていう。

戸田:ほんとやね。こっちのほうが乾燥が。左。左手のほうが乾燥が。

F氏:左手が。ここがよく、弓で擦れる。

戸田:グッと持って、圧力が。左手の親指のつけ根のところが。けっこう大学、弓道されてるときは、ここがけっこうめくれてる状態?

F氏:いやもう、ただれてるというか。ここらへんとここらへんとかなんか、日によって持ち方が違ったりして、怪我する場所ずれたりするんですよ。ちょっと血膨れみたいな。

戸田:でも、ちょっと痛いですね。やっぱり。[00:45:02]

F氏:痛いですね。

戸田:痛いし、ちょっとこう持ち手を変えたりしたら、なんていうんですか、当たる成績も影響する感じ?

F氏:上手くいけば痛くないときのほうが多いんですよ。ただ、下手なんで、怪我する。

戸田:ああ。なるほど。

F氏:っていう感じで。なので、自分の持ち方で痛くない方法を探しながら、それで打つのが一番いいんですけど。

戸田:痛くない方法が、バシって決まるんだ。

F氏:うん。バシって。痛いとぶれるんで、「うわぁ、痛い」みたいな。

戸田:痛いし余計にもうバーンってなる。

F氏:そうです。で、こう、矢のかけ方が最後にぶれたりするんで。

戸田:けっこうあかぎれっぽくなったりも、乾燥でしちゃうんですかね。

F氏:ここ。どこですか?ここらへんは。

戸田:ここの?ここ?ここ?違うか。

F氏:これはなんか、なんかですかね。残ってるん。

戸田:残り傷みたいな。

F氏:はい。弓道関係ないと思いますよ。

戸田:こっちも乾燥が。

F氏:そうなんですよ。すごい最近残ってるなと思って。

戸田:ほんとですね。受験勉強のときとかペン持ったりとかも全然。

F氏:そんなん全然大丈夫です。

戸田:ペン持つぐらいやったら大丈夫なんですね。時計も大丈夫ですか?

F氏:時計も、たまに痛いなって思うときあるんですけど。そんな、それなりに大丈夫ですね。

戸田:痛いのと痒いのがけっこう同居するってよく。痒いのはどうですか?治りかけのときとか。

F氏:治りかけとか。今、痒み止めが切れてて、ちょうど。夜ぐらいになるとめっちゃ痒なってくるんですけど。ピリピリしてくるみたいな。

戸田:痒み止めって内服で飲んではるんですか?

F氏:粉ぐすり、カプセルで。ザジテンっていうやつを。

戸田:あれ効きますか?

F氏:やっぱり飲んでる分効いてるなと思って。

戸田:やっぱり飲まないと痒いなっていう。

F氏:うん。なんか思いますね。薬中みたいな(笑)。

戸田:ザジテン切れるとなんか痒いなみたいな。

F氏:はい。まずいなと思いながら。

戸田:ザジテン中毒(笑)。

F氏:他にないんかなとか思うんですけど。でもなんかちょっとピリピリするなみたいな。

戸田:そうか。ほんじゃあ今はメピレックスとザジテンをもらいに。

F氏:そうですね。

戸田:ザジテンは朝一回飲んで。

F氏:夜に飲んでますね。

戸田:夜に飲んでるんや。

F氏:はい。眠くなるかもしれないから。

戸田:はいはい。じゃあザジテンとメピレックスをもらって。

F氏:そうです。

戸田:ザジテンはもうずっと飲んではるんですか?

F氏:ずっと飲んでますね。

戸田:小っちゃいときから?

F氏:いや。小っちゃい頃は飲んでなかったんですけど。たぶんあれですかね、大学入ってからかなと。○病院でもらったんじゃないかな。

戸田:それは、「ちょっと痒いんや」っていう相談をしたら、「あるよ」いうて。○病院がけっこうしっかり診てくださって。

F氏:そうですね。

戸田:これは皮膚科の先生?

F氏:はい、皮膚科の先生です。○、女の先生いて、けっこうよく面倒みてもらって。すごい何度も毎回行く度に「保湿剤塗りなよ」みたいな。

戸田:ほんとやね。乾燥しちゃうもんねぇ。

F氏:全然塗ってないのバレバレやったんで。「塗りなよ」って毎回言われて「すみません」って言って。

戸田:えへへって言って。

F氏:「寝る前だけ塗ってます」みたいな「もう一回塗りなよ」みたいな。

戸田:バレてるーみたいな。そうか、4年間はその女性の先生がずっと診てくださってて、今は男性の。

F氏:そうですね。すごいおじいちゃんで。

戸田:でも、友の会ができるまで、そんな病院で同じ患者さんと知り合うとかっていうのは。

F氏:ないですね。

戸田:ないですよね。「なんで自分はこんな弱いんやろ」とかって思ったりとかってありました?

F氏:別にそんな。

戸田:もうこんなもん?

F氏:こんなもんかなと。仕方ないなとは。

戸田:なんか皮膚のことで、なんかちょっとシュンとしちゃったりとか、そんなこと。シュンじゃなくても、なんか、なんやろうね、向き合うときとか。皮膚。[00:49:59]

F氏:向き合うとき。うーん、なんですかね。やっぱり服は選びますかね。襟ついてるほうがやっぱ首が見えないんでいいかなって思ったり。

戸田:首はやっぱりあれですか?

F氏:今は別になんですけど、ちょっとなんかこう残ってるっていうか、あるんで。

戸田:すごい。メピレックスきれいに貼ってる。

F氏:貼ってます。ここはちょっと飛び出してるんで、襟あったほうがいいかなと思って襟の服着てたり。

戸田:タートルネックのセーターとか。セーターはでもちょっと。

F氏:タートルネックはでも。

戸田:チクチクしません?

F氏:好きじゃないんですよ、自分が。なんで、着心地がなんかこう。タートルネックのほうがいいんですけど、保護的に。あんまり好きじゃなくて。

戸田:じゃあ、それは着心地?

F氏:着心地ですね。襟のほうがかっこいいかなと思って。

戸田:うんうんうん。よう似合うてはります。そっかそっか。ほんじゃ、シャツもきゅっとしめる感じで。あと何か選ぶ服とかあります?

F氏:あと。でもやっぱ、メピレックス落ちてきたりするんで、日常生活中に。貼ってるけど、

戸田:粘着力がちょっと落ちて。

F氏:粘着力が落ちて。やっぱ家の中やったら気緩んでるんで、家の中てくてく歩いてたら、ぽとぽと落としてたり。

戸田:ぱらぱらって。

F氏:はい。それで毎回母に注意されて、「あんた、よそでもこんなんしてたらあかんよ」なんてね。ズボンもなるべく隙間ないようなやつを外ではいてったり。

戸田:ああ、そっかそっか。ぽろぽろっと落ちへんように。

F氏:そう。ぽろぽろっと落ちへんようにっていうのもあるんです。

戸田:なんだろ、ワンピース的なやつ?

F氏:は、危ないですね。シャツインもなるべくしてるようにして。背中からとかも落ちちゃうかもしれないんで、インナーは、今はシャツなんでシャツインしてますけど、別にTシャツのときでもインナーはシャツインしてて、なるべく落ちないように。

戸田:下半身はメピレックス貼ってる?

F氏:貼ってます。今、なんか最近は太腿は調子良くてあまりないんですけど、小学生とか別にそういうときはめちゃくちゃあったんで。

戸田:太腿とかも。

F氏:はい。太腿とかも。

戸田:それってやっぱり、なんだろう。成長によって変わるみたいな?

F氏:なんかわかんないんです。それはわかんないんです。

戸田:小学校のときに、太腿めっちゃ酷使してたとかっていうわけでは。

F氏:特にないんですけど。

戸田:前はそうやったけど、今は。反対に前は大丈夫やったけど今ちょっと酷くなってるとかっていうのは。

F氏:それはでもここですかね。鎖骨あたりは最近弱くなってきたかなって。

戸田:薄くなってる感じ。

F氏:薄くなってる感じがしますね。

戸田:ごめんね、お昼やね。なんか食べましょか。

F氏:戸田さん。朝は食べました?朝ごはん食べました?

戸田:食べましたよ。食べましたよ。F氏さん嫌いなもんとかないですか?

F氏:特にないです。冷奴ぐらいで。

戸田:湯豆腐は大丈夫なんですか?

F氏:湯豆腐は大丈夫です。

戸田:その違いは何なんですか?

F氏:なんか豆腐感が強いほうがむりなんです。

戸田:ああ。冷奴のほうは。

F氏:湯豆腐は出汁とか効いて。

戸田:お出汁で食べたりポン酢で食べたりとか。

F氏:冷奴は醤油だけではカバーしきれないと。

戸田:お豆腐感が。

F氏:お豆腐感があるんで。なんか加工してくれと思うんですけど。

戸田:あげ出汁豆腐とかも大丈夫?

F氏:あげ出汁豆腐なら大丈夫です。

戸田:お豆腐感減りますもんね。

F氏:麻婆豆腐とかになると、よっしゃと思って。

戸田:(笑) 何にしようかな。自炊してはったんですか?大学のときは。

F氏:そうですね。自炊と言っていいのかわかんない感じの料理を作ってました。

戸田:(笑) 何しましょ。おいしそ。

F氏:バイト先が飲食店やったんで、けっこう賄いで救われてた部分もありますけど。

戸田:そっかそっか。

F氏:何しましょ。

戸田:サンドイッチにします。

F氏:いいですね。

戸田:だめですね。何食べてもおいしくって。

F氏:ピザトーストにします。

戸田:はい。(ピンポーン)勉強しました。学びました。

F氏:けっこう強く押したつもりやったんですけど。

戸田:強く押してたんですけどね。エッグサンドにしよう。ここはよく来はるんですか?[00:55:00]

F氏:そうですね。たまに。でも、久しぶりに来ました。最近、授業が立て込んでて。今週がけっこうピークやったんですけど。昨日、土曜授業で。

戸田:いやー。ごめんなさい。

F氏:大丈夫です。今週は火曜日休みなんで。

戸田:そっかそっか。代休とかってないんですか?

F氏:代休あります。あるんですけど、休みとってもその日に授業がなくなることはなくて、別のときにまたその休んだ分をどっかで入れないといけないんで。

戸田:休んだか休んでないんだか。

F氏:なんで先生が全然休まないんですよ。他の先生とかなかなか。休んだら別の日にこう。

戸田:しわ寄せがいっちゃう。

F氏:しわ寄せがいくんで。

戸田:なんか労働基準的にどうなんだろうっていう。

店員:ご注文お伺いします。

F氏:ピザトースト一つ。

店員:たっぷり卵のピザトースト一つ。からし入っていても大丈夫ですか?

F氏:ああ、無しでお願いします。

戸田:エッグサンド一つください。

店員:からしマヨネーズは大丈夫ですか?

戸田:はい。お願いします。

店員:注文確認させていただきます。たっぷり卵のピザトーストからし抜きを一つ。エッグサンドを一つでよろしかったですか?

F氏:はい。

戸田:お願いいます。

店員:失礼します。少々お待ちください。

戸田:からし苦手ですか?

F氏:なくていいなと思います。なくてもおいしいなと。あっても別に文句ないですけど。

戸田:(笑) F氏さん面白い。

F氏:そうですか?

戸田:お友だち多いんじゃないですか?

F氏:いやあ。全然少ないほうだと思いますけど。まあでも、よく笑ってくれる友だちは多いですね。

(語り一部カット)

戸田:でもF氏さんあれやんね。学校の先生やりはるぐらいやから、子供好きなんやな。

F氏:そうですね。子供面白いなと思って。

戸田:面白い?

F氏:はい。

戸田:中学生?

F氏:中学生面白いっすね。発想力が違うなと思って。

戸田:例えばどんなこと?

F氏:質問。一年生特に好奇心旺盛なんで、質問いろいろとかしてくるんです。なるべく答えられるようにはしようかなと思ってるんですけど。

戸田:それは社会の?

F氏:社会関係で。でも全然違うこともあって。「ウルトラマン知っとる?」とか。「え?今、関係ないよね」とか言って。

戸田:(笑) 関係ないよね。

F氏:「わかった。見てくるから次回ね」って言って、どうにかこうにか遠ざけて。

戸田:なだめすかして。そっか。面白い。いいですね、学校。

F氏:いろんな刺激もらえるんでいいかなと思って。

戸田:今通勤は車で○分ぐらいの。

F氏:車で。そうですね。

戸田:あれはないんですか?残業。

F氏:残業はやっぱりすごいですね。

戸田:サービス残業。

F氏:特に1年目っていうのもあるんですけど。

戸田:まあねぇ。帰ってくるの遅いんですか?

F氏:8時ぐらいですかね。

戸田:朝は何時に?

F氏:朝は7時半に出発する感じで。

戸田:じゃあもう家帰ってご飯食べて寝るみたいな。

F氏:そんな感じですね。

戸田:じゃあ、帰ったらお母さんごはんを。

F氏;もうしてくれてるんで、いつも感謝して。

戸田:母さんありがとうって。

F氏:ありがとうございますって。

戸田:お母さんと喧嘩したりとかもないの?

F氏:たまにはしますけど、そんな。

戸田:しんどくないですか?私、いろいろ脈絡なく。[01:05:02]

F氏:全然。

戸田:お風呂入って。ケアもそんなに、今時間かからない感じ?

F氏:30分あれば終わるかなって。

戸田:えー?すごい。

F氏:なんで、あんまり他の人の参考にならない。データ取れるんかなとか思いながら。 30分ぐらいで終わります。

戸田:さっき切込み入れて、すごいきれいに貼ってた。あんなんは自分で工夫して?

F氏:そうですね。「使い方は自由です」って言われてたんで、自由に使っております。

戸田:病院もなかなか患者さんが多い枠じゃないし、こうしたらいいよとかっていうアドバイスよりは、自分で工夫して頑張ってねみたいな。

F氏:そうですね。自分で貼りやすいように。動きが多いんで、ちょっと切れ込み入れて貼ってるって感じです。

戸田:じゃあ学校のときも、もうシャツ?

F氏:シャツですね。

戸田:ボタンとめて。パラパラって落ちないように。

F氏:パラパラってしないようにシャツインして。

戸田:それはもうプライベートでも。

F氏:そうです。

戸田:今日ちょっとワンピース着ようとかっていうのは。

F氏:ないです。高校のときに渋々スカートはいたぐらいで。

戸田:スカートがもともとあんまり?

F氏:もともとあんまりですね。

戸田:そうなんだ。どうして?かわいいのに。

F氏:肘とか膝がすごいしわしわなんで。曲げる部分が。膝。

戸田:あー、膝?

F氏:はい。そこもなと思って。

戸田:それはちょっと見せたくないなって。

F氏:見せたくないなと思って。目立つしなと。

戸田:「見られたくないな」か「見せたくない」かどっち?

F氏:「見せたくない」ですかね。お風呂も好きなんで銭湯とかも行きたいんですけど、やっぱそのぶん傷見えちゃうじゃないですか。ほんでもう、見せるのもなって、相手気分よくないかなとか思って、もう最近ほとんど行ってないですね。

戸田:でも夏の旅行のときは。

F氏:それはあれです。温泉とかじゃなくて、ホテルの風呂で。

戸田:そうかそうか。もう一人ずつ入る。

F氏:相手も理解してくれてるんで。

戸田:ケアのときも一人でぴっぴっぴっぴっぴって。

F氏:そうですね。狭いホテルの中でわーっとして。

戸田:洗面所でぴっぴっぴっぴっぴって。

F氏:洗面所でぴぴぴっと。鏡さえあればできるんで。

戸田:視線を感じるというよりかは、見せるのがいやっていうか。

F氏:そうですね。それは見られるやろうとは思ってるんで。

戸田:別に見られるのは。見られるっていうのも嫌やんな。「見られるのはいいんやけど、見せたくないんや」っていう人もいます。

F氏:あー。

戸田:F氏さんの場合は両方ちょっとある?

F氏:「うわ、わいそう」みたいな。勝手にかわいそうとか思われるのも嫌やしなと思って。かわいそうじゃないし。

戸田:そんなちょっとかわいそう的な発言とかも。

F氏:よく知らないおばちゃんとか言ってきますね。

戸田:全然知らないおばちゃんに。

F氏:「アトピーか。かわいそやな」みたいな。よく。「そうですねぇ」って。「元気ですよー」みたいな。適当にかわしてるんですよ。

戸田:一から説明なんてしませんよね。

F氏:「そんな感じです」言うて。アトピーのことも全然。アトピー自体がよくわかってないですけど、「そんな感じです」って適当にかわして。

戸田:おばちゃんよくね。スカートはもともと好きじゃない。

F氏:はい。好きじゃないです。

戸田:夏とかやったら暑いからね、ちょっと短パンはいたりとか。

F氏:そんなん、大丈夫ですよ。

戸田:はかずに。

F氏:せめて涼し気な生地に。そのときは特に、ぱつぱつの吸い付くようなズボンじゃなくて。いつも着ますけど。

戸田:ぴちゃっとしたやつじゃなくて、ちょっと風通しがいい、ゆとりのあるワイドパンツみたいなものね。

F氏:ゆとりのあるパンツ。

戸田:膝があれですか?前はちょっと症状強かったから。関節なんかな。

F氏:関節。たぶん、伸縮だと思うんですけど。

戸田:そこでもう圧がかかって。

F氏:たぶん、伸縮する機能が弱くて、伸びた分はもう縮まない。で、もうしわになるみたいな。[01:10:03]

戸田:でもあれやね。伸びて、

F氏:こう縮んで***(01:10:11)ますよね。伸縮具合が。

戸田:動きが悪くなって。

F氏:動きが悪くなることはないんですけど。

戸田:ないんだけど、ちょっと抵抗がある?しなやかさがなくなる?

F氏:しわしわやしなと思って。動き的には別に全然。

戸田:問題なくっていう。でもやっぱりずっとしてたりとかするとやっぱりちょっと赤くなって。

F氏:そうですね。昨日ちょうど、中学生が地震体験車に乗ってたんですけど。

戸田:あれ?がたがたってするやつ?

F氏:はい。土曜授業使って。そのときに、思い出して。私は乗らなかったんですけど。「先生どうぞ」て言われたんですけど、絶対乗らなくて。中学生のときに、乗ったときに、こうするのが理想らしいんですけど。膝ついて。

戸田:両肘を?

F氏:肘ついて頭抱えてみたいな。で、足も地面につけてみたいな。

戸田:膝つけてって。それが揺れるから。

F氏:それが揺れるんで。中学生のときに、たぶん怪我するやろなと思って乗ったんですけど、案の定血まみれになって。

戸田:そのときに担任の先生が、もうほんとにびびって。

店員:たっぷり卵のピザになります。

戸田:ありがとうございます。

店員:ご注文以上でよろしかったですか?

戸田:はい。ありがとうございます。

戸田:担任の先生、そりゃびびるわ。

F氏:担任の先生びびって。私は元気なんで、こうなるやろなと思って覚悟して乗ったので。でも予想以上に血まみれやったので、先生もびびってて。

戸田:それは、水疱がぐーっと。

F氏:もう皮ですね。皮がベラっとめくれちゃった。

戸田:もうめくれちゃって出血して?

F氏:出血して。

戸田:いただきます。わーい。先生そりゃびびるわ。

F氏:はい。で、昨日あったやつは絶対乗らんと思って。絶対乗ったらあかんと思って。

戸田:あかんやつやって。

F氏:はい。生徒も、「え。先生乗らんの?」とかって言ってくるんですけど、「血まみれになるからあかん」とか言って。ジョークのように聞こえるぐらいで言って。

戸田:今は担任持ってはるとかそういうわけでは。

F氏:副担任みたいな。

店員:すみません。失礼します。

F氏:昨日ちょうど担任の先生が野球部の県大会の付き添いでいなくて、ほぼ担任代わりみたいな。

戸田:ほぼほぼ担任で。

F氏:はい。でも、一年生のクラスもあったんで、一年生の先生に体験を任せて私は逃げてきました。

戸田:乗らない。

F氏:危ないとか言って。

戸田:今、副担任は三年生?

F氏:今二年生です。

戸田:いただきます。

F氏:いただきます。

戸田:F氏さん、食べるの好きですか?

F氏:食べるの好きですね。でも熱いの苦手なんですよ。

戸田:熱い。鍋とか?

F氏:鍋とか苦手です。

戸田:おいしい。

F氏:たぶん、熱すぎると口の中に水疱ができたりして。

戸田:あつあつそうやけど大丈夫?

F氏:餡系じゃなかったら大丈夫ですね。スープとか。

戸田:F氏さんは趣味はなんですか?

F氏:趣味。なんすかねぇ。でも最近は漫画とか。

戸田:何が今?

F氏:最近はジャンプに汚染されてます。週刊少年ジャンプ系を。

戸田:(笑) 少年なんですね。

F氏:はい、少年。心はずっと少年みたいな。

戸田:(笑) ずっと少年。

F氏:はい。中学生より漫画読んどるんじゃないかな。少年ジャンプ。

戸田:そっか。じゃあスカートに目覚めることはないですね。

F氏:ないない。高校になってやっと少女漫画読んだみたいな。

戸田:うん。そうか。高校はスカート?

F氏:はい。めちゃくちゃ嫌でした。

戸田:(笑) ほんとう。スカート?

F氏:スカート。

戸田:クローゼットにスカートが。

F氏:ゼロですね。

戸田:そっか。

F氏:大学の謝恩会で、一応ドレスコードみたいな暗黙のルールみたいなのがあるんで、そこだけはなんかこう着ていきましたけど。

戸田:スカート?

F氏:ドレスアップみたいな。

戸田:それはもう小っちゃいときから?[01:15:06]

F氏:小っちゃいときから。小っちゃい頃からずっとずれてたんで。プリキュアよりも仮面ライダーが好きみたいな感じやったんです。

戸田:(笑) プリキュア派じゃなかったんですね。

F氏:プリキュア派じゃないです。ジャージとかも○のお下がりで良かったんですよ。デザインが。ほんとなんか少年のように生きてました。

戸田:少年。今も少年。心で。

F氏:今はぎり、そんな間違われることはないですけど、ほんと髪もうちょっと短かったりして、で、ちょっとボーイッシュな感じの服着てるともう男性みたいな。

戸田:(笑) ほんとF氏さんかわいいですね。

F氏:そうなんですか。

戸田:かわいいな。でも少年ジャンプってあれ、週刊?

F氏:週刊ですね。

戸田:毎週買って?

F氏:最近買い始めました。

戸田:最近始まった?

F氏:はい。もともと単行本で追っかけてたんですけど、なんか気になり始めて。最新話のほうは。なんで、週間を買い始めたみたいな。

戸田:今って何?月曜日ですよね。

F氏:月曜日です。

戸田:月曜日はねすごいことになるんですよ。みんなジャンプを買いに行く。

F氏:でも今えらいですよね。電子版が普及してて。

戸田:あ、そうか。電子版か。

F氏:今は何が入ってるんですか?

戸田:今は『ワンピース』

F氏:『ワンピース』

戸田:『スラムダンク』はもう終わってるんですか?

F氏:もう終わってますね。あとはもうほとんどないんじゃないですか。『ナルト』ももう終わってるんで。『鬼滅の刃』も連載は終わってるんで。番外編みたいなのやってます。

戸田:少女漫画は読まないんですね。

F氏:はい。

戸田:頭にリボンはつけてないんですよね。

F氏:もう全然。『ちゃお』とか『りぼん』とかもう。目がおっきいキャラクターがちょっと受け入れられなくて。

戸田:(笑) きらきらしてるの。

F氏。少女漫画のあの、あからさまに目がおっきいやつあるじゃないですか。ちょっと現実的にありえんなと思って。

戸田:それは違うと。ふーん。さっき車乗せていただいたとき、ビートルズ好きなんですか?私も好きです。

F氏:ずっとかけてますね。CD選ぶんですよ。自分で作ったCDもあるんですけど、母とかが選曲して、自分で焼いた曲はなかなか読み込んでくれなくて。車が。

戸田:へー。車が。

F氏:車が読み込んでくれないんで。

戸田:(笑) 拒否してるの。

F氏:拒否してくるんで。じゃあビートルズにしようかなみたいな。市販のやつはちゃんと読み込んでくれるんで。

戸田:そっか、自分で取り込んだやつを。

F氏:そうそう。ちょっとそういう新しい技術はちょっと受け入れられないらしくて。

戸田:お下がりカーだから。

F氏:お下がりカーなので、ちょっと技術が追いついてないんで、ビートルズをずっとかけています。

戸田:めちゃくちゃ好きっていうわけではないんですね。

F氏:はい。英語聞けるようにならんかなって思いもあるんですけど、難しいですね。

戸田:それは英語の勉強。

F氏:いやでも全然わかんないです。『イエローサブマリン』とかそういう、題名ぐらいしか聞き取れないみたいな。

戸田:F氏さん好きな食べ物は?

F氏:食べ物ですか。好きな食べ物は、たこ焼きとか好きです。粉もの全般的に好きです。お好み焼き。あとなんですかね。なんでしょう。でもだいたい食べれるんで。

戸田:だいたい。お豆腐、冷奴以外は。

F氏:そうです。豆腐以外は。

戸田:お母さんは?そうか。お母さんはそんなに厳しくなく。[01:20:00]

F氏:そうですね。自由は自由でしたね。

戸田:お母さんお仕事してはるんですか?

F氏:はい。○○で。

戸田:何してはるんですか?

F氏:○○でやってるんで。実家の○○のところでやってるんですけど。

戸田:お父さんとお母さんが。

F氏:はい。家族で。祖父、祖母。

戸田:親族。

F氏:親族。

戸田:ということは、○が近いんで。ずっと○の山奥。

F氏:そうなんですね。

戸田:○がすごい憧れでね。そうか。○。あ、そうかと思って。

F氏:もう○って。京都の○ってあれですもんね。全然ないですもんね。

戸田:全然。あっちの○のほうなんで。よく海水浴も?

F氏:夏は海水浴客で。

戸田:ちょっと海水に入ったほうが状態ましになるっていう人が。

F氏:なんか聞きますね。

戸田:あります?あんま関係ない?

F氏:でもそんな。塩水やからいけないとか全然そんなん思ったことないですね。よくなったっていう気持ちもないですけど。でも砂浜なんで、海に入ってると砂も入ってくるんで。

戸田:傷っていうかこう、じゅくじゅくってしてるところに?

F氏:かさぶたができてて、治りかけの。水疱があったところにかさぶたできたとするじゃないですか。ポケットみたいになってるじゃないですか、知らないうちに。そこにめっちゃ砂入ってたりするんですよ。別に傷じゃないんで、痛くもないんですけど、あとで取り除くのすごいめんどくさいみたいな。

戸田:見た目でわかるの?

F氏:もうめっちゃ砂入ってる。特に足なんですけど。やっぱ足のほうが砂に触れるんで。

戸田:ちょっと水疱もできてる感じやったりする?

F氏:水疱もあったり。砂だけがちょっとめんどくさいんですけど。

戸田:泳ぐのは得意やったんですか?

F氏:もうずっと泳いでましたね。中学生の頃。テニス終わって泳ぎにいって。

戸田:海に?

F氏:でも、地元の人たちは、海はべとべとなんで川に行くことのほうが多いです。

戸田:すっごい体力ですよね。

F氏:めっちゃ元気でしたよ。

戸田:めっちゃ元気。そのときは水着やけど、それは見られるのは別に?

F氏:水着じゃないです。

戸田:なになに?

F氏:テニスウェアで砂浜行きます。

戸田:(笑) テニスウェアで入ってたの?

F氏:はい。全然水泳用じゃない。水めっちゃ含む。

戸田:重いーみたいな。

F氏:はい。

戸田:重いまま。

F氏:汗かいたまま行きます。昼ご飯だけ食べて、みんな川集合みたいな。

戸田:(笑) 川集合。でもそのまま入ったら、ガーゼめっちゃ。めっちゃ重く。

F氏:でも重くはない。とれそうなやつだけ先にとっといて。で、包帯巻いとくとかして泳いでましたね。

戸田:そうか。お。大丈夫か?

F氏:大丈夫です。

戸田:高校のスカートやったときとか足、タイツかなんかで隠してはったんですか?

F氏:タイツも嫌いやったんですよ。タイツ嫌いやったんで。

戸田:わかる。

F氏:長いソックスで、足、膝の調子悪そうなときは、膝のサポーターみたいなんをあてて行ってました。

戸田:うんうん。なるほど。中にはどうしてもはかなあかんときはタイツで隠してたって。

F氏:ああ。

戸田:タイツをガーゼを抑える代わりに。

F氏:タイツはなんかこう、そのとき、高校のときは吸いついてくるのが嫌いやったんで。今は別にいいんですけど。わざわざズボンまで上げなあかんしみたいな。[01:25:06]

戸田:ハイソックスでサポーターで。夏の半袖のときもそういう。

F氏:そのときは別にこんなんしてなかったですね。包帯巻いてるか、元気やったらそのまま。

戸田:じゃあちょっとそういうさっきのシャツ、首元が見えない。こういう開いた服っていうのは意識的に。

F氏:してない。

戸田:選択肢の中に、F氏さんの中には外されてる。

F氏:涼しいときは、もういらんかったらここのやつもとって、普通の首なしの。

戸田:Tシャツとか?

F氏:Tシャツとかを着てますけど。

戸田:そやね。ここって確かに皮膚弱いかもしれない、薄いかもしれないですね。この辺りって。

F氏:はい。

戸田:おしゃれで気になるのってそんなこととか?

F氏:そうですね。

戸田:こんな服着たいなとか。そんな、おリボンつけたいなとかはないと思うんですけど。

F氏:はい。今は白多いですけど、なるべく白い服のほうが。白い服も選べたらいいなっていうのはありますね。

戸田:でもそんなにじむこととかもうそんなに。

F氏:でもなんか痒いなとか思って掻きすぎたら、あ、やばーみたいなときとかありますよね。しみてきそうやったみたいな。

戸田:それは外で?

F氏:はい。

戸田:痛いっていうより痒いほうが。

F氏:痛いはほぼないですね。傷を作ってしまったときとかの直後ぐらいで。

戸田:あ、傷できた。圧がバーンとかかったりとか。それ以外で傷できるってことは?

F氏:ないですね。もう寝てる間とか、傷できても起きないんで。

戸田:朝ほんじゃあシーツとかに。

F氏:シーツが事件現場みたいになってますね。

戸田:事件現場。

F氏:なんで、なるべく、ホテルの白いシーツとかあんまり好きじゃないんですよ。

戸田:旅行のときは大丈夫でした?事件現場。

F氏:ホテルにバスタオルあるじゃないですか。バスタオル敷いてます。

戸田:それでちょっと事件現場を。

F氏:ちょっと、はい。和らげる。

戸田:でも修学旅行のときとかも。

F氏:そうですね。でも、手当は自分でできるんで、やって。

戸田:バスタオル敷いて。

F氏:はい。

戸田:まわりがみんなわかってくれてるっていいですよね。

F氏:はい。

戸田:修学旅行って、けっこうおっきいお風呂とか。

F氏:でも、ほぼ室内のやつ使います。

戸田:やっぱり抵抗ありますよね。おっきいお風呂に。

F氏:理解してくれてるっていうのも。まあなんとなくしか説明してない部分もあるんで。実際に一緒に風呂入ろかとは絶対に思わないし。だったら知らん人と一緒に風呂入るぐらいのほうがまだいいかなと。たぶん、実物見たらめっちゃ心配されるんじゃないかなっていうのがあるんで。

戸田:自分はね、ずっと見てる日常のあれやけど、全然、ぱっと見て、「大丈夫か?」っていう。[01:30:00]

F氏:「大丈夫か?」ってなるんで。

戸田:あんまり心配されるのもしんどい?

F氏:うん。好きじゃないですね。

戸田:好きじゃない。

F氏:はい。

戸田:F氏さんのなかで、たぶん悪気はないと思うんですけどね、「大丈夫?」とかさっきの知らないおばちゃんみたいに「かわいそうやね」って言われたら、やっぱりちょっと「違うよ」って思う気持ちと、こんなふうに接してもらえたらなっていうのがイメージとかあります?

F氏:まあ、なんですかねぇ。生徒とかもやっぱ、気になる子は気になる子いるんで、「先生、手どうしたん?」みたいな。「うん、元気やで」って言って、「君らより元気やで」みたいな。まあそんな感じで簡単に返したりぐらいはするんですけど。なんですかね。どんな。友だち、まあ、すごい仲いい友だちは、手掴んで、すごいまじまじと見て、「ほんまに爪ないな」みたいな。「ほんまにないなぁ」って「ないやろ」って言って。逆に清々しいかなって。

戸田:なんかけっこう受け止め方って、人によってだいぶ違うなって。今までいろんな方のお話聞かせていただいて。やっぱり聞かれる。説明するのがすごいめんどくさいっていうのと、さっきF氏さんが言ってくださったように心配される。違うよっていうのと、心配される要素も全然現実と違ったりとかって、それはしんどさもあるみたいな話とかって。要するにF氏さんが言ってくださったように、過剰に心配されるのも負担やなぁと思って。

F氏:なんでもかんでも病気のせいにしたくはないなと思って。なんでも反抗心ばんばんでテニスやったり弓道したり。

戸田:それは反抗心がちょっとあったんですか?

F氏:反抗心。そうですね。「君には一人暮らしはむりだよ」とか言われたんで、病院の先生に。

戸田:おじいちゃん先生に?

F氏:「いや、やったるわ」と思って。

戸田:そうか。なるほど。一番、さっき話はじめのときに、私、ちょっとずれてるって。どこがどうずれてると思ってはんのかなぁと思ってて。

F氏:反骨精神。「いやいや」と思って。

戸田:「いやいや、やれるよ」って。

F氏:人に決められたくないしみたいな。

戸田:わかります。私もそうでした。

F氏:決められたことやるほうが楽なんですけど、自分でやりたいこと何かなぁってさがすのも。ふわふわしてるんで。

戸田:テニスも弓道も、テニスは最初反対されて。そうか、おじいちゃん先生に。

F氏:おじいちゃん先生に、「やめたほうがいいんじゃない」って感じで言われてて。でも、中学校が人数○○人しかいないんで、テニス部しかないんですよ。

戸田:え。クラブが?

F氏:はい。しかも、部活入りなさいみたいな。で、強制テニス部になるじゃないですか。そんなん小学校の頃はなんとなく知ってたんで。

戸田:やるんやろうなって。

F氏:やる気まんまんで。

戸田:(笑) やる気まんまんやったん。

F氏:はい。テニスやったらできるやろうと思ってたんで。

戸田:直じゃないしっていうので。

F氏:道具使うし。バトミントンとかも別に好きやったんで。

戸田:このサンドイッチ、初デートのときはだめですね。

F氏:そうですね。バラバラしてますね。

F氏;幅がありますもんね。

戸田:そうなんですよ。覚えといてください。初デートのときはこの。

F氏:これもちょっと危ないですね。

戸田:危険ですね。初デート危険です。その彼とはデート行かなかったんですか?

F氏:はい。行かなかったというか、けっこう遊んでたんですけど。犬の散歩とかしたり。[01:35:00]

戸田:いいですねぇ。

F氏:いけるんじゃないかなと思ってたんですけど、無理でしたね。

戸田:そうでしたか。
でも、ご両親は反対されなかったんですか?一人暮らしのとき。

F氏:ああ全然。大丈夫でした。

戸田:いいご両親ですね。

F氏は:はい。最初、「寮に入ったら?」って言われたんですけど、「え。でも風呂あるし、いや」って言って。

戸田:あ。そうか。ほんまやねぇ。

F氏:「共同スペース風呂あったらちょっと無理やな」って言ったんで、で、「わかった」ってことで、1年目からアパート借りて。

戸田:共同生活で、食事は別に。お風呂が一番。

F氏:そうですね。

戸田:プライベートなところじゃないと、ちょっとしんどいなって。なんかそういうところでちょっと気持ちが、ちょっと控えめになっちゃうこととかってありますか?

F氏:そんなないと思いますけど。基本、ポジティブシンキングで生きてるんで。無理やったら無理やろみたいな。まあ諦めは。

戸田:うんうん。そこをもう無理くり押してとかって。練れる範疇でやって(01:36:40)。

F氏:できないこと増やすよりかは、できること多いほうがいいなとは思うんですけど。そんな無理に別に風呂入らん、銭湯入らんくたってまあ、みたいな。

戸田:ほんまやねぇ。

F氏:憧れは、風呂に入ってすぐ出て拭いて着替えるっていうのが小っちゃい夢ですけどね。

戸田:小っちゃいときからお風呂入って。

F氏:湯冷めしてから着るんで、服。手当して。

戸田:終わって、ほかほかで服着てごろんっていうことが。

F氏:そうそう。そんなんやりたいなと思うんですけど。

戸田:あと、おっきい銭湯とか。

F氏:ゼミ旅行で、○○まで行って。けっこう温泉有名じゃないですか。○○行ったとかではないんですけど、旅館泊ったし、入りたかったなとは思うんですけど。

戸田:そのときは部屋風呂で?

F氏:もう入らずに部屋風呂で。ただただ現代チックな部屋風呂の。よくあるホテルの風呂入ってました。

戸田:それは、みんなゼミ仲間は「入らへんの?」とか。

F氏:でもなんていうんですか。女子なんで、生理の子とかもいて、一緒に、「私も入らへん」みたいな。

戸田:前、別の女性の方に、生理が始まったらすごい症状が治まったっていう方がいて。

F氏:へぇ。そうなんですか?

戸田:あんまりそんなんは関係ない?

F氏:そんなんなかったですねぇ。

戸田:女性ホルモンが一定安定してくると、なんか症状が落ち着いて。そういうの関係してるんかなぁと思ってお話。

F氏:へー。ないかもしれないです。

戸田:個人差なんかなぁ。

F氏:でもまあ成長につれ、不必要な怪我はなくなったりとか。

戸田:転んだりとか?

F氏:転んだりとか、変に手に傷つくったりとか。小っちゃい頃ずっと手に包帯巻いてたんで。だいたいピースしてたら包帯巻いてるみたいな。

戸田:なんか巻いて歩いてはるみたいな。

F氏:でも、今、腕とかもそんなにないんで。こっちなってくると、ちょっと寝相が悪い分、ちょっとひどいんですけど。

戸田:お家の、朝ちょっと事件現場っぽくなってるけど、一人暮らしのときは、それ毎日自分で洗濯。

F氏:ああ。そんな毎日はしてないです。

戸田:事件現場を二、三日そのまま。

F氏:はいそうです。事件現場になっていいような色にしてます。カバーを。

戸田:さっき言ってはったね。まっ白のシーツがちょっと苦手。

F氏:茶色とかオレンジとか。

戸田:シーツをもう、そのものを。

F氏:自分が気づかないような色に。

戸田:見た目的にハッとなるような。[01:40:02]

F氏:はい。

戸田:どうしても皮膚って見られる。自分も見えるっていうところで、それぞれでみんな工夫してはる。「白い服は着ないんです」みたいな方も。さっき言ってはった、パラっと。

F氏:シャツインで。

戸田:シャツインでとか。で、首元がね。それぞれの工夫やなと思って。今、伺ってて。アクセサリーとかない?でももともと。

F氏:もともとしないですね。

戸田:好きじゃない。

F氏:たまにイヤリングぐらいはするんですけど。

戸田:イヤリングぐらいやったら。

F氏:大丈夫ですね。あと、そうですね、特にしないですね。

戸田:指輪もせえへんねぇ。

F氏:はい。しないです。

戸田:なんかもともとがあれやねぇ。

F氏:質素な。ファッションにそんなに興味ないんで。服着れたらいいみたいな。

戸田:覆ってたらいいよみたいな。

F氏:はい。

戸田:じゃあ家にいるときも、もうそんなに。学校行くときは、シャツと。

F氏:もうほんと、こんな感じですよ。

戸田:ジーパンで?

F氏:はい。ジーパンで。

戸田:そっか。学校の先生とかやったらあれやもんね。子供に、むちゃくちゃやもんね。

F氏:高校とかやったらスーツの人とか多いんかなと思うんですけど、中学校けっこう。もう運動やってる人とかやったらもう、ヨネックスのジャージとか。別に○○部でもないんで、せめてちょっと先生っぽい、シャツっぽいのと、下も、ふざけてない。

戸田:F氏先生ですもんね。

F氏:F氏先生。

戸田:最初、違和感ありました?

F氏:そわそわしてました。自分で、「先生はなぁ」とか言うのはやめようと思っとたんですよ。あんまりちょっと。

戸田:ほんならなんていうの?「先生はなぁ」とかじゃなかったら。

F氏:普通に、「私やったら」みたいな。あんまし先生強要しやんとこって思って。でも、もう2学期目ですけど、名前覚えてなさそうやなっていう子もいますけどね。「先生」「先生」って言ってくるんで、「名前しっとる?」みたいな。

戸田:知ってますよそんなん。熱いのはちょっとやっぱり水疱。

F氏:はい。

戸田:唐揚げとかかき揚げとか。ガチガチ系。あんまんも大丈夫ですか?

F氏:あんなんも痛いですね。たまに。

戸田:けっこうそれも。

F氏:まあ、なんですかね。

戸田:それぐらいやったら大丈夫?卵サンドは美味しいですけど、初デートでは食べたらあかんっていうのが今日はよくわかりました。今日の学びです。

F氏:ガリガリのそういうコロッケとかは、別に、ちょっと口の中切れるかもしれないんですけど、切れるぶんには全然よくって。熱いの飲んでるときにこう水疱ができるほうが大変で。

戸田:あとが痛い?

F氏:飲み込むたびに水疱が広がっていく感じがするんですよ。それが痛覚で痛い、飲み込みにくいってなるんで、むりやり、はさみ持ってたら切ります。水疱を。

戸田:こう、開けて。

F氏:したほうが、はい、楽です。

戸田:水疱切るときは痛いでしょ。でも。

F氏:痛くないです。

戸田:痛くないの?

F氏:はい。もう皮だけなんで。そこの上のとこ。

戸田:痛覚はなくって。

F氏:はい。

戸田:広がっていってビラビラするほうが。

F氏:痛いです。

戸田:熱い食べ物は気を付けないと。

F氏:調子にのってたらほんと。うまいうまいって食べてたら大変なことになるんで。

戸田:石焼きビビンバとかガツガツいってたら。

F氏:石焼きかぁと思うだけで。石いらんのになぁって思って。この前もラーメン食べにいったら、その店主さんが「熱々のうちに食べなよ」とか言ってくるんで。ありがとうございます、みたいな。

戸田:熱々かぁみたいな。

F氏:熱々かぁと思って。冷めてほしいんやけど、みたいな。[01:45:02]

戸田:ちょっと厳しいんですよ。体調的にはもう季節問わず。

F氏:うん、そうですね。

戸田:夏場のほうがしんどいっていう。暑くて。

F氏:汗かくぶん、とれやすいっていうのがあるかもしれないですね。

戸田:ぺろんと。ぺろんといっちゃうねんな。

F氏:はい。手当がしにくいぐらいですかね。夏。汗かいて。ひっつきも悪なるんで、その、一番最初に貼ったときも、汗拭いてなかったら。

戸田:みんな***(01:46:03)のメピレックス何枚かカバンに入ってる。

F氏:そうですね。たまーに。

戸田:ぺろっといったとき用に。ほんまやなぁ。でも今は、ほんじゃあ別にそんなガーゼかますこともなく。

F氏:ガーゼ全然使ってないですね。

戸田:ほんまやね。ほんじゃ、昔のガーゼとかに比べたら楽ちんになったなって。めんどくさいですね。軟膏塗って、ガーゼ、テッシュ巻いてっていう。

F氏:今はもう貼るだけでいいんで。

戸田:F氏さん、将来、こんなんしたいとかあるんですか?「絶対担任になってやる」とか。

F氏:でも見てて、「担任えらそうやな」とか思ってしまうんですけど。

戸田:えらそうなんですか?

F氏:はい。なんかやっぱ、学力差があると。あと、生徒らも小学生からの、何も変わらないメンバーで来るんで、なんか問題とか抱えたたりしたら、そのまま残ってもう中学生に上がってくる。

戸田:あんまりその解決まではいかへんけれども、ちょっとこう。

F氏:今、一年生見てるとそんな感じするんで、「うわ、大変や。一年生のクラス」と思って。二年生、今、私らが見てる、副担任としてやらしてもらってる二年生は、だんだん良くなってきたみたいな。

戸田:ちょっと修正が。

F氏:はい。修正。

戸田:軌道修正が。

F氏:ちょっとうるさかったのに、おとなしなってきたなみたいな。

戸田:今、○?

F氏:○。

戸田:△の中学校?

F氏:△と△とか、地域で○つに分かれてて。○○ってとこで。

戸田:いくつかの中学校の。

F氏:はい。

戸田:ふーん。授業の様子を見てみたい。

F氏:もうほんと適当やってます。

戸田:適当なんだ。

F氏:最近は、教材研究っていうんですけど、授業準備。それがだんだんストックがなくなってきて、ちょっとやばいなと思いながら。でも一年生、得意な子と苦手な子がいるんで、プリントで統一して、書く量を少なくしてっていうふうにやってるんで。そのプリントを作るのがちょっと時間かかりますね。

戸田:けっこう家帰っても準備したりとか。

F氏:はい。ずっとしてますね。

戸田:春、拾いにいく間ないですね。なかなか。

F氏:そうなんですよ。まだちょっと春拾いにいけなくて。当分お預けかなと。

戸田:春が、転がっててもちょっと拾いにいけないですね。

F氏:はい。先生らの集まりで、青年部会ってなんか、30歳以下の若い人の集まりあるんですけど。で、週1でバレーみたいな。月1かな。

戸田:踊りじゃなくって。

F氏:はい。踊りじゃない。それ無理って思って、行ってないです。

戸田:それは他の学校の先生も?

F氏:はい。

戸田:なんか春が転がってそうな予感がしますね。

F氏:「行ったほうがいいよ」って言われました。春、転がってるかもわからんって。[01:50:02]

戸田:春、転がってる感じがすごくしますね。見学だけでも。春の予感。でももし、お付き合いする人にも、ちょっと皮膚が弱いんだっていうのも知っていてもらいたいですね。

F氏:そうですね。

戸田:○?

F氏:うん。

戸田:干支でいったら何になるの?

F氏:えっと、○なんですけど。。

戸田:○や、ほんまや。干支を聞くのはね、だいぶ年配の人が言うと…。

F氏:そうなんですか。

戸田:そやんね、○。

F氏:はい。

戸田:初任給はなんか買ったんですか?

F氏:絵描くのが好きなんで。

戸田:絵描く?

F氏:でもそんな、上手いもんじゃなくて、落書き程度なんですけど、授業でも使えるかなと思って。ペンタブっていうんですか、わかりますかね。機械でパソコンに繋げてこう描けるように。

戸田:描いたやつがデータで。

F氏:そうです。そうです。それちょっと買って、今たまに使ってます。親にはお酒とケーキを買っていきました。

戸田:親孝行。お祖母ちゃんもご健在で?

F氏:はい。

戸田:一緒には暮らして?

F氏:地域一緒なんですけど、家は別で。祖母は娘と祖父と一緒に暮らしてるんです。3人で暮らしてるんで。家も500メートルも離れてないとこにあるんで、まあそんな心配して見にいくこともなく。まだまだ元気なんで。

戸田:地元から出たいとかは?

F氏:うーん。病院のせいで思ったことはありますね。

戸田:おじいちゃん先生?

F氏:はい。もう出たろかなとか。

戸田:ほんまやねぇ。○の先生はいい先生やねんな。

F氏:はい。○戻ったろかなと思ったんですけど。

戸田:ほんまやねぇ。

F氏:○学校多いし、友だちおるし。

戸田:そっかそっか。大学もねぇ。ほんまやねぇ。おじいちゃん先生。

F氏:移ったろかなと思って。

戸田:ほんまやねぇ。だってね被覆材もくれへんし。

F氏:くれへんし、数減らされるし。

戸田:どういうことですかぁ?いうて。

F氏:もうちょっと頑張ってよって思ってますね。

戸田:ほんまやねぇ。おじいちゃん頑張ってよ。友の会はよく行ってはるんですか?

F氏:全然行けてないですね。

戸田:○年。○年前の○大学の。

F氏:○大学のと、○○の交流会の。

戸田:○年?

F氏:○年ですかねぇ。

戸田:いました、いました。

F氏:いましたか?

戸田:もう全然。

F氏:全然私も。

戸田:○○さんが「よく来てくれるんや」いうて。

F氏:いや、もう全然ですよ。

戸田:「すっごいいい子なのよ」言うて。○○さんからしたらもう娘みたいなもの。

F氏:○○さんにも弓道してるとかテニスしてますよとか言ったらすごい食いついてくれて。「話してほしいわー」みたいなの言われてたんですけど、そんな別に。

戸田:やりたいことはやってたしっていう。ちょっとそのおじいちゃん先生に、「一人暮らし無理だよ」とか。ちくしょーって。

F氏:そうそう。あんまり好きじゃないんで、あの人。看護師さんはけっこう、もう中学生の頃から行ってるんで、私、下の名前、○○っていうんですけど、「○○ちゃん、○○ちゃん」ってけっこう顔パスでいけるぐらいの。

戸田:顔パスなんだ。

F氏:けっこう良くしてもらってるんですけど、先生とは合わない。先生もけっこう気にしてくれてるんですけど、「学校どうや?」みたいな。「慣れてきたか?」みたいな。[01:55:02]

戸田:就職してね。

F氏:心配してくれてるんですけど、ちょっと。

戸田:必要な分はほしいなって。遺伝子検査は、ご両親はされて?

F氏:どうなんですかね。○○かどっかで、***(01:55:30)送って、で、結果がけっこう待ったんですけど、結局わからずみたいな。

戸田:劣勢栄養障害型か接合部型のちょっとあいまいな。ふーん。じゃあ今難病の助成、申請のやつは、おじいちゃん先生が書いてるってこと?

F氏:あれは保健所がなんかこう。

戸田:たぶん、診断書は先生。

F氏:診断書はそう。そのはずなんですけど、でも血液検査とか特になくて。○市立のときは、毎月9月の申請前ぐらいに審査して、血液検査と尿検査で、「こうこうですね」みたいな、「ちょっとたんぱく少ないですね」みたいな言われて、「ああ、そうなんですね」みたいな、やってもらうんですけど、個人病院そんななくて、検査が。やらんでいいんかなとか。

戸田:ほんじゃもう、診断書だけぴゃーって書いて。そうかそうか。なんかね、コロナでちょっと病気、持病があるっていうのでなんか気に留めることとかって。

F氏:なんか入り口が多いんじゃないかなって心配がありますね。

戸田:ああ。その、入って来はる。ここだけじゃなくって。

F氏:そうそうそう。なんか最初、目からもうつるみたいなの聞いてたんで。

戸田:最初ねいろいろ、デマというか、いろんなもんが。

F氏:入り口いっぱいあるとか思って。

戸田:ちょっと覆っとかなあかんかなみたいな。

F氏:いつでもウェルカムになっとるなみたいな感じで。

戸田:意図的に覆っとかなっていう意識が働いたりとか。

F氏:別にそれは。

戸田:なかった。

F氏:はい。

戸田:でももう、どちらかっていうと先生としての立場のほうがあれですよね。生徒との関係で、学校で。

F氏:そうです。そうです。なるべく生徒に見られる側やし、傷とか見られるぐらいやったら貼って覆ったほうがええかなっていうのが。けっこう上のほうに出たりしたら、もう貼って。

戸田:メピレックスを。

F氏:「先生それどうしたん?」って言われたら、「寝相が悪いねや」って。

戸田:同僚の人たちからは聞かれることとかは?

F氏:そんなないですね。

戸田:子供のほうがまだ。

F氏:○○の先生が、いい皮膚科を紹介してくれたんですけど。「アトピーとかすごい治るから」とか言って。「ありがとうございます」って。

戸田:アトピーじゃないんだけどなぁみたいな。

F氏:はい。△△やしと思って。紹介されたところ。2時間ぐらいかかるなぁって思って、車でも。△△やったら県庁所在地のとこなんで、△からやとたぶん2時間ぐらいかかるかなって思うんで、厳しいなぁって思って。

戸田:○○先生のところには、今、年に。報告みたいな感じですか?

F氏:行ってないですね。なかなか。

戸田:でもそんなん一日がかりですよね。○大行くって。

F氏:そうですね。○大やったらもう一日がかりで。行くなら車かなと。

戸田:半休とって行くとかっていうわけじゃないですね。

F氏:はい。

戸田:お母さん、「○○先生にそろそろ見せに行ったら?」とか。

F氏:もう最近はないですね。

戸田:お母さんも、もうそういうの言われず。

F氏:はい。

戸田:じゃあケアとかそういったことは、もうF氏さんに任せるって。

F氏:そうですね。

戸田:しっかりしてるもんね、F氏さん。ええお母さんやお父さんやなぁ。

F氏:その代わり、血まみれのメピレックスボーダーが落ちてたりしたら、「お前大丈夫なんか?」みたいなのはありますけど。「大丈夫です」みたいな。

戸田:じゃあ別に今、お母さんが症状を把握してるとかっていうわけではなくって、F氏さんご自身で対処されてる。

F氏:はい。

戸田:ぽろぽろ落ちてる。

F氏:ぽろぽろ落ちてるんで。毎回怒られて。

戸田:「落ちとるで」って。

F氏:はい。トイレとかもう絶対。トイレは解除するしかないんで、もう、シャツインを。落ちてる確率が高いですね。[02:00:00]

戸田:でも、職場でトイレ行ったときに、パラパラと落ちたり。

F氏:それは拾っても落ちてって。

戸田:拾って、で、新たに貼り換えなくても大丈夫?

F氏:たぶん、落ちるとこはほとんど傷口も乾いてるんかなみたいな、っていう予想があるんで、もうほっときます。

戸田:落ちる程度やったら別に。

F氏:はい。もういいかなって。

戸田:ちょっとひどくなってるなっていうところは、そもそも落ちない?

F氏:落ちないし、あと、落ちてるやつがすごいぐちゃぐちゃやったら、もうやばいかもって。そりゃあちょっと、どこに落ちたんやろう?って探して。

戸田:で、貼り換え。

F氏:はい。

戸田:でも、落ちたやつがけっこうさらっと。

F氏:さらっとしてたり、たぶんかさぶたで粘着力が。かさぶたついてると、その分、粘着力が落ちてくるんで。それで落ちてたんやったらもういいかって。

戸田:なるほどそうか。お腹いっぱいになりましたね。

F氏:お腹いっぱいになりますよね。

戸田:びっくりしました。小っちゃいときから、残してはいけないっていう。あります?そういうの。

F氏:はい。

戸田:残したら。うーん、多いなぁとか思って。美味しかったです。週末どっか遊びに行ったりとかは?このへんとかやったら。

F氏:このへんは。そうですねぇ。あんまりないですね。だいたい他の先生とかに聞いてると、△△行ったり。

戸田:△△はけっこう町で。

F氏:けっこう町ですね。取りあえず北のほうに、○に近づくほうに行くっていう。

戸田:○が一番、町?

F氏:○は○○で一番発展。

戸田:○って○○。○じゃないんや。

F氏:○じゃないです。一番発展してる。

戸田:○で一番町はどこになんの?

F氏:え?どうなんですかね。県庁所在地、やっぱり△△なんですかね。

戸田:△△なんですね。□は?

F氏:□もけっこう栄えてると思います。

戸田:今日、来る途中、□で降りて。□はどう?

F氏:そうですね。街のなかで。けっこうなんでも揃ってる街かなと思って。

戸田:大学は○市。

F氏:○ですね。

戸田:どっか街に出たいとかないの?街の学校で働きたいとか。

F氏:そんな別に、たぶん大丈夫。そんな多くても少なくてももう。今、生徒がちょうど大人しい生徒ばっかりなんで、恵まれてるなって思いながら。反抗的な生徒もなく。

戸田:まあでも、やんちゃな子供、生徒さんいても、F氏さん、ドンと構えてるような気が。あんまり動じてない気が。

F氏:はい。ちょっと怒ってみたり。

戸田:「それどうなん?」とかって。F氏さんご自身は、「ちくしょう」とか「ぐれてやるぜ」みたいなときはなかったんですか?

F氏:そんなないですね。何も反抗期もなく。

戸田:おじいちゃん先生に対する、「やってやる」「私できるわよ」っていう。

F氏:それぐらいで。

戸田:なんかこう決めつけられるのって嫌ですよね。

F氏:そうですね。

戸田:でもできる範囲でって。

F氏:できる範囲で。

戸田:ごめんなさい。2時間経っちゃった。ありがとうございます。なんかもう質問ばっかりで。

F氏:ああ、大丈夫です。何か聞きそびれたことがあったら、別になんでも。

戸田:でもすごい工夫してね、やりたいことをやるっていうのはすごい。○○さんも言っておられたんですよ。「すごいスポーツもしてて、びっくりしたのよ」とか言って。「体調大丈夫だったのかしら」って言って。

F氏:たぶん軽度なほうで、いろいろまだやれる余地がある感じやったのかなっていうのもあるんですよ。

戸田:目の症状とかも大丈夫?

F氏:目は、そうですね。

戸田:食道とかも大丈夫?

F氏:食道とかも、はい。細いんかなとは思いますけど。

戸田:そっか、飲み込むときにちょっと、飲みにくい?

F氏:飲みにくいみたいな。錠剤とか飲みにくかったり。

戸田:だから、そうか。さっきパウダーって。

F氏:ああ。なるべく粉薬のほうが飲みやすいってなりますけど、カプセルも自分で噛んで、ちょっとスマートにしてから飲んでるんで。[02:05:02]

戸田:細くしてから。

F氏:あんまりよくないんだろうと思いながら。

戸田:食べる量もちょっと、一口の量も、あんまりこうグッとすると、ちょっと入りづらいかなみたいな。

F氏:そうですね。もともと口もあまり開かないみたいな。

戸田:口角切れたりとかあります?

F氏:あ。なんですかね、切れたりはないんですけど、歯医者に行ったら、ここの、引っ張れないらしくて。

戸田:ああ、こう。グー。

F氏:グーって。で、奥歯の、この前、治療が難しいのでって。でも早いうちに、虫歯あったらしいんですけど、「虫歯治しとかなあかんから、ちょっとやるわ」って言って、すんごい引っ張られて。

戸田:ほんならここちょっと切れたりとか。

F氏:中、水疱になってました。

戸田:ああ。そう。痛いなぁ。

F氏:こっちはまだ伸びるんですけど、こっちは全然伸びん。

戸田:左右差があるねんな。

F氏:左右差があるらしくって。歯医者やばかったですね。

戸田:歯医者さんね。だから虫歯予防。

F氏:そうですね。その、引っ張りも悪いんで、歯ブラシも届きにくいみたいな。

戸田:ごめんね、昨日、土曜日出勤。

F氏:いやもう全然。

戸田:知らずとは言え。

F氏:火曜日があるんで。

戸田:あ、そうか。

F氏:火曜日休みがあるんで。またこの土曜日の休みもいつか取るんで。

戸田:ほんまやね。でもしわ寄せが。

F氏:そうなんですよ。しわ寄せがどっかに。

戸田:今日はありがとうございました。

F氏:いえいえ全然。良かったです。

戸田:なんか疑問点あったら。

F氏:疑問点。

戸田:今回のこのやり取りで。大丈夫?

F氏:たぶん大丈夫です。特に。

戸田:ありがとうございます。じゃあ消しますね。ありがとうございました。[02:11:59]

【終了】




*ページ作成:岩ア 弘泰
UP:20210308 REV:20210818, 20220113
表皮水疱症  ◇こくりょう(旧国立療養所)を&から動かす  ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築  ◇病者障害者運動史研究 
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